6月23日(土)24(日)の二日間、丹波自然公園において合宿を行いました。
レギュラーチームは、きぬかけ杯に向けての強化合宿という位置付けで、この合宿に臨みました。
団員、保護者、スタッフ、指導者、総勢約60名が参加する大所帯合宿となりました。
保護者のお手伝いが多いと、本当にスタッフは助かります。
雨の中、暑い中、ありがとうございました!
さて、今回は雨男梅澤コーチも参加しており、どうも雨は避けられない感じの予報の中、合宿は始まりました。
初日の午前中はなんとか雨は降らず、ピッチング指導と個人ノック、フリーバッティングはこなすことができました。
ついに土曜日に雨か~
今年は本当に土曜日に雨が降ってないんで、予定通りに練習も試合も積み重ね例年になく順調にチームが仕上がっているんです。
食事中に強く降り出した雨でグラウンドは使えない状態になり、午後からは空いている部屋を利用して体幹トレーニングを行うことにしました。
トレーニングだけじゃ面白くないんで、最後に「目をつぶって片足立ち」のトーナメント戦を行うことに。
決勝戦は井上侑宇人VS小松母!
2分ちかい大勝負を制したのは井上侑宇人!
彼には、次回の練習で、私が昔使っていたリストバンドをプレゼントしたいと思います。
なかなか決着がつきそうになかったんで両者優勝にしようかと思っていたら、小松母、目を開けてしまいました・・・残念・・・ちょっと遠慮してもらいましたかねぇ(笑)
最後の最後は、私と栄木父のエキシビションマッチ。開始早々二人ともグラグラで????二人揃って秒殺でしたが、一瞬私の方が残ったようです・・・どっちも得しませんでしたけど(笑)
予定よりも1時間早く宿舎に入り、入浴・ミーティング・食事の予定を繰り上げることになり、夏原コーチの出番です。
完璧な予定変更をしてもらいました。
ミーティングでは今回は特に戦略面など、確認しないといけないことがなかったんです。
毎回練習前に授業をしてますんで、選手はいろんなことをよく理解してくれています。そう思うと、授業っていうのは大切な時間ですねぇ。
そこで「がんばりのボーダーラインを上げる」という話をさせてもらいました。
スタッフのギャラリーも多かったので、大人が聴いても役に立つ話をと思ってのことでした。
この原型は、会長のひとり言のカテゴリーに入れている「がんばりのボーダーラインを上げる」というブログに書いてあります。
それを「素振り」に変換してお話いたしました。
さわりだけ・・・1日に素振りを10本している人が、頑張って3倍努力して30本振った。1日に素振りを100本している人が、同じペースで100本振った。
普段の3倍も努力した人は、普段通りの努力をした人より打てるだろうか?・・・・という話。
食事はみんな結構食べてました。
大勢での食事は楽しいもんです。普段もこれぐらい食べてくれると良いんですけどねぇ。
栄木父も苦労して食べてましたねぇ・・・何がって、おかずの量に制限がありまして、鶏肉一人3切れまで、魚フライ一人3切れまでとか書いてあったんです。
おかず2切れで御飯一膳を食べたはりました(笑)
食事が終わると、選手たちには予定より多めの自由時間がやってまいりました。
ここからが、スタッフの大変な時間帯でして・・・
もちろん無茶なことはしないように注意はするんで、ひどいことにはなりませんが、子どもが30人集まって静かにしていろというのも無理な話でして。
スタッフは子どもたちの様子を見ながら夜のミーティングをしないといけません。
風呂場で騒いで「なんとかしろ」と他の宿泊客からのクレームが1件。
部屋で騒いで「寝られん」と下の階の宿泊客からのクレームが1件。
気分が悪くなった子どもが一人。
池本MG、立石MG、その他スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
合宿二日目。
実は前日に、同じ場所で合宿をされていた朱雀少年野球部さんから、二日目に練習試合のお誘いがあり、2試合行うことが決まっていました。
合宿前に亀岡リトルイースタンさんにオファーしていたんですが、日程が合わず練習の予定をしていたんで、ありがたいお誘いでした。
昨日とは打って変わってカンカン照り。午前中から30度を超す気温の中、2試合行いました。
少しピックアップしてみましょう。
第一試合
TKドラゴンズ 0 0 2 1 2 5
朱雀少年野球部 0 1 3 0 1 5
(5回時間切れ引き分け)
池本が久しぶりの先発。3イニングを投げた。
きぬかけ杯では、どちらかの試合に先発させるつもりで調整を行っている。
3回4失点と結果は良いとは言えないが、この試合ではっきりわかったことがあった。
昨年から、池本が投げると内野のエラーが出る。この試合でも今まで出ないエラーや内野安打が出る。
今年に関しては内野の不安はないはずなのになんでや?と思って見ていると「なるほどね」と思ったことがある。
要するに池本の球威に差し込まれた打球が真下にたたきつけられ、大きくバウンドして内野に転がる。この打球に対する処理がもたつくのだ。
池本の球をジャストミートできる小学生は少ない。大半が当たり損ねのひねくれた打球になっていた訳だ。
今までなんで気付かなかったのか・・・この打球はノックでもあまり打ってないんですよねぇ。
次回の練習で、この打球の処理を練習すれば問題ないだろう。
打線は活発だ。
2番瀬古1安打、3番栄木2安打、4番池本、5番三浦1安打、6番渡辺1安打、7番石原寛太1安打。合計8安打。
ただ、もったいない走塁が目立った。2点ほど取り損ねている。
ランナー2塁で明らかなヒットでスタートが遅くホームに帰れなかったケース。ツーアウト2塁でスタートを切っておらずヒットでホームに帰れなかったケース。
プロ野球なら試合の途中で一発二軍行きですな。
きぬかけ杯では1点を争う試合になる可能性が高いんで、この走塁はもう一度練習する必要がある。
5回表になんとか逆転したが、最終回に追いつかれた。
5回裏ワンアウト1塁の場面で、一手打つ必要があったが、これは采配ミス。
四球、盗塁までは想定内だが、その後のワイルドピッチでワンアウト3塁になった時点で打つ手がなくなった。
ということは、やはりワンアウト1塁の時点で動く必要があった。
第二試合
朱雀少年野球部 1 0 0 0 0 0 1
TKドラゴンズ 0 1 2 2 0 X 5X
(勝投手 三浦5勝2敗、 本塁打 熊谷1号)
先発三浦は立ち上がり1失点したが4回1失点で5勝目。
暑い中4回まで投げ切った。やはり安定感は抜群である。きぬかけ杯に向けて彼に言うことは「普段通り投げてくれれば良い」ということ。
3番栄木、4番池本がこの試合も2安打。主軸が打ってくれると得点力は安定する。
きぬかけ杯では栄木、池本の後を打つ5番6番がポイントになるだろう。今までの試合のデータを参考にして5、6番に置く勝負強い選手を考えておきたい。
8番熊谷が2回に初ホームランを放った。当たれば飛ぶが当たらないのが熊谷。ツーアウトからの同点ホームランは値打ちがある。
崖っぷちだったが、なんとかきぬかけ杯に出場できる希望を掴んだ。
9番で出場した立石が2内野安打。ここ数試合は代走としての起用が多いが、しつこいバッティングでじりじりと打率を上げており現在2割9分4厘。
きぬかけ杯のどちらかの試合でスタメン起用したい。
5回表から、ついに秘密兵器を投入した。
ピッチング練習をしだして2ヶ月弱。前日のピッチング指導でだいぶ良くなってきていたので投げさせるつもりだった。
渡辺が初めてマウンドに立った。
2回2四球3奪三振で無失点。
初マウンドは最高の出来だった。
今年のチームで球速だけなら渡辺がナンバーワンでしょうねぇ。適度に荒れるので、ちょっと打ちにくいと思います。
ズドーン!と投げ込みストライクのコールがあると、TKベンチから「オー!」というざわめきが起こってました。それだけ魅力的なストレートだということでしょう。
朱雀少年野球部さんはしっかり振ってくる良いチームでした。
また、練習試合お願いします!
無事に合宿を打ち上げました。
いや~、みなさんお疲れ様でした。
みなさんのおかげで、きぬかけ杯に向けて良い合宿ができました。ありがとうございました!
あとは選手を信じて応援よろしくお願いします!
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