叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

新チーム発進!

1月9日(土)御所グラウンドにおいて、新チーム最初の練習を行いました。

う~寒ッ!気温は氷点下。
しかし、みなさん元気な顔を見せてくれました。
全体あいさつの後、新体制の発表、チーム構成の発表を行いました。

指導者の配置は以下の通りです。
Mチーム・・・監督 田中、学生コーチ 清水・小林
3Aチーム・・・監督 瀧本、学生コーチ 藤本・喜多
2Aチーム・・・監督代行 北村、学生コーチ 土井

昨年末に4回生の学生コーチが2名卒団し、現在学生コーチは6名ですが、春以降に二人増やし8名体制に戻し、2Aチームを分厚く指導できる体制を作る予定です。
学生コーチは、全員が硬式野球経験者です。現役時の知識に加え、練習時や指導者ミーティングで、最新の野球知識を身に付けてもらいます。チームとしての指導方針の徹底や学年別の指導方法なども、指導者ミーティングで話し合います。
学生コーチの配置については、経歴やポジションや個々の持ち味などを考慮し、適材適所に振り分けています。
しかし、豊富なコーチ陣です。
TKドラゴンズでは、少年野球には珍しく保護者が指導をすることはめったにありません。
もちろん、保護者の中には指導をできるレベルの方もおられますが、そういう方には補佐としてコーチをしていただく程度にしています。
理由は色々あるんですが、ズバリ言いますと毎年ムラのない指導をするためなんです。
野球経験者であれば、1~2年間なら我が子の属するチームを情熱的に指導することは可能です。
私、これが少年野球の欠点だと思っています。
学年によって情熱が異なってしまったり、戦い方や指導方針が監督によって違うということが起こります。
同じチームなのに、学年によって別のチームになってしまうんです。
こうなると、TKドラゴンズというチームがどういう野球を指導しているチームなのか、判別できなくなるんです。

指導者に指導方針を徹底することが、TKドラゴンズの野球をどの学年にも指導できる唯一の方法だと感じ、実行しています。
野球の戦略に、正解不正解はありません。バントで点を取る戦略もあれば、守備を固めて守り勝つ戦略、足を使ってかき回す戦略、打ち勝つ戦略、管理野球もあれば自分で考える野球などいろいろです。
TKドラゴンズは攻撃は打って打って打ちまくり、投手は投球制限を設け故障を防ぎつつ役割を全うし、守備や走塁は自分で考え判断する野球です。
選手や保護者の皆さんがどういう野球をやりたいか、お子さんにさせたいかということが、チーム選択の基準になると思います。
しかし、随分チームのカタチが作られてきました。これが完成形というものはありませんが、その時その時に必要なスタイルを追求して行きます。

マネージャーは以下の通りです。
統括MG・MMG・・・桝添
Mサブ・3AサブMG・・・鈴木
3AMG・・・宮﨑
2AMG・・・西川路
2AサブMG・・・大西

MGの役割は重要です。
団員が多いと、私や各監督が保護者の皆さん一人一人とお話しする機会も少なくなるため、MGを通していろいろなことを発信していただきます。
そのため、MGとは綿密な打ち合わせが必須となります。大変な役割ですが、MGのみなさんよろしくお願いいたします。

さて、この日の練習は体力測定。
遠投とベースランニングのタイムを計測しました。
Mチームは、この数字でスタート時点のある程度のポジションを描きます。
投手、捕手、ショートという順で肩が必要になります。

新6年生の場合、遠投53m以上でピッチング指導対象ライン、55m以上が投手合格ラインとしています。
この日55mを超えてきているのは安念56.6mと森56.1mでした。いずれも投手経験者ですので妥当なところでしょうか。
新5年生の場合、43m以上がピッチング指導対象ライン、45m以上が投手合格ラインとしています。1学年で10mの差があります。
この日45mを超えていたのは千間48mと西浦47.2m、鈴木46.4m。いずれもMチームに昇格している選手達です。
Mチーム新4年生小倉の40.3mは、2年後が楽しみな数字です。

ベース1週のタイムは守備力、走力に影響します。
新6年生で16秒台前半なら、ノーサインで盗塁してもいいレベルですし、ショートやセカンドなど瞬発力の必要なポジションも任せられます。
17秒前半で、盗塁のサインが出せる目安にしています。

この日16秒台を出したのは、森16.31秒と新5年生の千間16.43秒。17秒台前半は安念17.25秒、小松17.35秒。
ここまでは、大事な場面でも盗塁のサインを出せます。
新5年生では鈴木17.66秒、佐藤17.79秒も速いと言えます。

TKドラゴンズは、データを重んじる野球でもあります。
打率や打点や出塁率で打順は変動しますし、盗塁などの作戦面でもタイムを重視します。
数字は重要な判断材料なんです。て言うか数字以外に判断しようがないんですけどね。

このデータは新チーム最初の段階です。この日はケガで見学の選手もいましたが、また測定します。
数か月に一度は測定をしますので、数字の伸びる選手は必ず出てきます。
楽しみですね。

最後に、この日の記録を基にほぼ同タイムになるような組み分けをして、ベースランニング対決をしたんですが、1回戦がなんと!ほぼ同着となり盛り上がりました。
アンカーがマウンドにボールを捕りに行く際に、ぶつかりそうで危なかったので、2回戦からはボールを二つにして対応しました。
分け方もうまかった。でも同着のベーラン競争なんてほぼ見たことないですよ。
タイムは正直だということの実証にもなりました。

さて、今シーズンはどんなチームになるんでしょうか。楽しみですね。
一年間頑張っていきましょう!

また緊急事態宣言が出るようですが、MGとも話し合いチーム活動方針を決めます。
連絡をお待ちください。