2月14日(日)横大路グラウンドにおいて、今シーズン初試合となる練習試合2試合を行い、松陽ファイターズさんに10-2、大宅アトムズさんに14-5で勝たせていただき、今シーズン連勝スタートとなりました。
~お詫びと訂正~
試合後のミーティングで、第一試合の勝利投手は鈴木と発表しましたが、3回に勝ち越した直前に登板していた森が勝利投手、2点リードで登板しそのまま逃げ切った鈴木にセーブがつきます。お詫びして訂正いたします。
先発投手が過半数イニングを投げず勝っていた場合は、①リリーフした投手の中でイニング数や失点などを総合して、一番内容の良かった投手が勝利投手になりますが、先発投手が過半数イニングを投げず同点もしくは負けていた場合、②勝ち越した直前に投球していた投手が、勝利投手の権利を得ます。森は同点で登板し逆転していますので、森に勝がつきます。
鈴木!ごめんなさい!良いピッチングだったので、思わず①のケースで判定してしまいました。
練習試合 第一試合
松陽ファイターズ 1 0 1 0 0 0 2
TKドラゴンズ 1 0 3 0 6 0 10
(勝 森1勝、セーブ 鈴木1S、本塁打 森1号)
今シーズンの初戦となった第一試合。
3枚の投手陣で2試合戦うため、各投手1試合2イニングスの予定で登板してもらった。
先発は安念。2回1失点とエラーがらみの1点だけに抑え、試合を作った。4奪三振の好投だ。体のぶれを修正したことで、コントロールが定まってきた。
3回から森が登板。2回1失点と、これもエラーがらみの1点に抑えた。球威も出てきて安定感のある投球だった。森が初勝利。
5回6回で試合を締めたのが鈴木。2回を6人で抑えるパーフェクトピッチングで初セーブ。
最終回、鈴木は相手の2番3番4番を3人で退けた。新5年生とは思えない堂々のピッチングには驚かされた。
私、試合後に勝利投手を鈴木と間違えて発表したのですが、申し訳ない!でも勝利投手に匹敵する完璧なピッチングでした。
打撃は活発だった。10安打で10得点は初戦としては申し分ない。
2番に起用した桝添が3安打2二塁打の活躍で、上位打線を任せられる手ごたえを感じた。試合前のティーバッティングで良い振りをしていたので、ロングヒットも出るだろうと思っていたが、よく打った。
森が2安打1本塁打で、4番らしい活躍をしてくれた。5回2アウト2塁3塁で、今シーズンチーム初本塁打となる、センターオーバーの3ランホームランを放ち、相手を突き放した。スイングも一段と力強さを増し、頼れるバッターに成長している。森が今シーズンの打の要になることは間違いない。
練習試合 第二試合
TKドラゴンズ 4 0 6 3 1 14
大宅アトムズ 3 0 2 0 0 5
(勝 森2勝、本塁打 西浦1号)
初回、6番西浦の2点タイムリー3ベースヒットなどで4点を先制。
しかし、その裏先発安念がエラーもあったが2安打1四球で3失点。初戦は良かったが、この試合は体がぶれていた。緊張で集中力が途切れたのかもしれない。体のぶれをなくすことが、これからの課題だろう。
2回から森が登板。3イニングスを2失点で抑え勝利投手。森が早くも2勝目を上げた。
鈴木は5回1イニングを無失点。上位打線にも気後れしない良いピッチングだった。
12安打14得点と、この試合も相手投手陣を打ち込んだ。
西浦が3安打1本塁打の活躍で、上位打線として通用することが確認できた。
~見えた課題~
●走塁では、挟まれて粘ることができていなかった。タッチプレーなのに簡単にアウトになりに行っている走塁が二度あったが、自分からアウトになりに行くのは野球の知識が未熟な表れ。なぜ粘る必要があるのか説明して、しっかり練習する必要がある。
●内野で、最後までフライを自分で捕りに行かないプレーが二度あった。
二本とも、サードとショート後方の難しい打球ではあった。最後までチャージせず、誰かに任せる様子で捕球をあきらめたのだが、自信がないのは仕方ないが消極的すぎる。難しい打球を捕りに行ってこそ、みんなからの信用を得られる。練習あるのみ。
~光るプレー~
おっ!思わせるきらりと光るプレーもあった。
〇西浦が2試合で5安打(1本塁打、2三塁打)、桝添も2試合で5安打(1三塁打、2二塁打)しているがこれはすごい。2試合でチームは22安打しているのだが、この二人で10安打をたたき出している。
〇捕手西浦。1アウト2塁3塁で相手4番打者を迎えた場面で、前進してきた内野手に「下れ」と指示を出しているのだが、これはすごい。まだ細かい練習をしていない今の時期で「勝っている場面なので、強い打球が飛ぶ可能性の高い4番打者を迎え、内野手を下げてヒットゾーンをむやみに広げない。」という発想ができ、瞬時に指示をしたことに正直驚いた。楽しみな選手だなと感じる。
〇鈴木のピッチング。2試合を3回無失点という結果も素晴らしいが、鈴木のマウンド度胸がすごい。相手のクリンナップでもガンガン投げる。もう少しフォームを修正したいのだが、独特なピッチングフォームなので、型にはめずに良いところを伸ばす方向で指導したい。
まあ、2連勝スタートで良かったですね。
最後はあいさつの後、帽子を振ってファンに感謝(笑)
保護者の皆さんは選手達の一番のファンですからねぇ。大切にしないといけません。
新メジャーチームとして初めての2連戦。緊張もあり、疲れの見えた選手も多くいました。お疲れさん。
聞くところによると、私がベンチに座っていると緊張するらしいです。優しいんですけどねぇ・・・
さて、来週は天一杯一回戦です。
がんばりましょう!