甲子園出場経験を持つ監督が、最新の野球理論を取り入れ、普通の少年野球チームでは教えない高度な野球を実践し、メンバーの個性を活かした勝つチーム作りをしています。

野球の指導方針

自分自身でプレーを判断できる選手に育てる。

野球は瞬時の判断力が必要です。
TKドラゴンズでは、試合のプレー中はフィールドに立つ選手たちに「誰が捕れ」「どこに投げろ」「走れ」「止まれ」などの指示をすることはありません。
そういったことは練習で指導し、試合では選手の判断にゆだねます。

これは、野球をするうえで必要な判断力を身に付けてもらうためなのです。
指導者の指示を聞いてから動いていたのでは遅いですし、指示ばかり出すと選手が自分で考えることをやめてしまいます。
私は、野球に限らず自分で考えることが子どもたちの成長につながるのだと思っています。

選手起用は年功序列ではなく実力を優先する。

TKドラゴンズでは、高学年から順番に選手を起用することはしません。
試合に勝てるメンバーを起用します。

スポーツは、実力の世界です。
結果を出せる選手がフィールドに立つという基本的な考えです。
6年生の試合でも実力のある5年生や4年生をどんどん使います。

練習の出席率や自主練習などの努力は評価せず、結果を評価する。

努力を評価しないというのは、努力をするなと言っているのはありません。
結果を出す選手は、必ず努力をしていますし練習も休まず来ています。ただ、努力が全て報われるわけではありませんし、努力の仕方や量でも結果は違ってきます。
努力を評価してしまうと「努力してできなければ仕方ない」という考え方になりがちです。私は「必ず結果をだす」という強い意志を持てる子どもに育てたいと思っています。

選手個々の力に応じて指導し、秀でた部分から伸ばし試合に活かす。

チームの選手全員が同じ指導を受けるわけではありません。
守備力や打力や走力に応じた指導をします。
TKドラゴンズでは選手の劣っている部分を底上げするのではなく、秀でた部分を伸ばすという考えで指導を行います。
もちろん底上げは必要ですが、個々の秀でた部分を伸ばし自信を付けさせてから劣っている部分を伸ばした方が経験上伸びやすいのです。

試合でのミスは責めない。ミスは指導者の責任である。

試合後や練習後のミーティングは、プレーのミスを責めることはありません。できたことをほめます。

私は、活動後のミーティング(選手を集めて指導者が話をすること)は選手たちのモチベーションを高める意味で行っています。
私は、試合でミスを極力出さないように練習で指導し、選手に結果をださせることが指導者の役割だと思っています。
ミスした選手を責めるということは、自分の指導力の低さの責任を選手に押し付けているだけだと思うのです。ですから、試合でミスが出てもミーティングで叱ることはありません。次の練習で修正するだけなのです。
活躍した選手はほめます。結果を出すということは難しいことです。その成果を指導者として喜び、素直に選手に伝えます。

礼儀の指導方針

挨拶の基本は子どもたちの方から指導者に挨拶をさせる。

日本は縦社会の国です。
もちろん今後どのような考え方になるか分かりませんが、現在のところ縦社会です。
下の者から上の者に挨拶をすることを要求されます。
社会に出て自然とそういう挨拶ができるように指導しています。
個人的なポリシーを否定するわけではありませんが、自ら進んで「おはようございます」「こんにちは」「失礼します」という挨拶をしないとやはり先輩や上司や仕事関係から「礼儀知らず」と思われてしまいます。それよりも「しっかり挨拶ができる」という印象を与えた方が日本では生きやすいのです。
よく「挨拶しなさい」とお子さんに言っている保護者を見ますが、これは試合中に「どこに投げなさい」と言っている指導者と同じです。事前に「先に挨拶しなさいよ」と教えておかないと親子ともども恥をかきます。

感謝の気持ちを表す

なにかしてもらったら「ありがとうございます」は基本です。

敬語を使えるようにする

低学年はまだ厳しく指導しませんが4年生以上は必ず敬語で指導者と話させます。挨拶とともに礼儀として必要な要素です。
日本に敬語という言葉がある以上、使えなければ意味がありません。
そのうち使えると思っていると結局使えないまま大人になってしまいます。
家庭で敬語を教えない今日、どこかで誰かが必死に教える必要があるのです。

保護者の方にも挨拶をしてもらう

指導者やスタッフに保護者の方も挨拶をしていただきます。
当たり前のことですが、挨拶ができない大人の方が増えています。
親は子どもたちにとって一番の見本です。親が挨拶しない家庭は、こちらがいくら挨拶を指導しても身に付かないのです。

車での送迎の時にも保護者の方には出てきていただき、挨拶をしていただきます。忘れがちになることですが、親しき仲にも礼儀ありです。

時間厳守

何においても集合時間の5分前には来ていただいています。
これも癖のもので、5分前集合を身に付けておくと将来必ず役に立ちます。
どんな場所でも「しっかりした人」という印象を与え頼りにされます。