こんにちは。メジャーチームコーチの福村です。早いもので8月も最後の週末となりました。まだまだ暑いですが、土曜日に練習を行いましたので振り返りたいと思います。
今週はアップ、キャッチボール、ボール回し、ノックとロングティーを行った後に会長からの提案もあり紅白戦をしました。
実戦形式となると、一層、気合の入る子供達の姿が印象的でした。
試合はメジャーVSトリプルエーで行いました。
結果は3対3のドロー。メジャーチームからすると悔いの残る結果だったと思います。
試合後のミーティングではメジャー瀧本監督から油断は禁物、この試合を無駄にしないようにとのコメントもありました。
私なりに紅白戦をやる大きな意味として、やってみないと分からないことがたくさん出てくるということです。もし、父母の方でこのブログを読まれている方がおられたら「仕事でもそんな経験ないですか?」と質問を投げかけたいです。もちろん、普段から試合を想定して練習できることが1番よいと思います。でもそれがしっかりできる小学生は早々いないのではないでしょうか。そして、いくら想定して練習していても試合に勝る緊張感を作りだすことは難しいのです。
今週は試合がないこともあり、実践感覚を忘れないようにメニューに紅白戦を採用したのかなぁと勝手に会長の考えを想像しながら本日は球審を務めさせていただきました(笑)
球審目線から感じた成長点について書いておきたいと思います。それは積極的な走塁です。メジャー、トリプルエー問わず、先の塁を狙う姿勢が見事でした。メジャーチームは来週が天下一品杯です。ぜひ、本番の試合でもアウトを恐れずに果敢にいってほしいと思います。
夏の甲子園では慶応高校が優勝しましたね。モットーはエンジョイベースボールでした。今年の甲子園は髪型問題や応援のあり方、熱中症対策に誤審の問題等、様々な話題で溢れました。
私は野球に絶対的な正解はないと思っています。大切なのは自分で考えて答えを出すこと。そんな選手が沢山できるといいなぁと思いながら俯瞰的に紅白戦を見させてもらった1日でした。