私がTKドラゴンズを設立したのは、「選手一人一人の優れている部分をみんなが認め合い、それぞれの役割に誇りを持ち、チームの一人一人が自信を持っている」 そういうチームを作りたいと思ったからでした。今もその想いはかわらず、一人一人を見守り指導しています。

TKドラゴンズ会長 田中 肇氏の背景用画像
TKドラゴンズ会長兼監督
田中 肇 (たなか はじめ)
立命館高校硬式野球部、立命館大学硬式野球部出身
第55回選抜高校野球大会出場
2005年11月TKドラゴンズ設立

ひとりひとりが輝くTK野球
2つの原動力

上達のためのその子だけのマスターピース

子どもは、骨格、筋力、体の軸や使い方のクセなど、ひとりとして同じ子はいません。その特徴を見抜き、その子にあった大切なマスターピースとなる上達のコツを1つさずけると、子どもは自ら10にも20にもふくらませる力をもっています。

自分なりのイメージを持ち、自分でやってみて、自分自身の感覚をつかみ、ものにする。そうやって、技術知識を正しく体得して結果を出させると、自信が湧き、もっと上手くなりたいという欲が出てくる。欲が出てくると自分で考えるようになる。

どうすればもっと打てるようになるだろう?
どうすれば打者を抑えられるだろう?
どうすれば次の塁へ進めるだろう?
どうすれば勝てるだろう?

自ら考えて練習に取り組み、大人が驚くほどの速さで成長を遂げていくものです。

自然に成長へ向かうマインドセットを育む

根性や管理で半強制的に何かをやらせることはありません。その子のレベルにあわせ、自ら意欲が湧くよう環境をつくり、待ちます。それは、上級生の中に入って練習することからはじまる自負心かもしれません。下級生の中に入れられることからうまれる悔しさかもしれません。驚くほど良い感覚をつかんだ瞬間に獲る本当の楽しさかもしれません。

その子の体験の中で、何かのきっかけで、上手くなりたいという欲のスイッチが入る瞬間があります。TKドラゴンズでは、そんな欲がでてきた子どもに、他の少年野球では教えることのない高度な野球知識と技術を教えます。子どもたちは違う野球の世界観が広がり始め、自然に目を輝かせて、高度で高い目標を達成していくようになるのです。

最後に

週3時間の練習で、週15時間以上の練習をこなすチームに勝たせることも度々してきました。他のチームで怒られ過ぎて野球を嫌いになった子が、もう一度野球を好きになってくれました。素人選手扱いされてやってきた子が、リトルシニアリーグにスカウトされ活躍しています。様々な大人から指導を受けてどうすればいいのかわからなくなった子が、本来の能力を発揮しチームを牽引しています。

子どもたちが、意欲を持って楽しみ、心置きなく成長する姿は、本当に頼もしく、純粋に応援したくなるものです。

そして、多くの親御さんが当番制にしなくても自然と手伝うことを申し出てくるのは不思議です。TK流のマスターピース(技術指導)とマインドセット(自主性の醸成)は、子どもたちが上達するための原動力となるだけではなく、親御さんにも影響が及ぶようです。そんな良い循環が、指導する私達にとっての喜びでもあります。

出会いは、運が運んでくるものなのかもしれません。
これからも、成長を一緒に喜べる良い出会いを心から楽しみにしています。