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自らの意志で野球をする子ども達

6月26日(土)御所グラウンドにて練習を行いました。
走塁練習とピッチング指導を行っています。

さて、今日はTKドラゴンズの指導の根幹について少しお話します。
これは何度も言ったり書いたりしています。
何度でも言いますよ(笑)毎年言います。

TKドラゴンズが目指しているのは「ひとりひとりが輝く野球」
これは、ひとりひとりが自分の意志で野球をプレーする姿を意味しています。
自分で考え判断しプレーする選手は輝いて見えます。

具体的に言いますと、練習では細かい指導を徹底してしますが、試合のプレー中には一切指示を出しません。ただ、どんなプレーをするのか見ています。

そうですねぇ、自らの意志で野球をしている選手は、まず表情が輝いています。
試合中ですと、攻撃にしても守備にしても重要な局面では、今どういう状況なのか、自分のやるべきことは何なのかを考え、指示を出したり準備をしたり動いたりするわけですが、こういう時の選手の顔は非常に引き締まっています。青年のような精悍な顔つきを見せてくれます。
そして、思い描いたようなプレーができた後は、一気に笑顔がはじけます。
イメージ通りのプレーができなかった場合は、その顔に悔しさがにじみます。
成功しようが失敗しようが、自らの意志でプレーしている選手の表情は美しいです。

自らの意志で野球をしている選手は、私の言葉を少しも聞き逃すまいと集中して指導を聞き、まずやってみようとします。
できなくてもまずやってみるという行動は、簡単なようですがとても勇気のいることです。
褒められたり叱られることを気にするより、自分が上達することを望む姿勢が「できなくてもやってみる」という行動の原動力になります。
思い切ってやってみて、今までと違う感触を掴んだり、何回かやっているうちに難しいと思っていたプレーができた時、その選手は上達する喜びを知ります。
その時彼らは、未来を見つめるキラキラと輝く美しい目をしてくれます。

自らの意志で野球をしている選手は、フィールドの中でもベンチでも心の声を絞り出しています。
勝ちたい試合、決勝戦、それは選手達の目標である一戦で聞こえてきます。
チームメイトを鼓舞する声、励ます声、自分に言い聞かせる声、歓喜の声、諦めない声、様々です。教科書に書いてあるような声じゃなく、心から絞り出す声。
その人数が多いと地響きのようにも聞こえますし、一丸となるときは歓声がうねり、その声が何かのかたまりのようなものに感じる時もあります。

私は、自らの意志で野球をする子ども達の表情や声がたまらなく好きで、何度でもそれを感じたくて指導をしているんだろうと思うのです。

こういう表情をしろとか、こんな声を出せとか、そんなことを教えるのは無理なんです。
自らの意志で野球をして、努力をして、練習をして、考えて、へこんで、喜んで、結果を出して、自信がついて、勇気が湧いて、悔しさを知り、信頼する仲間を得て、そんなことが混ざり合って、いろんなことが合わさって、そんな表情やそんな声になるんだと思うのです。
大人が忘れかけている何かを思い出させてくれるんです。俺もがんばろう!って思わせてくれるんです。