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全力プレーって何?

6月2日(土)朱雀グラウンドにおいて練習を行いました。

Bチームは真横で新町アニマルさんと練習試合をしていましたので6年生だけでの練習となりました。

 

この日の授業は「全力プレーについて」

「全力プレーとはなんや?」と聞くと井上有宇人が「自分の持っている全ての力を出すこと」という完璧な答えが返ってきました。

知っているけど出来ているかどうかというと出来ているとは言い難い。でも彼らが全力でプレーしているのだとしたら、ちょっと力が足りないなぁ。彼らの「全力」の容量を大きくすることが私の役割なのだろうと思うわけです。

 

全力プレーというと「全力で走ること」「全力で投げること」はもちろんですが、それだけではなく「全力で考えること」「全力で指示を出すこと」「全力でタッチすること」なども含まれます。プレーに関わる全ての事を100%の力で実行することが全力プレーなのです。

で、その後、盗塁時のスタートと連携をもう少し磨きたかったので、そのプレーに関することを全力でやってみました。

ランナーのスタート、守備の声、クイックスロー、スローイング、けん制のタイミング、アウトのアピール・・・

盗塁と盗塁阻止のプレーだけでも多くの「全力」が必要となります。まぁ、この辺はまだまだ磨かないと全力の容量は増えないでしょうねぇ。

このプレーに関する最後の練習は「タッチがアウトに見えるか見えないか」というもの(笑)

全員に「セカンドけん制に入るショート役」をランナーは付けずにやってもらいました。

これ、何を目的としているかというと・・・「全力でベースに入れるか」「全力でタッチができるか」「全力でアピールできるか」ということです。内野の守備では、この3つの「全力」はクロスプレーでアウトにする重要なポイントになります。

要するに、アクセル全開の急発進、ブレーキペダルを本気で踏んでの急停止、素早いタッチ、審判が思わず「アウト」言ってしまうアピールのタイミングと声・・・自分の体の能力を最大限に使ってアウトにする練習です。

こういう「全力」を練習して、少しずつ野球を知っていくのです。

次回は別のパターンでの全力プレーを指導する予定です。

 

この日、コーチの面接を行いました。

同志社大学2回生の千葉君。岩手県出身。

レギュラーチームでの採用が決まりました。まだ2回生なので私の指導方法を吸収し、指導者としても成長してもらいながらコーチをしてもらおうと思っています。

なかなか良い青年なんで、皆さんよろしくお願いいたします。

 

ひとしきりバッティングとピッチング指導をした後は、11時に練習終了。Bチームの試合を応援することにしました。

5年生5人、4年生1人は普段レギュラーチームで練習してるんで、活躍してるかどうか気になります・・・

活躍してくれていましたねぇ。

この日は体験に二人来てくれていて、5年生以下の人数も増えてます。楽しみですなぁ・・・

 

新町アニマルは私の出身チームでして・・・水口コーチも健在です。私が10才の頃からコーチをされてるんで・・・42年程コーチをされています!う~ん果てしない・・・今TK創立13年目なんで、私があと30年指導したとしたら・・・ゲッ、82才(笑)

レギュラーチームも近いうちに練習試合をお願いしますよ!

 

さて、来週は午前中練習の後、午後から京都ルーキーズさんとの練習試合です。きぬかけ杯を占う重要な一戦になります。

楽しみです。