8月26日(土)横大路グラウンドにて3Aチームの練習と後半はメジャーチームとの練習試合を行いました。
ハンデなしのガチンコ勝負で行ったメジャーチームとの練習試合は、なんと3-3の引き分けでした。
対戦相手がメジャーチームだけに今回はちょっと書きにくいなあ。
まずこの日の練習から。
この日から練習メニューを変えました。
勝ちたい気持ちがわんさか出てきている3Aチームの子ども達の欲求に応えるため、勝てる野球を指導する時期だと判断しました。
今までは野球に馴染む練習が中心でしたが、子ども達のレベルが上がれば物足りなく感じてきます。
子ども達の野球の楽しさを満たすためには練習のレベルも上げる必要がありまして、これは自然な流れなんですが私が思っていたよりちょっと早かったかな。
子ども達の成長するスピードは凄いです。
練習前に勝つために重要なことを二つほど話したんですが、私が珍しく真剣な話をすると途端に3Aの子ども達は退屈そうな顔・・・(笑)ここは家か(笑)反応が素直すぎるやろ(笑)
ほたるちゃん(牧母)曰く、この子らにとって自分のお父さんの方が会長よりも怖いんちゃいますか(笑)会長はおじいちゃんに近いっすから(笑)らしいです。
ま、そらそやな(笑)確かにおじいちゃんに近い(笑)
とりあえず練習や~
キャッチボールの後はボール回し。
思っていたよりできてましたけどノーミスでやり切ることはできませんでした。でもコツさえ掴めばすぐにできるようになると思いますよ。
ボールを後ろへそらさないために「体で止める」ってよく言いますが、これってやった人は分かりますが、やったことのない子ども達には怖いものです。
ボールが体に当たるんですからね(笑)デッドボールで泣いちゃう選手もいますから当たれば痛いんです。
私みんなに言いました。
「君らが甲子園に出たとする。例えば最終回、後ろへそらせばサヨナラ負け、体で止めれば勝てるかもしれない。体に当てて止めれば何分間か知らんけど体は痛い。でも後ろへそらせば一生心が痛い。どっちが良い?」
みんななんとなく理解してくれたようでした(笑)一生心が痛いのは嫌なようです(笑)
その後、グラブを持たずに体でボールを止める練習を少々。「体罰や!」と子ども達はざわついていましたけど💦おそらくこれを写真で切り取ると「ヤバいチーム」に見えますが、ゆる~い球を体でポンッと止める練習なんでご心配なく(笑)
「打ちたいのに打てない」今ほとんどの3Aの選手が思っていることでしょう。
これは野球をやっている人にはずっと付いて回る難しい課題です。
今までは自由に打ってもらってたんです。「もっと打てるようになりたい」と思ってきたら私の指導に耳を傾けてくれます。
なのでこのタイミングで少しでも打てるような指導をします。
主に打つための準備ですけどね。
必要な選手はスイングの軌道や構え方まで指導します。
バッティングフォームや構え方っていうのは答えがないんです。間違いはあります。でも正解がいっぱいある。
いろんなパターンを試してみて自分に一番合うものを取り入れるというのが良いでしょうねぇ。
この日は特に河塁と竜惺を指導しました。河塁は劇的に良くなりました。竜惺はイマイチしっくりこないようなのでまた違う角度から指導してみます。
で、10時30分からメジャーチームとの練習試合が始まりました。
練習試合
メジャーチーム 3 0 0 0 3
3Aチーム 3 0 0 0 3
(4回時間切れ引き分け)
ノーハンデで行った練習試合。全員が打席に立つという特別ルールで行いました。
メジャーチームを擁護しておきますと、ノーハンデにした時点でメジャーチームの選手にはプレッシャーがかかります。勝って当たり前、ボコボコにして当然。負けるはずがない。
3Aの選手はノープレッシャーです。負けて当たり前。ボコボコにされて当然。勝ったら爆笑。
なのでメジャーチームには精神的にキツイ一戦をしていただいたということになります。ありがとうございました。
私、TKドラゴンズの会長なんでメジャーチームに気持ちよく勝ってほしいという気持ちは強いんですが、3Aの監督という立場もあるんでこの試合は完全に勝ちに行きました(笑)
でも3Aの頑張りは正直なところ嬉しかったです。
2回から3イニングスを0で抑えた圭汰のピッチングが素晴らしかったですわ。
コントロール、球速ともに今彼が持っている力が全部出ました。
後で聞いたら「全然緊張しいひんかった」らしいです。ノープレッシャーのハンデみたいなもんですね。
では公式戦でこの心理状態で投げられるかと言うとそうは簡単にいかないのです。これからもっとマウンド経験を積んで、自分の力の90%くらいを常に出せるようになれば真のエースになれます。
圭汰は他の5年生4人がメジャー入りした中でメジャーに上がれなかった選手。チーム編成が決まった今年の1月には悔しい思いをしたと思います。
でも立場で人は変わります。今年彼には3Aの4番でエースという立場を与えています。彼も必死で取り組んでくれています。結果が出て良かったね。
この日初めて1番に起用した河塁が躍動しました。
初打席はエラーで出塁、ホームも踏んでいます。4回裏最終回の2打席目には先頭打者でメジャーのエース崔からヒットを放ち出塁!ガッツポーズだ!河塁の体から気合がほとばしる!
その直後2盗を決めその後3塁まで進みました。サヨナラか?!勝つんか?!って感じでベンチは大盛り上がりでした。
2番聖史郎、3番弦希、4番圭汰と続く打線。3Aの主力3人が続きます。
聖史郎三振、弦希デッドボール、圭汰三振。崔はサヨナラ負けの大ピンチにも動じませんでした。良いピッチャーに成長していました。良く抑えましたね。素晴らしい。
2アウトとなり河塁はどうしてもサヨナラのホームを踏みたかったんでしょうね。ワイルドピッチではないにしても一瞬キャッチャーが後ろへそらしそうな気配がした瞬間、ホームに突っ込みました(笑)アウト(笑)どうしても勝ちたかったんだ。その気持ちは十分伝わりました(笑)
他にも良いところがいっぱいありました。
ノープレッシャーもあって3Aは練習したことは全部やってくれていました。
セカンドけん制でランナーをアウトにしています。
ランダウンプレーでランナーをアウトにしています。
ランナーが走ったら「逃げたっ」という大きな声がでています。
その声にピッチャーが反応しています。
セカンドでホースアウトをとっています。
セカンドがカバーに入っています。
ファーストゴロでピッチャーがファーストカバーに走っています。
素晴らしかったです。
できないプレーもありましたが、今後練習を積んで凄い守備陣を作りましょう!
2回からは両チームのエースがマウンドに上がり投手戦となりました。素晴らしい試合でした。
メジャーチームの選手も気にする必要はありません。ピッチャーが良ければそんなには打てません。野球とはそういうものです。
さて、3Aは秋の新人戦に向けてスタートを切りました。
今後メジャーの5年生5人もメジャーの予定を考えながらですが、新チームのカタチを作るために3Aで練習してもらうことが増えると思います。
楽しみにしていてくださいね!
体験も引き続き笑顔でお待ちしています!
4年生以下大募集です!
次の次のチームを作って行きますよ!