2月17日(土)天一杯の開会式が太陽が丘球場で行われました。
メジャーチームの新6年生が元気よく行進してくれました。
コロナで4年ぶりの開会式でした。新6年生にとって初めての経験です。久しぶりでしたので私も新鮮に感じました。
2月18日(日)天一杯1回戦が横大路グラウンドで行われ、向日ウィングスさんに8-11で敗れました~
天一杯1回戦
向日ウィングス 1 4 2 4 11
TKドラゴンズ 6 0 0 2 8
(負 髙倉 1勝1敗)
う~ん、負けました~
悔しいですねぇ
先発旺駕(おうが)が今までにはなかった崩れ方で2回5失点。
これね~
緊張してたんだと思います。上体が突っ込んでしまって球が浮いてどうしようもなかったんです。修正のためマウンドに行ったんですが真っ白になってたんですかね。
崩れかけた時の修正の仕方や投手の考え方などの知識と経験がまだ足りないんで仕方ないです。
3回からマウンドに上がった連(れん)も球が浮いていました。1点差のマウンドは緊張しますわなぁ。連も同じく知識と経験が足りません。仕方ないんです。痛いエラーも絡みました。
この二人は昨年の秋からピッチング指導をして実戦経験を積み今の時点で約4ヶ月がたちました。今まで私がピッチャーを育ててきた感じで行くとピッチャーが十分な知識とマウンド経験を積むのには約10ヶ月かかります。
この日の試合で7月の夏の天一杯に照準を合わせてチームを作ろうと決心しました。ということは1ヶ月足りません。ちょっと早回しでやってみます。
現在怪我のためピッチングはしていない圭汰(けいた)が春くらいに投手として復帰できそうです。彼は約8ヶ月のマウンド経験を持っていますので、あと実践2ヶ月で10ヶ月に達し私見ですが必要とする知識と経験を持って7月を迎えます。
それに聖史郎(きよしろう)、洸之介(こうのすけ)、河塁(はる)、弦希(げんき)を投手として伸ばせるだけ伸ばして夏の天一を戦います。
内野手を少し変えます。内野の弱点をなくすため今週から動きます。
1回裏、1点取られた直後の攻撃は良い攻撃でした。
先頭1番弦希が相手投手の抜いた球を捉えてレフト前ヒットで出塁します。
これは価値ある一打でした。
おそらく相手投手はスローボールを打たれたことで速球とスローボールのコンビネーションが使いにくくなったと思います。その少しの気持ちの揺らぎで速球が浮き出します。
2番洸之介、3番河塁、4番連、5番聖史郎に連続四球を与え1点勝ち越したところで降板。
2アウト満塁。もう1点欲しいところで打者として復帰2試合目の8番圭汰が見事に捉えました。
センターオーバーの走者一掃となる3点タイムリー2ベースを放ちます。
その後9番笙馬(しょうま)もレフトに痛烈なタイムリーを放ち6点目。
この8番圭汰、9番笙馬の連打は本来なら相手の戦意を喪失させるに十分な破壊力を持った得点でした。
逆転され最後まで粘ったんですが、あと一歩というところで敗れました。
圭汰は前日に成合監督からバッティング指導を受けています。
圭汰はこの試合、走者一掃3ベースを含む2安打で敢闘賞を獲得。
笙馬は先週に成合監督から指導を受けたあと、私が翌週に次の段階の指導をしています。
笙馬は今までに見たことないヒットを2本放ち大飛躍の試合となりました。お母さん嬉しかったでしょうね。
最近成合チルドレンが増えてきていまして、こんなことなら全員指導してもらおうかと思ったりなんかしたりなんかして。
でも成合監督の指導の後に私の指導を合わせると効果は倍増するんだということも分かってきました。笙馬はそれを2週で突貫工事みたいにやりました。
成合監督はボールを捉えることを指導させたら天才的です。私は飛距離を伸ばす指導が得意。
多分、私は空振りをする選手の気持ちが分かってないんだと思います。成合監督はそれが分かる。
逆に私はバットに当たるんならその先のレベルは専門分野。このコンビでしばらくやってみようと思います。何かえげつない打線になるような気がします。
今週は蒼真(そうま)と康介(こうすけ)をナリPに送り込みます。
試合後、珍しく選手達がへこんでいました。
悔しかったんだと思います。
私は試合後のミーティングで「悔しいか」とは聞きません。悔しくなくったって「悔しいです」と答えますから。
悔しいと感じている選手は見れば分かります。悔しがるから良いということではないんですが、純粋に悔しいという思いは見えます。
打たれた投手が試合後に悔しがっている姿はTKドラゴンズ創設以来何度となく見てきました。
でも、複数人の選手が悔しがっている姿を私はこの日初めて見たような気がします。多くの選手から自発的に悔しさが出るとこういう感じになるんだというのを初めて知りました。楽しいだけではないんだ。良いチームになってきています。
ならば私も本気でいきます。
夏には君たちを必ず輝かせます。ついてきてください!