2月25日(日)天一杯1回戦が勧修寺グラウンドで行われました。
結果は完敗????
篠少年野球クラブさんは、予想以上につ、つ、強かった。

それでは、振り返ってみましょう。

天一杯1回戦

篠少年野球クラブ 0 6 0 0 4  10
TKドラゴンズ  0 0 0 0 0  0

(敗投手 三浦 2敗、 敢闘賞 立石 1)

初回を三者凡退に退けた三浦は完璧な立ち上がりだった。
球も走っていた。
1回裏、TKも三者凡退。
相手投手はそんなに良いとは思わなかったのだが、この読み違いが結果的には攻撃の指示が遅れる原因となってしまった。

2回表、
先頭打者にライト前に打たれ、盗塁とワイルドピッチでランナー3塁。
ここで三浦が3塁へけん制・・・と思ったら偽投!
「あかん!」
と思う間もなくボークをとられ先制される。
いや、これはしまった・・・
私、ボークの指導をするのを完全に忘れていた。ミスった。
三浦には可哀想なことをした。申し訳ない。
天一杯は特に投球動作については厳しいので、私が十分指導しなければならなかったのだ。
次回の練習でボークの指導をします。

結局、その後、栄木、池本のエラー、四球、バックホームを熊谷がタッチミス・・・
ひえ~!不安な箇所がオンパレードで出てしまった~
三浦は完全にリズムが崩れてしまった。
満塁となって走者一掃のセンターオーバー・・・
ウゲッ!6失点????

しかし、これは仕方ないんだよなぁ・・・
選手が悪いのではなく、本当に仕方ないプレーだった。

ファースト池本の捕球は不安材料だった。
彼は左利き。昨年から左ひじを故障しているため必死になって右投げを練習し守備についていた。
捕球にしても本来右手にグラブをはめるのを左手にはめて守っているのだ。
微妙な加減は効かないのが当たり前。
キャプテンなので内野に置いておきたいと思った私が悪い。
サードゴロのファースト送球を捕球ミスさせてしまった。すまん。
3回から池本がライトに、ライトの石原寛太がファーストに入りなんとかしのいだ。

サードの栄木の送球にも不安を抱えていた。
オーバースローで送球するスタイルなのだが、一時はサイドスローでファーストに送球するように指導していたのだが、ピッチャーとして育てるにあたって本人の投げやすい変則オーバースローの方が打者はタイミングが取りずらいと判断し、ファーストへの送球モーションをサイドスローに矯正することをやめたのだ。
ただ、オーバースローゆえに上にふかすことを恐れてどうしても思い切りの良い送球が出来ない。
で、ショートバウンド。
思いっきり送球すると勢いよく上ずる。
なので栄木、池本との間ではエラーが有り得た。
なので、仕方ない。
栄木を投手として考える以上、ポジションを調整する必要があるんだろうなぁと感じる。

熊谷のタッチミスはもはや当然だった。
ホームベースの後ろでやや高いタッチ。
ランナーの足はベースに入るわなぁ。
だが彼はド素人なのだ。
タッチの指導は軽く一度行っただけで実践では一度もタッチプレーはなかった。
仕方ないのだ。
というか、よくやっている。
この2ヶ月間で突貫工事を施しキャッチャーというポジションを与えたのは私。
ド素人を守備の要に起用している私に責任がある。
大きな体、エグイ肩、大きな声、真面目な性格、ピッチャーをイライラさせない雰囲気。
どうしてもキャッチャーで育てたいと思った。
ド素人なのにマスクをかぶり、声を出さなければならない、内野に指示しなければならない、サインを出さなければならない、プレーを判断しなければならない・・・本人はおそらく今は恐怖でしかない状態なのだ。
それでも終盤、バックホームをタッチアウトにした。
ランナー3塁で、指導した通りピッチャーの投球をキャッチミットを前に突き出して捕球し、瞬時にランナーに目をやっている。
こんなことを野球を始めて2ヶ月でやっているのだ。
私はこいつと心中するつもりだ。
今年の冬のきぬかけ杯まで誰が何と言おうが、ダブルヘッターであろうがなんであろうがずっと熊谷を正捕手で使い続ける。

3回表は落ち着きを取り戻した三浦が封じた。

3回裏、
7番瀬古の当たりはセンター前にクリーンヒット・・・と思ったらセンターがセカンドベースのすぐ後ろに守っている!
センターゴロ。マジか。瀬古はヒット1本損した。
しかし8番三浦がレフト前にクリーンヒット。グリップからシャープにバットが振れた。
1番渡辺が四球を選び、盗塁を絡めてツーアウト2塁3塁。
初めてチャンスらしい場面だったが2番中村が三振を喫するがこれは責められない。

4回から栄木を投入。2三振を奪って0に抑える。

5回表、四球とフィルダースチョイスでツーアウト満塁とされ、9番バッターにセンターオーバーの満塁弾を食らった。
0-10。

5回7点差でコールドとなる。
篠のピッチャーは最後まで打ち崩せない。
参った。

最終回、
6番ホクロのある石原寛太に代えて代打の一番手ホクロのない石原晶太を送る。
双子なので代わったのかどうなのかよくわからないのだが・・・シンクロ作戦発動!
石原晶太が左中間にヒット!
やるじゃん!肩を開かずに打てた。

瀬古はヒットを打ち直さそうとそのまま打席に立たせたが、サードゴロ。1アウト。

続く代打は長尾。
退団が決まっている彼にとって最後の打席だ。
悔いのないように振ってこいと願った。
前日のバッティング練習では良い感じだったのだ。
しかし、ピッチャーフライ。ツーアウト。

最後の代打は井上緑。
セカンドランナーの石原晶太に代わり代走に井上有宇人。
井上コンビがグラウンドに登場。もちろん顔は違う。

緑はピッチャーゴロ。ゲームセット。
小林がまだベンチにいたのでなんとか出してやりたかったのだが、すまん。

完敗だった。
篠少年野球クラブさんは強かった。

ヒット2本。
ほぼノーチャンス。
篠のピッチャーのコントロールが素晴らしかった。
外野は常に浅いポジショニングを貫いていた。
外野の頭は越されないという自信があったのだろう。瀬古のセンターゴロもこのポジショニングの産物だ。
球速というより両サイドに投げ分けられ甘い球が来ない。
なのに、両サイドに投げ分けていることに気付いたのが3回裏。
遅かった。
攻略の指示を出すことができなかったのだ。
初回、1番渡辺がいきなりスリーボール。
あとから思えばここが唯一崩すことのできるチャンスだったかもしれない。
しかし、3球ストライクを投げ込まれ空振り三振。
2回裏の先頭打者4番池本が四球をもらっている。
この時点ではまだ、荒れ球なのか?という私の思い込みが強かったのだ。
しかし、1番から5番までは丁寧にコースを狙っていたのだ。それが荒れ球に見えてしまった。
やられた。
4回裏にファーストストライクから打って行くように指示を出した。インコースもアウトコースも打つしかなった。
序盤なら両サイドのどちらかに狙いを絞って打たせるところなのだが残り2イニングでは手遅れだった。

良い投手が投げれば打者は簡単には打てない。
走者一掃を2回食らっているのとランナーをためられなかった差が思いっきり点差に出た。
野球とはこういうものなのだ。
打者は責められない。

昨年の春、夏に続き天一杯1回戦敗退。
夏は何としてでも勝たせてやりたい。

しかし、今年のTKドラゴンズは手ごたえのある良いチームだと思っている。
興味を持って必死に野球に取り組んでいる選手が多い。
こいつらは絶対に勝てる。勝たせてやらなければ。
やったるで~!

試合後、私が帰った後、選手達だけで長尾の送別会が行われたようだ。
一緒に写メを撮ったりオニごっこをしたり・・・
名残惜しいのか「そろそろ帰るぞ」と言うまで続いたらしい。
たまたまのいろんな縁で子どもたちは出会い、別れる。
いろんな小学校からいろんな思いを持った子どもたちがこのTKドラゴンズにやって来る。
何かを得ようとすると何かを捨てなければならない。
長尾は自分の決めた道を進むのだ。
残った選手もまた自分の決めた野球という道を進んでいるのだ。