叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

これからも自由に打つために

昨年から学生コーチになりました、清水文貴(あやき)です。
僕もこれから毎週ブログを書くので、会長のブログを読んだついでに軽く読んでいただけると嬉しいです。

今回は、オンライン指導を1カ月見てきて、技術的なことではなく、感じたこと思ったことについて書きます。

まず、TKのチーム指針の1つでもある「フルスイング」。

これは小学生の野球を始めたばかりの選手たちが、今だからこそ身につけ、これから野球を続けていく上で大きな武器にしてほしいと思う徹底するべき指針だと思います。

オンライン指導の動画を見ると、大半の選手は、フルスイングができています。今後もフルスイングの練習を継続して欲しいです。

ではなぜ、「フルスイングを今のうちに身につけておくべきなのか?」。

少年野球という野球を始めたばかりで、楽しく野球をやることができるこの時期に、強い当たりを打てる快感を身につけた方がこの先の野球人生に活きるためなのです。

少年野球のこの時期にフルスイングができなければ、中学高校となればなるほど、身につけることが難しく、フルスイングができる選手にレギュラー争いに負けてしまう。もしくは上位打線を打たせてもらえず、下位打線しか打たせてもらえなくなります。結果、バントをする人という位置付けになってしまいます。

チーム内で一度そういったイメージが付いてしまうと、活躍の場がなくなるなと、僕の経験から感じています。

負けたくない。だからこそ「フルスイングは必要」なのです。

基本のスイングでフルスイングができれば、いくらでもまとまったスイングに修正することは可能なのです。しかしその逆に、小さなスイングでまとまってしまうとフルスイングに変えることが難しいのです。

ここからは僕の主観的な考えのため、きっと野球観が合わない方もいるでしょう。

僕は打って勝つ野球が好きです。

もちろん守って勝つことも大事です。いくら打っても相手に多く点数を取られてしまっては負けてしまうので。

中学、高校とステージが上がるにつれ、少年野球の時のように全員が全員、好きなように打つことができる野球はできなくなるでしょう。下位打線であればTKにはないバントもきっとしなくてはいけない状況が来るのです。

春や夏の甲子園を観ていても、場面によっては4番にバントをさせるチームも少なくありません。バントも勝つために必要な戦術ですが、やっぱりプレーをしていて楽しいのは、ホームランを打つ、ヒットを打つことではないでしょうか。

最初にも書きましたが、TKの大半の選手は「フルスイング」ができています。会長に指導して頂いたフォームを意識し、フルスイングでの素振り練習を続けていきましょう。

グラウンドで打撃練習をした時には、「打球が強くなったな」と実感できるはずです!