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川本、投手の魅力あり

7月17日(土)朱雀グラウンドにてメジャーチームの練習を行いました。
祇園祭なんですね、普通なら。
二年続けて山鉾巡行中止です。
やはりこの時期に祇園祭がないというのは、長年京都に住んできた私としては寂しい気がします。
特に祇園祭だから何かをするということはないんですが、山鉾が立ち始めると「しもた、車通られへんがな」と毎年の交通規制を忘れていた自分を悔い、宵山の人の数に「暑いのに大変やな」と新聞を見ながらひとりつぶやき、巡行当日は普段は全く見ないKBS京都で巡行の中継をチラッと見て「しかしゆっくりした祭りやな」と毎年のように千年前との時間の流れを無駄に比べる。それでも、これが京都の夏の風物詩であることにおおいに誇りを持ち、「もう夏か」と熱気あふれる季節の盛り上がりを、力強い蝉の声とともに実感するのです。
祇園祭のない夏に寂しさを感じるのは、今までそうやって普通に過ごしてきたからなのでしょうね。

さて、この日はトスバッティングから始めました。
普段は時間の関係で端折っているんですが、トスバッティングはバッティングのキャッチボール的な準備運動です。
瀧本3A監督に言わすと「高校でもできひんやつはできひんかったで」ということらしいです。私、高校では他の人のトスバッティングに興味がなかったのか全く見てなかったんで、多分みんなできてたんだろうと思っていたんですが、違ったみたいです。
とにかく、先日の試合でうちの選手達のバットコントロールの悪さを実感したんで、毎回トスバッティングを行うことにしました。
投げる選手は打ちやすい球を投げ、打つ選手は捕りやすい打球を打つ、片方がグローブをもう片方がバットを持って行う、二人一組のキャッチボールみたいなもんです。
はい。予想通り、ぐちゃぐちゃでした。
逆に「よくこれでヒット打ててるよな」と思います。たまたまバットに当たるんですかねぇ?
ねらって打てばもっと打てるのにねぇ。
でも、練習すればなんとなく分かってくると思います。手首の使い方とかバットの角度とか膝の使い方とかミートポイントとか・・・自分たちで発見してください。

当たり前ですが、打率の良い選手はバットコントロールも上手いので、トスバッティングも上手いです。
森と安念のコンビは一番良かったです。
森は3割後半の高打率なんで、上手いのは当然です。
安念は打率2割を切ってますが上手いです。安念は3割以上打ってもおかしくないと思いますが、三振も多いんですよねぇ。何か足らん部分があるんでしょうね。
集中すれば良い選手になると思ってるんですがねぇ。真面目に野球に打ち込めば良い選手になれる気はしますが、器用な選手ほど素振りをしなかったり練習を適当にやる場合が多いので、それでしょうかねぇ。ただ、最近少し顔つきが変わってきてるんで、私としては本人の向上心が湧いてくることに期待しているところです。

終盤、川本のピッチング指導をしています。
川本は昨年末から肘を痛めて、今年の春ごろまでたいした練習はしていません。投手経験もないのになんで肘を痛めるのかが不思議ですが、ともあれやっと復帰してきました。
復帰後しばらくは肘を使い過ぎないようにと思っていましたが、今のチームの最大の課題は投手陣の整備です。川本本人も肘には不安は無いようなので、夏過ぎにでも登板できるようなイメージで仕上げて行こうと思います。
彼は体もがっちりしています。もともと肩は強いので、フォームと強く速い球を投げる考え方、体の使い方を指導します。

たいがいの場合、速い球を投げようとすればするほど、速く投げられない体の使い方をしてしまうものです。無駄な体の使い方をすることが多いんです。
フォーム自体はすぐに修正できます。あとは、最低限必要な筋力作りと投手としての動きやプレーの種類を覚えることが必要です。
筋力作りについては本人に伝えてありますので、練習日以外はトレーニングしてください。ちなみに自宅での投球練習は禁止にします。しっかりしたフォームになるまでは、投げないようにしてください。軽いキャッチボール程度でお願いします。
投手の動きは練習で覚えてもらいます。
川本は投手としての魅力を感じます。「良い球投げられるようになるだろうな~」というイメージができます。良い投手に育ててみようと思います。