楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

不平等を勝ち抜こう

僕自身、久しぶりに選手のみんなのプレーを見ることができました!
やっぱり野球は外で伸び伸びやることに限りますね!

今回僕は3Aの指導をしましたが、どの選手も打撃に関して言えば、かなりレベルアップしてるように見えました。

メジャーチームがメイングラウンドで行っていた打撃練習では、バンバン外野を超えて行くのが見え、今年も打撃のチームが完成するのではないかと感じました。実際、日曜日の試合でも早速結果が出たみたいですね。
見ていた3Aの選手も、尊敬の眼差しで見ていたように思えます。

さて、前回の続きです。

この絵を見て、どっちが正解に見えるでしょうか?
結論から言うと、両方正解です。
学校で教わる道徳的な正解は右でしょう。

野球の世界ではどちらも正解です。

僕なりの解説です。
前提として、左端を上位打線を打つレギュラーの選手(X)・真ん中をレギュラーだが途中で変えられてしまうこともある選手(Y)・右端が控えの選手(Z)、とします。

一般的な少年野球レベルでは、力が足りない(Z)のレベルを上げるために(X)が(Z)な箱をあげる。野球で言えば、手を差し伸べて引き上げる、とでも言いましょうか。
みんな同じ目線に立つことができて、チームプレイらしくなってきましたね。

しかし

この一連の流れがチームのレベルを落としてしまう!

何回か前のブログでも同じようなことを書きましたね。

時間はみんな平等にあります。

その時間でいかに周りと差をつけるのか。

レギュラー陣はそれをわかっているからこそ成長できる。下に合わせる必要なんて全くない。下がついていけばいいのです。

会長がTKからプロを出したいと話していましたが、そのためにも上だけを見て自分のレベルアップのために練習する必要があります。

実際、TKには調子によってチームのメンバーが入れ替わる体制が整っています。常に上を目指していないと埋もれてしまうため、競争する意識はきっとみんなの中にあるでしょう。
これが左の絵ですね。

次は右の絵ですね。
機会は公平なのです。
公平と言っても、(Z)に手厚く指導をする訳ではありません。

もっと伸びて欲しい選手、つまり(X)に対し箱を沢山上げるのです。指導者も勝てるチームを目指しています。

良い選手をもっともっと伸ばしたいのは当たり前です。

その意味では、あげられる箱の数、つまり指導の量や質は各選手のレベルに合った分だけ変わってくるので、平等ではなく公平と言えるでしょう。

僕も前回の練習で、”何人か”をピックアップしてメジャーの練習を見学させました。これは、その選手達が見学することによって意識が変わると思ったからです。

このように、平等にある時間内でできることだけをするのか。
+αの箱をもらえるような位置まで這い上がるのか。

僕は今回3Aでメジャーには上がれない選手を指導しました。

僕の話を聞くも聞かないも自由です。

元気よく、はい!と言ってもらわなくても全然構いません。野球の技術ににその姿勢が直結するとは思っていないので。

けど、みんなはメジャーには上がれていない選手です。このままでは僕の指導を受け続け、会長の下で野球がるできるのは来年になります。

6年生未満でメジャーで頑張ってる選手は何人もいますよ。

このままでいいの?
与えられたことしかできない選手は一定以上のものは得られないよ。
僕はそう考えます。

来週は強化練習ですね。

3Aの選手には強化練習で意識してやって欲しいことを、もう伝えてあります。

どこまで本気で上手くなろうと考えて野球をやっているのか楽しみです!