叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

〜声出しと野球偏差値〜

みなさん、久しぶりのグラウンドでの練習はどうでしたか?
野球を伸び伸びとできる喜びを噛みしめながらできたでしょうか?
僕もそんな喜びをみんなと感じたかったです!
毎週偉そうなことを言っておきながら、僕は、再開初日に参加することができませんでした…(泣き) すみません!

今までのブログでは主に意識についてのテーマを書いてきましたが、今回は具体的なグラウンドでの過ごし方、取り組み方について書きたいと思います。

中身に入る前に1つだけ言わせてください。

「僕は根性論者ではありませんから!」

それを前提に読んでください。

さて選手のみなさん。
考えて声を出したことはありますか?

野球では声を出すことが当たり前です。幸いTKでは見受けられませんが、静かなチームだと「お通夜か!」なんて叱る指導者もいます。
声を出さないチームだと正直、そう言われても仕方がないでしょう。

みんなが発してる声って

言われたから声出すの?
怒られたくないから?
それって誰かの役に立つ声?
とりあえず声出しとけば良いってこと?

そして、仲間を鼓舞しなくてはいけない時。
なにかきっかけを作らないといけない時。
とりあえず声を出してみることによって雰囲気が変わる時。

それもあります。

会長の今週のブログを読みましたが、紅白戦をやったようですね。

「ばっちこーい」、「声出してこー!」なんて、とりあえずの声出しで満足してませんか?

3Aチーム以下の選手は現段階ではこれでも良いでしょう。声を出すことに抵抗がないってだけで充分かもしれません。
しかし、そんなみんなもいずれはメジャーチーム、中学高校の野球へとステップアップしてくわけですから。。。

「ここからが重要」

野球は1プレーで様々なことが起きます。ミス無く、プレーを完結できれば良いのですが、残念ながらミスは付き物ですよね。
本当は、起きうる様々なことを想定しながら動かなくてはいけない。
そんないくつものパターンをチームで共有することによって、ミスを事前に防ぐ。そんな声を出してほしいのです!

じゃあどんな声出せば良いのかって?

それがわからない?

それは、野球の知識が少ないだけなのです。高校野球などで度々言われる、野球偏差値が低いということなのです。
ですが、みなさんはまだ小学生。

知らないプレーのことを声に出すって、かなり難しいことですから、これから沢山の経験を積めば良いので、焦らなくても大丈夫。
このブログを読んでから、野球を勉強するという気持ちでプレーしてみてください!

1つ具体的なケースを挙げて説明します。

無死もしくは一死走者一塁。
野球をしていれば、盗塁、併殺は想像がつくでしょう。

「ライト前3つあるよ!」
「ファースト、ゲッツーの時ランナーと送球被らないようにな!」
などなど。

こんな声を出してほしい。
それって当たり前じゃん?て言われたなら、僕がみんなを見限っていました。申し訳ありません。

今回はいつもより野球の内容が濃いめのブログでした。

野球は頭を使うスポーツです。しかし知識がないと頭を使うスタートラインにすら立てません。
僕もまだまだ気付いていないケースも沢山あります。

一緒に野球偏差値を上げて行きましょう!

さあ、今週、みんなに会えるのが楽しみです!