叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

春近し!河塁2安打&1回無失点! 弦希2安打!TKの1番は任せとけ!

2月10日(土)は横大路グラウンドにて練習、11日(日)はこれも横大路グラウンドにて練習試合を行いました。

天一杯を見据えた力試しとして新中学生5人がメンバーに入っているOYZパンサーズさんと試合をさせていただきました。

試合前、横大路で冬季練習をされている東山ボーイズさんの監督にご挨拶をしに行きました。

今年から卒団した能和(のあ)がお世話になっているんです。「能和、めちゃくちゃ頑張って練習してますよ!」って言われてました。能和ガンバレ~!

練習試合

OYGパンサーズ 0 0 0 5 6 0  11

TKドラゴンズ  0 0 0 1 0 1  2

(負 舟瀬 1勝1敗)

来週行われる天一杯の調整試合として行った新中学1年生5人がメンバーに入っているOYZさんとの試合。

うちはインフルエンザや体調不良で天一杯のスタメン予定メンバーを3人欠いての一戦となりました。

TKは10人全員がスタメン出場で打順は10番まで(笑)セカンドはイニングごとに祐人(まさと)と榮之介(えいのすけ)が交代で守備につく特別ルールで行いました(笑)無茶苦茶ですが相手がOKならなんでもやります(笑)OYZの監督とは竹の子リーグの懇親会で仲良くさせてもらってるんで無理を聞いてもらいました。感謝。

先発旺駕(おうが)は3回まで無失点、4回に二つのエラーと四死球で5失点。

3回までにもエラーが多く体力的にも精神的にも消耗していたところへ4回二つのエラーで我慢しきれず5失点でしたが、内容は安定していましたし十分結果は出ています。

1学年上の選手相手にエラーがなければ4回無失点がイメージできるピッチングでした。

天一杯1回戦はもちろん自信を持って旺駕を先発で送り出します。

この日主力が欠席しており投手陣も2枚欠けていたんで気を使ったのかどうか知りませんが、試合前に旺駕が「完投します」と私に言いに来たんです。

「無理する必要はないよ50球目途で投げてくれ」と答えましたが、いろいろ考えてくれてるんだなと感心しました。

「俺がなんとかする」っていうエースの責任感も備わってきているんでしょうかね。花粉症で鼻水を垂らしながらの申し出でしたがなんだかカッコよく見えました。

5回、1イニング6失点の洸之介(こうのすけ)がイニングが終わりベンチで目を真っ赤にしていました。その前で康介(こうすけ)が声を掛けています。

悔しかったんですね。思った通りのピッチングができないもどかしさと6失点した屈辱感。分かります。でもその涙は大きな壁を乗り越える原動力。

試合後にも言いましたがバッティングにしてもピッチングにしても洸之介の持っているポテンシャルをまだまだ出せていないと感じています。能力の高い選手は体の使い方が間違っていてもある程度の結果を出します。それが邪魔をする場合もあり、洸之介はそのタイプなんだと感じます。

例えばIQの高い人がある数式を方程式を使わず自己流で解いてしまう。でも方程式を使えばもっと簡単に短時間で答えが導き出せるのにもったいない。という感じでしょうか。

洸之介については彼の持つポテンシャルを引き出す指導ができていない私の責任でもあります。いろんな角度から指導をしてそれがダメなら次の方法、またダメなら次の方法、その中でもしっくりくる伝え方のできた欠片を少しずつ集めていきます。一気に目の前が開ける場合もあります。洸之介も苦しいでしょうが私も共に苦しみます。そうやって互いに悩みながらでもいつか必ず花は開くと信じます。共に頑張ろう!

弦希(げんき)が二つのエラー。

弦希は身体能力の極めて高い選手。こちらはポテンシャルを引き出せていないのではなくまだ野球知識が足りないだけ。1年前に野球初心者で入団してきた選手ですが昨年メジャーでショートのレギュラーを掴んでいた洸之介をセカンドに回してでもショートを守らせたいと思わせる選手です。

この日のエラーは知識が備わり動作が伴えば防げるエラーでした。次回の練習で指導しますよ。

弦希はこの日2安打。打撃については戻ってきました。弦希が1番打者でガンガン打ってくれるのがこのチームの一つのスタイル。楽しみになってきました。

河塁(はる)が最終回を無失点で抑えています。

いつもイニング途中でマウンドに上げてしまっていたんで、この日はイニングの頭から投げさせたいと思っていました。

1死球2奪三振無失点。

最終回を0に抑え胸をなでおろしてはにかみながらマウンドを降りるその姿は、可愛くもあり、たくましくもありました。

河塁は打撃でもこの日2安打。2番サードで起用したんですが結果を出しました。

守備では二つのエラーとこちらも結果を出しちゃいました(笑)まあ普段は三遊間は守らせないので気にしない気にしない(笑)

河塁の春はもうそこまでやってきています!

3Aから来てもらった榮之介と祐人も活躍しました。

祐人は四球で出塁しけん制悪送球で一気にホームまで帰ってきました。一人で1点取っています。

私が3Aで見ていた時から彼の評価は高いです。守備が上手いとか打撃センスが良いとかではなく、思いっきりが良く何か起こしてくれる力を持っていると感じていました。こういう選手は私は好きですし必要不可欠だと感じます。

榮之介も2四球を選んでいます。この選手も持っている選手です。何を持っているのか聞かれると困るんですが、何かポイントになる選手。守備でも攻撃でも重要なところで思いっきりの良いプレーが出る印象を持っています。

今年、公式戦を戦うにあたって、重要な試合にはベンチに入っていてほしいと思う二人です。

話は変わりますが、私、試合後のミーティングではその日の試合で気になったプレーや修正しないといけないプレーについては何も言わないことにしています。

私が現役の時もそうでしたが、試合後に修正点を言われても何も入ってこないことが多く、時間の無駄かなと(笑)勝っても負けても良かった選手や良いプレーについて称えるのみのミーティングなんです。短いです(笑)2分くらいかな(笑)

それなら次の練習で真っ先に気になったプレーを指導する方が効率が良いと思うんですよね。

練習➡試合➡気になったプレーの練習➡試合➡気になったプレーの練習➡試合・・・・これを1年間50週積み重ねますと短い練習時間で凄いチームに仕上がります。

今年は気になる内容が成熟している印象を受けています。いつもなら6年生の夏以降に気になりだすことを今やっている感じです。レベルの低いプレーから順に気になっていくんですよね。それを修正していきます。選手のレベルが高いと気になるプレーもレベルの高いプレーになります。そういうことで今年はかなりレベルの高いチームになるんちゃうん!って思ってます。

さて、来週は天一杯。

相手は強豪ですが、TKも良いチームです。楽しみです!

ぜひ選手達が輝いている姿を見に来てください!