11月11日日曜日は青空の下、牛ケ瀬グラウンドにて、竹の子リーグ新人戦予選リーグ最終戦(OYZパンサーズ戦)を行いました。

NPBではドラフト会議で新戦力が補強される一方で、悲しいかな戦力外通告がある新旧交代の季節です。

あと1ヶ月で6年生が卒団するという状況下、新レギュラーチームへの期待感とともに、現時点での戦力を確認し、来シーズンの指導方針を決める上で大切な試合でした。

選手自身も肌で感じていたに違いありませんし、12月8日のTK主催「きぬかけ杯」に出場したい選手にとっては最終アピールの試合となりました。

 

 

それでは今日の試合を振り返ってみます。

 

(試合結果)
OYZパンサーズ 0000000   0
TKドラゴンズ  202013×  8

 

(1回表の守備)

先発の瀬古は先頭をピッチャーゴロに打ち取るも、ワンアウトから2番・3番バッターにしぶとく連続ヒットを打たれランナー1・2塁と、いきなりのピンチ。

続く4番バッターに、ワイルドピッチ。。

 

しかし、バックネットから跳ね返ったボールを樋口が素早く3塁に送球し、タッチアウト。

このプレーでチームが流れに乗りました!

 

樋口はフィールド全体を見渡せる目と送球の正確さがすばらしい。

 

 

(1回裏の攻撃)

1番立石が内野ゴロエラーで出塁し2塁へ盗塁後、パスボールによる相手捕手の3塁への暴投で待望の先取点を取りました。

今日の課題として、塁に出たら全て盗塁と伝えていましたので、立石はそのとおりの好走塁でした。

 

続く2番の堀は内野ゴロエラー、盗塁で3塁まで進んだ後、樋口の普通のレフトフライでタッチアップ!

と思いきや。。。

3塁への帰塁ができず、2アウト。

 

しかしながら4番瀬古がライトへライナーできっちりヒットを放ち、2点目を取りました。

 

 

(2回表の守備)

ファースト内藤の捕球ミスでランナーを1人出したが、瀬古が連続三振を取り0点に抑える。

 

(2回裏の攻撃)

新戦力の7番堀部からの打順でしたが、3者凡退。

 

(3回表の守備)

瀬古は2奪三振で3者凡退に抑える。

 

(3回裏の攻撃)

2アウトから3番樋口が相手エラーで2塁へ進塁後、3塁への盗塁時に相手捕手の暴投で生還し、3点目。

同じく相手エラーで出塁した4番瀬古を3塁において、5番井上がレフト線にタイムリー2ベースで4点目。

 

最近元気がないと感じていた井上。

レフト方向に引っ張る、本来の思い切ったスイングが戻ってきました。

 

 

(4階表の守備)

瀬古は4番バッターにセンター前ヒットを打たれたものの、後続を抑え0点に抑える。

 

 

(4階裏の攻撃)

2アウトから8番金城がセンター前にヒットを放ち、3塁へ盗塁を成功したのもつかの間、キャッチャーの浅いパスボールで本塁を突いたが間一髪タッチアウト。

 

この状況判断は難しいです。。

 

第2リードを大きく取っているか?

自分の走力は早いのか・遅いのか?

パスボールの瞬間にスタートを切っているか?

キャッチャーの動きは素早いか?

ピッチャーはベースカバーに入ろうとするのか?

 

など様々な状況から判断する必要があります。

しかし、考えてから動いていては遅いのです。

このような状況を想定し、体が反応して次の塁に進む、といったことを日々の練習で取り入れる必要があったと、ベンチで反省していました。

 

しかしながら金城本人は、積極的な走塁があったからこそ、あのような状況ではアウトになる、ということを経験できたのではないでしょうか?

 

試合後のミーティングで本人に直接伝えましたので、次回の試合・練習に修正してくれることと思います。

 

 

(5回表の守備)

先発瀬古から井上にピッチャー交替。

井上は瀬古と同じでランナーが出てからの制球が課題です。

今日は常にストライクが先行し、持ち前のハイテンポの投球でこの回を三者凡退に抑えました。

 

ナイスピッチング!

 

 

このように投手がリズムの良い投球をすると、攻撃にもリズムが出て、その裏には必ず点が入ります。

 

(5回裏の攻撃)

1番立石がショートへの内野安打で出塁し、2塁,3塁へ盗塁後、2番堀のピッチャーゴロの間に生還し貴重な中押しの5点目が入りました。

 

積極的な走塁がいかに相手バッテリーに精神的なプレッシャーを与え、ミスを誘発するか…まるでお手本のような走塁でした。

 

続く3番樋口は、左中間に大きなフライを放つも、レフトから返球があり、3塁をオーバーランした際にタッチアウト。

樋口は2塁を回った時にレフトが3塁に返球する動作が見えたはずです。

 

あくまでも走塁の主役はランナー本人です。

 

自分が見える範囲の打球は、

打球の深さ

相手守備の肩

自分の走力からスライディングが必要なのか

オーバーランで次の塁を伺うのか

自分自身で判断することが必要です。

 

 

(6回表の守備)

今日は強肩の金城に、ライトを守らせました。

金城は元々、攻・守においてポテンシャルが高い選手で、強いボールを投げる能力は5年生以下でトップクラスです。

「ライトにゴロが飛ばへんやろか。」と金城監督と会話していた矢先に、先頭の相手1番打者がライト前のゴロを打ちました!

 

金城は素早くファーストに送球~、矢のようなストライク送球でアウト~!

 

 

このプレーを見て、完封リレーを意識しているピッチャー井上が燃えないわけがありません。

 

後続をピシャリと抑え、以前0点のままです。

 

(6回裏の攻撃)

こういったファインプレーが生まれると攻撃にもリズムが出てきます。

先頭の5番井上がレフト線へのスリーベースヒットで出塁し、6番内藤も連続スリーベースヒットで続き、6点目。

 

 

実はこの二人から塁上で控えめながらガッツポーズが出てましたねぇ~。

 

フィールドで輝いていました。

 

その後、パスボールで内藤が生還し、7点目。

 

9番、千はツーアウトから内野安打とワイルドピッチで3塁まで進み、次の打者は6回表からセカンドに入った下村。

 

試合経験の少ない下村ですが、サードゴロを放ちファーストに全力疾走、セーフ!

 

千が生還し8点目が入った。

 

ただの追加点に違いないが、ツーアウトからの追加点では相手に与えるダメージが違う。

 

この回の得点が結局ダメ押し点となりました。

 

(7回表の守備)

7回も井上が危なげなく2者連続三振を取るなどしてゲームセット。

 

 

瀬古は4回を投げ、打者15人、被安打3、四死球0、奪三振7、自責点0

 

井上は3回を投げ、打者10人、被安打・四死球0、奪三振3、自責点0

 

の内容で見事な完封リレーでした!

 

 

本日は藤原コーチが卒論準備で欠席だったので、急遽、金城監督と一緒に采配を取ることとなりました。

 

試合前アップの段取りの下手さ、不愛想な指示、サインの出すタイミングが遅いなど、数々の不手際を感じておりますが、今日はその不慣れな指導者を選手達がカバーしてくれました…感謝・感謝。

 

それに加え、普段、何気ない顔で悠々と指揮を取る田中会長の偉大さを改めて感じた次第です。

前述で金城の走塁でも触れましたが、5年生以下の選手には是非、失敗を恐れない積極的なプレーを望みます。

 

その昔、高校の恩師に「野球はミスの追及や」と毎日のように言われていたことを思い出しました。

 

ただ捕って投げる、打って走るだけは、結果はともかく極論言えば誰にでもできます。

 

今までよりも、

勇気を持って初球の甘い球を打つ、

果敢に次の塁を狙う、

難しい外野フライを全力で取りに行く、

といった積極的プレーから分かった、自分のミス、欠点を指導者とともに修正することが、チームのレベルアップにつながることと思います。

 

 

今回は、瀬古からお送りしました。