3Aチームは11月25日(土)横大路グラウンドにて練習を行い、26日(日)には横大路グラウンドにて竹の子リーグ新人戦準決勝を行いました。
試合は聖史郎の勝ち越し2ランホームラン、旺駕の好投などで洛東ベースボールクラブさんに4-2で勝ち決勝進出を決めました。
12月10日には決勝戦が行われます。初優勝目指して頑張ります!
竹の子リーグ新人戦
準決勝 洛東ベースボールクラブ 0 1 0 0 0 1 2
TKドラゴンズ 0 1 3 0 0 X 4
(勝 舟瀬 2勝 セーブ 粂野1敗1S、 本塁打 粂野3号②)
聖史郎(きよしろう)がやってくれた。
3回裏、先頭連(れん)がフォアボールで出塁し0アウト1塁。
打席にはこの日3番に打順を上げた聖史郎。
初球甘く入ってきた高めを思いっきりひっぱたく!
打球はレフトの左!
破った!
行け~!走れ~! 聖史郎はなんだかモタモタ走ってる💦
ベンチは総立ちで右手を回す!回れ回れ~~~!
ホームインだ~~~!
勝ち越し2ランホームラ~~~ン!
聖史郎、会心の一撃だった。
よく打った!凄いぞ聖史郎! その後4番洸之介(こうのすけ)のレフト前ヒットのあと2盗3盗でチャンスを作り6番河塁(はる)の内野安打でもう1点追加し3点を奪った。
先発の旺駕(おうが)が完ぺきなピッチングを見せた。
5回1安打2四球1失点6奪三振という文句なしの内容だった。
先週1回2失点で降板した悔しさを晴らすベストピッチだ。
旺駕は5回を終わり62球を投げて見事に試合を作って降板。左のエース誕生の瞬間だった。
最終回、連がマウンドに上がる。
1点取られ1アウト1塁となったところで聖史郎をダブルクローザーで投入。
最後は2アウト2塁から3盗を狙ったランナーをキャッチャーの洸之介が刺しゲームセット!
僅差のしびれる試合を制した。
これで決勝進出だ!
12月10日、優勝を賭けた大一番、頑張りましょう!行くぞ~!
(ここから副音声) 序盤から投手戦となったこの試合ですが、3回表を終わって1-1の同点でした。
1点を先攻され2回裏に追いつきますが追い越すことがでず重苦しい展開でした。
こういう試合展開の時はお互い決定打が出ずミスで試合が決まるか、あるいは一発で一気に流れを呼び込むかという場合が多いんです。
で私、一発に賭けました(笑)
この回の攻撃が始まる前に円陣を組み「ロングヒットを狙え」とみんなに指示を出しています。
監督ならみんなで繋いでなんとか1点取りに行こう!とかなんとか言うべきなのかもしれませんが、直感でロングヒットでスカーっと決めるイメージが湧いておりまして(笑)
でもホントに打つとは・・・
試合の流れを一気に手繰り寄せる聖史郎の見事な3号2ランホームランでした。
いや~旺駕は見事なピッチングでしたよねぇ。
試合前に旺駕に先発を告げ「行けるか」と聞くと「いけま~す」とリラックスした声が帰ってきました。
それであのピッチングですから、ホンマ頼もしい限りです。
私はベンチで旺駕の投球を見ながら「左のエース誕生やがな」と思っていました。
5回も三者凡退ですからねぇ。最後まで行きたいところでしたけど62球で予定より12球オーバーで交代してもらいました。
ナイスピッチング!
素晴らしい!
最終回にまず連を投入したんですがこれには理由があります。
最後は聖史郎に締めてもらう予定でした。本人は心臓バクバクだったと思いますがよく締めてくれました(笑)ランナーが2人出た時点で聖史郎に繋ぐことも二人には言ってありました。
連には前日のフリーバッティングでピッチング指導を兼ねて投げてもらったんです。
最後の3球、ピッチャーの球が出ましてね「これ覚えといて」と言いました。
ピッチャーの球は野手の球とは違います。この球が出ると一気にピッチャーらしくなっていきます。それが出たんでね、大事な場面で投げてもらいました。 前回登板した時よりも良かったと思います。どんどん経験を積んでもらいます。
さて、この試合では思わず「えっ」と驚くような良いプレーが複数出ていたんで挙げておきます。
まずは初回。
1アウトからファーストエラーで出塁を許しますがこの直後に走ったランナーを聖史郎が刺します。
驚いたのはその後です。2アウトからフォアボールで出たランナーが2塁に進み4番打者3ボールになった直後、キャッチャー聖史郎がセカンドに送球しゆっくり帰塁していたセカンドランナーを刺したんです。 これでチェンジとなりました。このプレーで立ち上がり若干不安定だった旺駕は助かったと思います。
聖史郎はよくファーストやサードに送球するんですよ。投げたいんでしょうねぇ(笑)でもランナーも意表を突かれる代わりに野手も意表を突かれるからちょっとでもそれるとタイムリーエラーになるんですわ。 で前日に「投げるなとは言わんからサインを作って野手が分かった状態で投げてくれ」と指示をして練習もしておいたんです。
でもセカンド送球のサインは決めてないよねぇ。おそらくですがショートの弦希とアイコンタクトが成立していたんだと思います。弦希も分かってるようでしたから。
まあ好きにやってください(笑)
次は4回です。
先頭の3番打者が痛烈な三遊間のゴロを打つんですが、ショートの弦希が逆シングルで捕りぃの右足で踏ん張りぃのワンステップで投げぇのでアウトにしました。
このプレーはエグイです。
最新の守備理論をね、いつもは6年生に教えるんですが今年は私3Aなんでね、夏ごろに2回ほどどういう理由で逆シングル&右足踏ん張り&ワンステップスローなのかという意味も含めて5年生に教えたんです。 で、それを弦希は身に付けていました。2回しか練習してないんですけどねぇ。いつかやったろうって思ってたんでしょうかねぇ。 初回のショートゴロもアウトにはできませんでしたが同じプレーをしていましたしねぇ。弦希の吸収力の速さには驚きます。5年生でもこのプレーができるんですねぇ。
最後は最終回です。
0アウト1塁、打者左の2番。
痛烈にファーストの横を抜けるヒット!やられた!・・・えっ!ライトがライト線上にいる!榮之介(えいのすけ)がライト線の少しだけ左に守ってたんです。
榮之介が捕球した直後「ファースト!」と叫んでいた私をあざ笑うかのようにすかさずセカンドに送球!?セカンドホースアウト!
笑いましたが、このプレーは助かりました。大きな1アウトでした。
予感がしたんでしょうかね(笑)ライトがライト線上に守っている不思議。私全く気付いていませんでした。 これ、もし私が気が付いて「ライトもっと左」とかいういたって常識的な指示を出していたら完全に2ベースか3ベースでした。 榮之介はここに来ると思ったんでしょうか、それともけん制のカバーをするのにちょうどいい場所だと思ってたんでしょうか(笑)来週聞いてみます。 で、なんでセカンド送球でアウトになったん?走ってなかったんです、相手のファーストランナーが・・・よく見てましたよねぇ、私見えませんでしたもん(笑) ショートから声が掛かったんですかねぇ、それも聞いておきます。
最後になっちゃいましたが土曜日の練習では5年生二人の入団が決定しました! これで5年生は14人!団員は38人!楽しみです~~~~! ではまた来週!