10月9~10日、丹波自然運動公園にて全チーム強化合宿を行いました。
ただ、2日間ともあいにくの雨の天気で十分な練習ができず残念でした。
でも、子供たちは久しぶりに仲間と一泊をともにして修学旅行気分で楽しかったのではないでしょうか。
また、保護者の皆様も多数参加いただき、夜はたっぷりと懇親ができて有意義な2日間となりました。
全体の話やMチームの話は会長から別途ブログがアップされますので、わたくしは3Aのチームを中心に思ったことを書きたいと思います。
まず、練習ですが、初日の午前中のみ行いました。この日の練習には普段Mチームに参加している5年生も一緒になって練習を行いました。
さすが、Mチームに所属しているだけあって、レベルの高いプレーをしてくれると、下級生たちにも刺激となります。
初心者を含む下級生が中心のチームですので、上手くなるためにはまずは上手い人の”マネ”をすることが大事になります。
また、久しぶりに小林コーチが手伝いに来てくれました。高校時代は元オール京都選抜に選ばれた実力者である小林コーチのプレーを見て、また指導を受けて貴重な時間を過ごせたのではないでしょうか。
と、練習は半日だけ。
午後は、チーム毎に分かれて研修室でミーティングを行いました。
参加したのは2~4年生の選手とお父さん。
せっかくの機会でしたので、野球のルールを中心にクイズ形式で勉強をしていただきました。
ボークやインフィールドフライ等のルールはもちろん、状況に応じた野手の動き、ランナーの動き方をクイズに出しましたが、予想以上に子供たちは知っていて驚きした。
だだし、ゆっくり考えてわかっていても、野球は瞬時に判断して動くものです。それに関しては実戦で経験してもらうしかないですね。
意外と難しかったのは、グランド設営時に必要なベースの距離や置き位置のルールです。
塁間では2塁以外は外側の端に合わすのに対して2塁はベースの中心に合わす、であったり
ピッチャープレートとホームベースの距離16mをどこに合わすのか?
答えは、ホームベースは手前(外側)、ピッチャープレートは一番手前の距離で設定するのです。
これには保護者の皆様も「へぇ~」と。
野球のルールは我々の時代から変更されているルールもあり、都度指導者も勉強をしないとついていけませんね。
そして、夜は保護者のお父さん方との懇親でいろいろな話ができました。
最初は皆さん大人しく飲まれていましたが、酒が入るにつれていろんな話が出てきて楽しかったですね。
大半の話題は、自分の子供の話。当然と言えばそれまでですが、やはり親の期待と実態のずれがストレスをためるらしく、皆さん悩んでおられました。
だだ、我々指導者から見るとほとんどの選手が着実に成長しているのですが、親から見るとそう見えないのかもしれませんね。
でも保護者の皆様、大丈夫です。子供たちは確実に成長していますから。個々の成長スピードは違っていてもそれは問題ないと思います。
それよりも、子供と同じグランドで一緒に汗を流しながら子供のプレーを見られる機会は少年野球だけです。この貴重な時間を是非楽しんでください。
もう、今年も2か月とちょっと。
早いですね~。まだまだやり残したことはありますが、少しでも子供たちが成長できるようまた頑張っていきましょう。
2日間、保護者の皆様、合宿のために動いていただきありがとうございました。