5月26日(土)東向公園において上鳥羽友愛ジュニアさんとの練習試合2試合を行いました。
やはり、困った時の黒ちゃんです・・・
リーグ戦真っただ中のこの時期に練習試合相手を探すのは大変でして、木曜日に急遽上鳥羽さんとの対戦が決まりました。
黒ちゃん、ありがとうございました!
朝早くからグラウンド整備を行い試合の準備をしていただいた上鳥羽友愛ジュニアのスタッフの皆さん、ありがとうございました!
またお願いします!
第一試合
上鳥羽友愛ジュニア 0 0 0 1 1 2
TKドラゴンズ 2 2 4 2 X 10
(勝投手 三浦 3勝2敗)
先発三浦が危なげないピッチングで予定通り3イニングを封じ3勝目を上げた。
フォームの修正がまだ途中ということもあり、この日三浦はブルペンから球の走りは良くなかった。本人もそう思っていただろう。しかし、緩急をつけ相手打者を翻弄。1安打無四球3三振の完璧なピッチングを見せてくれた。
自分の調子がどんな状態であれ、その調子を見極めた投球で試合を作るセンス、打者を打ち取るセンスは高い評価に値する。
1回裏、2番瀬古がライトオーバーのツーベースヒットを放つと、4番池本がレフトオーバーのエンタイトルツーベースで先制した。
その後も、3番栄木2安打、4番池本の2本目のツーベース、5番三浦1安打、6番渡辺2安打と2番から6番までが8安打し、10点を奪った。
好調な打線の中でも、渡辺の2安打と池本の2本のツーベースはひときわ目を引いた。
渡辺は2打席目にダメ押しとなる2点タイムリーヒットをセンター前に、3打席目はライト前にヒットを放ったが、いずれも痛烈な当たり。渡辺が打席に入って構えると打てる雰囲気が体全体から立ちのぼる。先日の試合から完全に何かをつかんだようだ。
池本もこの数試合、ロングヒットを連発している。4番打者にはコントロールミスが無い限りインコースの甘い球は来ない。アウトコースを力強く振り切る技術を手に入れた池本は、相手投手からすると脅威である。
5回表、TKドラゴンズの選手達がざわめいた。
マウンドに向かったのは池本。昨年10月8日以来、実に7ヶ月半ぶりのマウンドに池本が立っている。
左ひじを故障し、右投げでライトのポジションをこなしていた池本がついに復活した。木曜日に診断結果とともに担当医からGOサインが出たことを聞いた。この日の朝に1イニングないしは30球程度投げさせることを池本父にも確認した。
「京将、ピッチャー行くぞ」という私の言葉に「はい」と何とも言えない顔で答え、池本がマウンドに向かった。
力加減は7割ぐらいでの投球。28球4四球1失点で試合を締めくくった。球は威力を増していた。夏に向けて頼もしい左腕が帰ってきた。
熊谷がこの試合で2盗を二つ刺している。2回表、先頭打者をヒットで出した直後と、最終回、これも先頭打者を四球で出した直後に刺し、三浦と池本を助けた。
キャッチャーゴロの処理、配球、声、まだまだ物足りないが、少しずつ野球の知識はついてきている。本人も努力しているのが見える。
第二試合
TKドラゴンズ 3 0 4 3 10
上鳥羽友愛ジュニア 3 0 0 2 5
(勝投手 瀬古 2勝1敗2S)
第一試合の控え選手を全てスタメンで起用し、この日全員がスタメン出場を果たした二試合目。
初回、1番立石詢人がいきなりレフトオーバーのツーベースヒットを放った。先頭打者のロングヒットは理想的だ。いきなりチャンスの場面になるし、ベンチの士気も上がる。来年のオーダーを意識したラインアップで臨んだのだが、好感触を受けた。
その後も3番瀬古が1安打、4番樋口が2安打2打点、6番立石雄大が1安打1打点、8番井上有宇人が2安打するなど、この試合でも10点を奪った。
先発瀬古は、エラーもあって不安定な立ち上がりに3失点したが、2回3回は無失点で2勝目。3回裏、クリンナップを2三振3者凡退に退けた投球は良かった。
最終回、立石詢人をマウンドに送った。GW中のBチームの練習試合で、良い投球をしたらしいので一度見ておきたかった。この日の朝に肘が下がらないよう少しフォームを修正していた。2失点しツーアウト満塁のピンチを背負ったが、最後の打者を三振に取り試合終了。
マウンドに立った時の顔が良い。「やったるで」という感じやな。ピンチになっても不安な顔はしないし、ピッチャーゴロをランナーを見て捕球を見ないという絵にかいたようなエラーをしでかしピンチを広げた時にもへこんでいなかった。面白い選手ですなぁ。
5年生以下の選手も力をつけてきている。今年の6年生のレベルは高い。その6年生の中でレギュラーを勝ち取っている瀬古と樋口が中心となり、来シーズンのチームは形作られるだろう。
さて、来週は練習。修正したいところがあります。
再来週は練習試合の予定です。
楽しみです。