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きぬかけ杯夏冬連覇ならず3位

12月5日(土)御所グラウンドにおいて、TKドラゴンズ主催の第14回きぬかけ杯が行われ、夏冬連覇と2年連続夏冬4連覇を狙ったTKドラゴンズだったが、1回戦上鳥羽友愛ジュニアに敗れ、3位決定戦で京都ルーキーズに勝ち3位となった。
結果は、優勝・アカスポ、準優勝・上鳥羽友愛ジュニア、第三位・Tkドラゴンズ、第4位・京都ルーキーズ。
アカスポさん、優勝おめでとうございます!
ご参加いただいたチームの皆様、ありがとうございました。来年の第15回大会も、ご参加お待ちしております。

1回戦
上鳥羽友愛ジュニア 1 1 0 0 0 0 0  2
TKドラゴンズ   0 0 0 0 0 0 0  0
(負 立石5勝4敗)

夏の決勝戦対決となった1回戦は、両チームのエース対決となった。

上鳥羽友愛ジュニアのエースは良かった。
球速、球威があり適度に散らばるコントロール。狙い球を絞り切ることができなかった。
TKのチャンスは二度。
初回、1番森が四球で出塁し、2アウト2塁から4番吉村のライトフライエラーで同点と思ったら、アウトカウントを間違えた森がスタートしておらず無得点。
これは痛かった。でも森が一番へこんでるだろう。次に生かせばいい。落ち込む必要はない。
二度目のチャンスは最終回。先頭5番立石の痛烈なレフト前ヒットで意地を見せたが、後続が凡退し試合終了。
立石が7回2失点の完投でチャンスを待ったが、最後まで上鳥羽のエースを捉えることができず、少ないチャンスを生かせず完敗した。

守備では、上鳥羽のスクイズを見切り2失点で粘った。
立石の立ち上がりは緊張感もあり、先頭1番を四球、2番にレフト前ヒット、4番ピッチャーゴロエラーなどで1点取られ、尚も1アウト2塁3塁とピンチが続く。
ここで5番のスクイズを外し、三振ゲッツーでなんとか1点に抑えた。
2回にも1失点の後セーフティースクイズを外し、最少失点で食い止める。
7回にも1アウト3塁のピンチでスクイズを外し、無得点でしのいだ。
三度のスクイズを全て見切った。
上鳥羽対策として、スクイズ外しの練習を重ねてきた結果が出た。
外せのサインを出したのは私だが、サイン通りのプレーをし、挟殺の末アウトにしたのは選手達だ。選手達がよくやった。

試合後、上鳥羽の黒ちゃんこと黒飛監督が私の元に来て「スクイズなんで分かったん?」と聞いてきたので「黒ちゃんの顔見てたら何考えてるか分かる」と答えておいた。
決勝戦で、上鳥羽がスクイズを使わず準優勝に終わったのは、私の責任かもしれない。

サードの杢谷が、サードゴロを完璧にさばいてくれた。
1試合でなんと7本のサードゴロが飛んだ。強烈な当たりも数本あったが、見事に杢谷がさばききった。
2試合目を合わせると、8本のサードゴロを全てアウトにしている。
ノーヒットながら、杢谷を優秀選手賞の候補に挙げていた。もう一人優秀選手を選ぶなら、杢谷だった。
先日の練習で、最近少し捕球にばらつきがあったため、捕球の姿勢とグラブの出し方を指導したら、急激に良くなった。と思ったら途端にサードゴロが増えた。

三位決定戦
TKドラゴンズ 0 3 5 6 0  14
京都ルーキーズ 0 0 1 0 0  1
(勝 青山空4勝1敗2S、 本塁打 青山空3号)

先発青山空が1失点完投、3打数3安打本塁打1本5打点の大暴れ。
立石も2安打、伊藤も2安打と良く打った。伊藤は打率3割に到達。
三位決定戦は、ノープレッシャーで打ちまくった。
プレッシャーのかかる試合では、こうはいかない。野球とはそんなものだ。

この試合は、6年生控え選手を1番2番3番9番に起用したが、上川、小川、下村が1安打を放ち、6年生の意地を見せてくれた。

6年生最後のきぬかけ杯。選手達はやるべきことをやった。
TKドラゴンズは、強力打線で打って打って押し切る野球。
優勝を逃したのは、今シーズン強力打線を作り切れなかった私の責任だ。

例年とは違い、来週に若竹杯準決勝、決勝が残っている。
細かいことは考えず、打って打って打ちまくれ!
最後に優勝をつかむ。

優秀選手と選出理由

優秀選手・・・青山空
選出理由
京都ルーキーズ戦に先発、5回1失点完投で勝ち投手。2試合で3安打1本塁打5打点の活躍。

優秀選手・・・立石
選出理由
上鳥羽戦に先発、負け投手ながら7回2失点完投。2試合で3安打2打点の活躍。

個人タイトル争いは佳境に入ってきた。
打点は青山空が27打点で単独トップ。2位宮田22打点。
本塁打は宮田と青山空が3本でトップ。3位立石、吉村2本。
首位打者は立石が4割4分8厘でトップ。2位吉村.387、3位青山空.386。
最多安打は立石が39安打でトップ。2位青山空32安打。
最多勝は立石、吉村が5勝でトップ。3位青山空4勝。
防御率は立石が1.72でトップ。2位青山空3.60。
立石は現時点では、12期のスーパーエース池本が持つ年間最高防御率2.39を上回り、歴代トップに立っている。

立石MG、本当にお疲れ様。
お子さんの浮き沈みに関係なく、ほとんど一人でメジャーチームの運営を背負ってやっていただきました。
きぬかけ杯や竹の子リーグでは対戦チームの対応もリーグとのやり取りも、何から何まで、ありがとう。
今シーズンを通してあなたがぼんやり座っている姿を私は見た記憶がありません。心から敬意を表します。
立石MGには今後も相談役としてチームに残っていただくことになりました。これからもTKドラゴンズをよろしくお願いいたします。

成合スコアラーお疲れ様。素晴らしいスコアラーでした。
適度な相槌とタイムリーで正確な情報、程よい野球知識。試合中は私の愚痴に嫌な顔もせず付き合っていただきました。
成合スコアラーのお蔭で気分よく試合に集中し采配を振るうことができました。ありがとう。
成合スコアラーには今後もスコアラー相談役としてチームに残っていただくことになりました。これからもTKドラゴンズをよろしくお願いいたします。

主審をしてくれた学生コーチの千葉君、清水君、小林君ありがとう。
良いジャッジでした。
千葉君にとっても最後のきぬかけ杯でした。TKの試合の主審を全て任せました。正確なジャッジで気持ちよく試合ができました。ありがとう。
千葉君には今後も学生コーチ相談役としてチームに籍を置いてもらうことになりました。年に一度は岩手から京都に来て顔を出すという条件付きで(笑)

全てのスタッフの皆さんに感謝いたします。

さて、来週の最終戦、がんばりましょう。