叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

久しぶりの野球は楽しい!

9月15日(土)御所グラウンドにて練習を行いました。

この日は、雨が降っていても集合するつもりでした。

二週続けて雨で練習が中止になっていたんで、選手達もさすがに野球がしたいだろうと・・・

645、池本MGから「どうしましょう」という連絡がきたときは思いっきり雨が降ってましたが、強行しました。

結果、ほとんど雨はやみグラウンドも後半は使えたんで良かったです。

 

二週空いたこともあり、体験にも4名ほど来てくれていました。

3年生と4年生。キャッチボールなど見ていましたが、なかなかのもんでしたよ。

TKドラゴンズは5・6年生から入団する選手も多いんですが、3・4年生から入団してくれるとしっかり指導もできるんで、低中学年から入団してもらうのが理想です。

入団を待っています!

 

練習前にキャプテン池本、副キャプテン栄木、キャプテン補佐立石、シーズン前半のエース三浦の4名を呼んで以下のような相談を持ち掛けました。

「現在、選手たちが付けている背番号は今シーズンのスタート時点で渡した背番号である。その後入団した選手がレギュラーを取っている場合もあれば、レギュラー選手の入れ替わりもあり、スタメンで出る選手が二桁の背番号やポジションが反映されない背番号を付けているという状況になっている。夏のきぬかけ杯、天一杯も終わり、あと公式戦は竹の子リーグのトーナメントと冬のきぬかけ杯。この機会に背番号を新たにしても良いと思うがどうだろう?」

「背番号を変えた方が良いと思います」

という返答。

表情を見ているとレギュラー背番号で戦いたいという意思が見えました。

「タイミングはいつが良い?竹の子リーグの前か、きぬかけ杯の前か?」

「きぬかけ杯の前」

なるほど、最後の大会の2試合をレギュラー背番号でやりたいということのようです。

その後、全選手にそのことについて伝えました。

高校野球までは、選手たちが背負う背番号にはピッチャーなら1、キャッチャーなら2という具合でレギュラーポジションが反映されます(少年野球の場合はキャプテンが10という大会が多いのですが)。一桁の背番号は選手たちの目標でありモチベーションでもあります。

今年の6年生は12名。5年生でスタメンを獲る選手もいるでしょう。レギュラーチームのスタメン9名が一桁の背番号を背負って最後のきぬかけ杯を戦うことになると思います。

今までの実績やあと2ヶ月の成長を踏まえ、きぬかけ杯の背番号を最後の合宿で渡したいと思います。全選手が一桁の背番号を目指してほしいと思います。

 

 

さて、この日はグラウンド状態が悪かったので、前半はバットコントロールの練習に終始。

基本的にはトスバッティングが上手い選手は打率も高いんですが、池本は・・・5割以上の打率でありながら、ヘタクソ・・・不思議です(笑)

 

後半40分はグラウンドも状態が良くなってきたんで、ミニ紅白戦。

池本、渡辺の投げ合いは見ごたえがありました。

渡辺は速い。20球程度で球速が落ちてくるのと、大まかすぎるコントロールをなんとかすれば、勝てるピッチャーになることは間違いない。

中村が池本から左中間に3塁打を放ってました。池本がストライクを取りに行った球とは言え、良いバッティングでしたねぇ。

 

 

話は変わりますが、

御所で練習をしていると、よく観光に訪れている外国人が練習を見ていきます。

この日も、1塁側のベンチに3人座ってまして・・・欧米系の老夫婦と孫らしき青年。

写真を撮るでもなし、ずっと練習を見てるんで「珍しいな」と思ってたんです。普通、何枚か写真を撮って数分で帰っていくことが多いんです。

そのうち青年が「おぅ!」とか「グッー!」とか「ナイス!」とか叫び出してバックネットの裏に行ったりベンチに戻ったり・・・おいおい、ややこしいのがおるぞ????と思っておりました。

私がピッチャーの球筋を見にバックネット裏に行っていた時に案の定青年が近づいてきまして、話しかけてくるんです。

だいたい、なんで英語で話しかけてくるんですかねぇ・・・日本人が英語をほぼ話せないことをもうそろそろ気付いてほしいものです。

京都は外国人の観光客も多いので、慣れてはいますが「めんどくさ」と思いながらも単語の羅列と日本語と野球用語で話しておりました。

何でも、一緒に来ている爺さんは昔メジャーリーグで審判をやっていたそうで、自分は高校のピッチングコーチをしているということでした。メジャーリーガーを二人育て、今21歳でメジャーでやっているとも言ってました。どんだけ自慢するんやこいつ・・・

「ほんまかいな」と日本語で言うと「ほんまや」みたいな顔をしてました。

TKの投手を見て「グッー!でもサムタイム肘が使えてない」とか言うんで、日本語で「わかってるって。ちゃんと指導してるわい」と言っておきました(笑)

笑ったのは、渡辺の投球がいわゆる「抜けた」時に「チェンジアップを投げるんか!」と驚いてたんで

「抜けただけや」

「ツーシーム!?」

「違う、フォーシームや」

「グッー」

「なにがやねん」

まぁ、ほんまにアメリカ人はよくしゃべる。大阪のおばさんぐらいしゃべる。

 

さて、来週からまたきぬかけ杯に向けて、積み上げますよ!