叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

先手必勝!試合に向け順調な仕上がり!

6月8日(土)、御所グラウンドにて練習を行いました。

この日は不安定な天気でしたが、ファームチームの選手達は来週の練習試合に向け、悪天候などお構いなしに楽しく野球に励んでいました。

さて、ファームチームの練習の中身に入ります。

この日もいつも通り3班に分けて守備練習からスタートしましたが、安念・杢谷・森・本地の4人は守備練習の間バッテリー練習を行いました。

安念は身体を大きく使ったフォームが特徴で、腕の関節も柔らかいので伸びのある球が投げられます。しかし、ここ最近の練習では安念が思うようにボールをコントロール出来ていないことが多い。

少年野球で一番多いのは、四球からの得点だと言われています。それに伴い、ボール先行になってしまい、四球を出したくないために甘いコースに投げたボールを強打されてしまうことも多く見られます。

安念だけではなく、他の投手にも共通して言えることですが、ボールを離すタイミング、足を下ろす位置、体の倒れる方向、これら全てにバラつきがあると、当然ボールをコントロールすることは出来ません。

特にファームチームの選手達は、まだ足腰の力が弱いため、上半身にバラつきが出てくると、コントロールが悪化してしまいます。単純にコントロールは常に同じ投げ方で、同じタイミングでボールを放せば乱れることはありません。要するに、フォームを固めることが重要です。

ボールを使わず、フォームの確認に集中出来るという点においては、シャドーピッチングは有効な練習法です。

この日の練習の半ばで、会長がレギュラーチームの5年生相手にファームチームの選手10人を一打席ずつ立たせてくれました。力の差は歴然と思われましたが、安念の見事なホームラン、小松のヒットなど5年生の速球に食らいついてくれました(笑)

最後に会長がファームチームの選手達を集め、「お前らは初球を簡単に見逃している。ファーストストライクからどんどん打っていく強い気持ちがないと!」と鼓舞してくれました。TKの全てにおいて積極的で、攻める野球スタイルをファームチームの選手達に少しずつ叩き込んでいきます。

この日も来週の練習試合を見据えて紅白戦を行いましたので、そこで輝いていた選手を紹介します。

[今週のピックアップ選手]

1人目…森

先発投手として出場し、抜群のコントロールと球威を見せた。森の試合形式のピッチングを初めて見たが、下半身始動のピッチングが出来ていた。

ピッチングは、全身の筋肉、特に下半身で生まれたパワーを体を上手に使ってボールまで伝えていく作業です。森はバッティングでも好評したが、下半身の筋力だけでなく、瞬発力も兼ね備えている。だからこその安定した柔軟なピッチングだったと言える。

2人目…小倉

2年生で小柄ながら、パワフルなスイングとパワフルな守備を見せた。

小倉のスイングは、ムチのようにしなやかな軌道を描いていることに加え、フォロースルーが大きい。これは打球の強さ、スピードを増すためには重要な基本である。

そして、守備面でも打撃面でも、ボールに対する恐怖心がないため、積極的にプレーが出来る。小倉のパワフルさはここから生まれるのだ。

来週15日はいよいよ練習試合です。いつも通りの楽しい野球に加え、TKの積極的な攻める野球スタイルを存分に発揮しましょう。ミスしてなんぼ!

15日の練習、練習試合の件は、グループLINEでご連絡致しましたので忘れずにご確認ください。
また、お忙しいとは思いますがぜひ応援の程宜しくお願い致します。