叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

野球の楽しさ

11月10日土曜日は、御所グラウンドで、Bチーム、ファームチームの練習を行いました。

今日はレギュラーチームの練習が休みだったので、富小路グラウンドを広々使えるな~と思っていたのですが、B.Fチームともに団員が増え、体験・見学の参加者も多く、とても賑やかで、有意義な3時間でした。

体験・見学は随時受付しておりますので、次回の申し込み、お待ちしております!

 

 

今回は休養日にも関わらず、翌日のBチーム新人戦の激励と、ファームチーム体験の子供達の様子を見に来られた、田中会長からのコメントでお送りします。

 

野球の楽しさを伝えることの難しさを感じている保護者の方々やスタッフの方、是非お読み下さいね!

 

「リフレッシュ!休養日」

 

11月10日(土)、今日はレギュラーチームの練習はお休み。私も休養日に当てていました。

レギュラーチームはここしばらく、土曜日に練習、日曜日に試合という日程が続いていたんで、さすがに私、疲れてきました。

 

神経を使う試合も多かったんで、きぬかけ杯に向けて一旦気持ちを切り替えようということで休みにしたんです。

 

ただ・・・私、結構早起きなんで、6時ぐらいから起きてまして・・・・10日も気が付いたらユニフォームを着ておりました(笑)

 

よく考えてみると、土曜日の午前中はどうしても避けられない仕事が入っているとき以外はずっと野球をしてますんで、実際なんにもない土曜日をどう過ごして良いのやらわからないという・・・困ったもんです。

 

良い機会なんで、Fチームの練習も見てみたいと思い、シラ~とグラウンドに行きました。

Bチームの練習を見たり、Fチームの練習を見たり行ったり来たりさせてもらいました。

低学年の子どもたちと練習するのは何年ぶりでしょうか。なんか懐かしく感じました。

 

「子どもたちに野球の楽しさを教えたい」というTKドラゴンズの創設当時の思いが甦ります。

うまくボールを捕れた時の何とも言えない満足感

ボールを遠くまで飛ばせた時の爽快感

ホームランを打った時の周りの歓声・・・

 

こんな体験を子どもたちにさせてあげることが当時の私の思いの全てでした。

 

年々、チームは強くなっていますが、根本的な思いは変わっていません。

いくら良い選手でも野球を好きにならないとやっぱり面白くないんですよね。

面白くないと伸びないんですよね。

 

 

 

この日は5名ほど体験練習に来てくれていましたので、少しですが指導させてもらいました。

 

この日の体験は初心者が多いと聞いておりました。

さすがに始めは不安そうに練習をしていました。

そりゃ初めて来たチームですから不安しかないよね。

でも「できるかどうかやってみよう!」と楽しく指導させてもらってるうちに、どんどん子どもたちの顔が輝いてきまして・・・

自信と興味が湧いてくるんですねぇ。

ホントに初心者なんか?

と思えるほどキャッチボールもしっかりできてきたんで、Fチームの選手の前で「キャッチボール発表会」までやってしまいました(笑)

みんな上手いよねぇ、感心です。

 

ホームラン競争も楽しそうにやってくれていましたよ。

全員ホームランを打ってくれました。

手にホームランの良い感触が残っていると思います(笑)

 

久しぶりにFチームの練習も見ましたが、梅ちゃん(梅澤コーチ)もなかなか良い指導をしてくれています。

選手達にも慕われているようですし、良い兄貴って感じでしょうか。

普段は私から「雨男」だの「ちゃらんぽらん」だの言いたいように言われている梅ちゃんですが、どうしてどうして、責任を持ってしっかりやってくれています。

 

小さい子の指導は大変なんですよ。

だいたい途中で遊びだしますしねぇ(笑) 7~8年前でしょうか、選手が十数人しかいなかった時のことです。

朝、ランニングでグラウンドを1周するんですが、1周して帰ってきたら選手が半分に減ってるんですよ!

 

なんで?

と思ったらランニングの途中で低学年の子どもたちがグラウンドの垣根の虫を捕まえに行ったり、松ぼっくりで遊びだしたり・・・

そんなことを思い出します。

 

Fチームの子どもたちは、低学年で打つことや投げることの楽しさを実感して、

そのうち4年生・5年生になり野球に興味を持ち、

6年生になった時には野球に対する考え方や、知識や技術、努力の意味や結果を出す達成感や結果を出せない悔しさや、勝つ喜びや自信を身に付け・・・

いろんな段階を経て心と体が成長し、本当の野球の楽しさにたどり着いてくれることでしょう。

 

この日体験に来てくれたみんなには、いずれ高学年になったとき、もっと楽しいレベルの高い野球を指導したいと思っていますし、その時がくることを楽しみに待っています。