叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

ラストスパート!強化練習!

11月21日(土)22日(日)の二日間に渡り、丹波自然公園にて強化練習を行いました。
メジャーチームは、若竹杯ときぬかけ杯に優勝するためにラストスパートです。
例年なら全団員が宿泊し、厳しく楽しい二日間になるんですが、今年は仕方ないですね。
日帰りで二日間ということになりました。

前日までは暖かかったんですが、初日の朝は例年並みの気温。
体を温めてから練習開始となりました。

しかし・・・ベースランニングの途中で小倉が足をひねり、しばらく休憩。
ベースを踏む際に歩幅が合わず、大股で合わせに行ってベースを踏んだ時にひねったようです。
痛いのとみんなに遅れたくないのと・・・幼いなりに複雑な心境で休憩してたんでしょうねぇ。3年生ですから無理する必要はないんですが、早々に練習に合流してきました。
私は、根性なんていう大人が思うイメージのやる気というものを、選手に望むことはありません。やりたいかやりたくないか、これだけです。ケガの場合は、やりたいと思っていても無理な場合はもちろんやめさせます。
小倉のやりたい気持ちが、多少の波はあっても来年再来年最終年まで続くよう、私がどの選手に対してもしているのと同じように、いろんな知識や技術やヒントや刺激を与え続けます。

この時期になると、どんな理由にせよ、やりたいと思って一年間練習してきた選手と、そこまで思ってなかった選手の差は、大きくついています。3ヶ月あれば状況は変わる可能性がありますが、最後の二週間ではもう変わりません。一番よく分かっているのは選手達だと思います。
一年間は短いようで長いです。コツコツ積み上げた素振りの回数やトレーニングの量は、自信や結果となって現れます。
ただ、小学生で野球が終わるわけではありません。終わりだと決めるのも、まだまだやれると決めるのも自分です。もっと上手くなりたいと思えばやり続ければいいし、しまったと思ったらやり直せばいいのです。

午前中は守備練習となりました。
内外野に分かれてノックを行った後、立石、青山空それぞれが投手の場合を想定したゲームノックを行っています。
スタメンもほぼ固まり、最後の調整です。

急造ではありますが、伊藤の捕手練習も行いました。
きぬかけ杯では、3イニングス程度はマスクをかぶることになりそうです。

前回の試合で、投手がいなくなった後にマウンドに上がった青山航が、肩の筋を痛めるアクシデントが発生しています。
ピッチング指導をしていない選手をマウンドに上げるリスクを痛感しています。痛みがとれることを祈るばかりです。

午後からは3Aと合同でフリーバッティング、投手陣の最終調整、個人ノックを並行して行いました。

投手陣は立石、青山空、杢谷、森の4人。杢谷、森にはピッチング指導を、青山空には最終確認を、立石は調整のみという感じでした。
この投手陣でラストまで戦います。

バッティングで修正をしたのは杢谷だけ。後の選手は修正をするよりも現状を維持する方が良いと判断しています。

最後に私がマウンドに立って全員と1打席勝負!
スタメンの上位打線には打たれました。
この日はスライダーが切れていたんです。カーブも今までとはちょっと違いました。でも上位打線には通用しませんでした(笑)4人に打たれましたね。
変な話、私この日スライダーとカーブの投げ方を若干変えてみたんです。「そうか!これか!」なんてこの年齢になっても発見するんですよね。興味があるうちは進化するんだ~と自分で感心しておりました。

私、強化合宿ではありましたが、二日目の練習を休ませていただきました。
田中大也臨時コーチと私の次女が結婚することになりまして、両家で昼食会をしておりました。
初日に選手達に言うと、田中大也臨時コーチと会長の娘?結婚????何のことやらさっぱりわからん、という顔をしてました(笑)
ま、そりゃそうですわなぁ。同じ田中なんで、大也臨時コーチを私の親戚かなんかだと思ってた選手も、いたかもしれませんね。田中と田中の結婚なんです。
家庭のことなんで詳しく書くつもりはないんですが、面白い関係が出来上がったんで、これだけは言っておこうかと思いまして・・・
大也臨時コーチのお父さんは、プロ選手も輩出している大阪の名門・枚方ボーイズ(中学のボーイズリーグ)の二代目の代表です。私は、今後名門チームになる予定で京都ナンバーワンチームになる予定の(笑)TKドラゴンズの初代会長です。この2チームのトップが親戚関係になるということに、なったわけです。なんだか面白いでしょ。
ちなみに、私の嫁さんは「野球バカがもう一人増えた・・・」と苦笑いをしておりました。

二日目の練習は、瀧本コーチと清水コーチ、MG、スタッフの皆さんで頑張っていただきました。
ありがとうございました。
皆さんに任せられる環境が整っているこのチームを、心強く思います。
お疲れ様でした!

さぁ!
若竹杯、きぬかけ杯、優勝しましょう!