10月26日(土)、ファームチームは御所グラウンドにて練習を行いました。
お陰様で、TKドラゴンズの入団者や体験希望者は続々と増加し、大所帯になりながらも、私達指導者を通じてファームチームの子ども達には野球の楽しさ、面白さを伝えています。
少年野球の人口が減少しているとよく耳にしますが、TKドラゴンズを見る限りではそのようには微塵も感じません(笑)
これからもTKドラゴンズを通じて野球の素晴らしさを実感し、成長する選手が増えることを期待しています。
さて、ファームチームの練習の中身に入ります。
この日も2班構成で守備練習、打撃練習を行いました。
守備練習では、野手に重要なスナップスローやクイックスローなどを総合的に効率よく練習出来るボール回しを最近になり取り入れて行っています。
ボール回し始めたての頃よりはだんだんとミスも減少し、ボールへの入り方や足の使い方も理解する選手が増えてきました。
特に、桝添や渡辺の内野手組は、捕球、送球ミスをしないことはもちろん、素早い送球をするためのスナップスローの動きが出来ています。
この二人の選手は、手首の力や手首の動きのみを使って送球をするのではなく、股関節や体幹を使って腕をコンパクトに振れています。
こういう動きが確立していくと、併殺や中継プレーなどの応用が華麗に決まります。
目指せボール回しノーミスで20周!!
練習の終盤には紅白戦を行いました。そこで輝いていた選手を紹介します。
[今週のピックアップ選手] ☆増田増田は着実に打撃力が向上している選手です。今回の紅白戦でも低めの厳しいコースを綺麗にセンター前に運びました。
増田は、スイングの遠心力を利用し、フルスイングを意識していますが、力みがなく、非常に柔らかくしなやかな腕の使い方で最大限のパワーを生み出しています。
打撃において、「脱力」することは簡単ではありません。
リラックスして力まず打とうとしても、ボールを飛ばそうとするとつい力んでしまいます。ここで大事なのは、腕の力を抜けば抜くほどバットは加速するということです。
ファームチームの選手達にはまだ難しいかもしれませんが、コイケヤ杯の打撃結果を見れば分かる通り、選手達のバッティング技術は着実に向上しています。
だからこそ練習あるのみです。
来週も頑張りましょう!