叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

チームの立て直しをしようと思う

7月29日(土)御所グラウンドにて練習を行いました。
レギュラーチームはこの日から5・6年生+瀬古(4年)というメンバーで練習を行います。

来週から天下一品杯が始まるんですが、試合に向けて練習するのかチームの立て直しをするのか・・・
迷うことなく、チームの立て直しを選択しました。
今年は4月から入団してきた選手も多く、まだまだまとまっていないのが現状です。

現在のチームは6年生の河野と、池本・栄木の5年生バッテリーがチームを引っ張り、4年生の瀬古が守備力を上げているといったところです。
それに新加入の6年市橋、5年赤沼がどういう役割を担ってくれるかです。

戦力的にはずいぶん整ってきたのは確かです。
あと4ヶ月をどうきぬかけ杯に結び付けるかで、このチームの運命が決まります。
5年生バッテリーを主戦力にしている以上、この二人は来年を見据えて指導する要素が大きく、慌てて完成に持って行くことはしません。
現に、この日池本にはピッチングフォームの修正を行っています。
試合前にフォームを修正することは普通はしませんが、気にせず指導しました。

実際、小学生の一学年というとかなり大きな体力差があります。
いくら良い選手でもそんな簡単には6年生チームには勝たせてもらえません。

6年生バッテリーを主戦力に持っていけなかったのがこのチームの弱点なのです。
もちろん、6年生バッテリーを育てきれなかった私にも責任はあります。
しかし、こうなった以上5年生以下の選手を育てながら、6年生のけん引力に期待するのがベストだと思っています。

私はレギュラーチームの6年生に頑張ってほしいですし、なんとか技術的にも精神的にも成長させたいと思っています。
ただ、現実というのは甘くない。
6年生が引っ張って行け!と言われても、引っ張れるんならとっくに引っ張ています。
チームをけん引するには知識と実力が必要です。それをこの4か月間で指導するということです。

失敗しても下級生は慰めてくれません。
下級生の時に6年生から元気づけられてプレーしていたのとは気持ちを変えないと厳しいですが、気持ちだけでなんとかなるものでもありません。
野球の世界は全て実力です。それが現実です。

この日も、練習でエラーをした6年生が黙ってうなだれて黄昏ている姿を見て、誰かに助けてもらおうとか慰めてもらおうとか思っているんだろうと感じました。
あほか・・・一人で踏ん張って這い上がってみろ!
一生誰かに助けてもらうつもりか?
へこんでるオーラを出す暇があったらもう一本ノックを受けた方がよっぽど下級生から尊敬されるぞ!
まさか下級生に「気にするな」とか言われたいとでも思っているのか?ぬるい!

6年生自らが自らの考えで自発的に野球に取り組むことの大切さに気付かない限り、このチームはまとまらない。
ただ、指導を放棄することは絶対しない・・・・どうすればスイッチが入るのか死に物狂いで探します。

いろいろやることが多い。
しかし、焦っても仕方ない。
じっくり立て直す。

選手たちには、
「天一杯で勝つことを考えて練習はしない。ただ、参加料は払っているから3回ぐらいは試合をせんと割に合わん。」
と言ってある。

もちろん勝ちに行く。
調整中だから勝てないのでは困る。調整中でも勝たなければ試合をする意味がない。
試合は戦いなのだ。
勝負は勝たないと楽しくない。

そろそろうまい酒が飲みたい。
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