楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

練習&95名のBBQ大会

4月29日(日)京北グランドにおいて練習、その後隣接する施設でBBQを行いました。

この日は、朝からスケジュールを細かく決めていました。

選手達は9時から12時まで練習なんですが、その間に保護者の皆さんにはミーティングというか顔合わせのようなことをしていただきました。

普通のチームではありえませんが、何しろ京都府内外の様々な地域から選手が集まってますので「誰が誰の親なのかさっぱりわからん」というよりも「どんな選手がいるのかわからん」という方が多いんです(笑)

保護者の皆さんが分からないのは当たり前で、私もFチームについては全員の顔と名前が一致しないという状況です💦

当初の予定を上回り、現在の団員数41名。加えてあと3名ほど入団希望者がおられまして、近々44名になる見込みです。

なので、皆さんには胸に○年・〇〇とお子さんの名前を書いたステッカーを貼っていただきました。もちろん私の胸にも「会長」というステッカー(笑)

ミーティングは、立石、桝添両MGに仕切ってもらいました。

その後、お父さん方には審判講習を受けていただきました。これはアンパイアグループの樋口さんにやっていただきました。

練習の終盤に50分間だけ紅白戦を行いましたので、その試合の塁審を皆さんでやっていただきました。

ただ、うちのピッチャーや野手のレベルが高いんで、なかなかランナーが出ずジャッジしてもらう機会が少なかったかもしれませんね。

審判は何人いても多すぎるということはないんで、みなさんよろしくお願いいたします!

試合は3-2。井出チームが勝ちました。

最終回、2アウトランナー無しで3-0だったんで、私「代打俺」ということで打席に立たせてもらいました。井出が良い球を投げていたんで、打席に立ってみたくなったんです。ライトフェンスを越えるタイミングで振ったのですが、少し食い込まれた分ライナーになって右中間・・・ベース一周してへとへとです。

井出は伸びのある球でした。

その後、大島の同点2ランが飛び出したんで、私の1点は無効にしました。野球の流れは1本で変わるので怖いですね。

負けチームの罰ゲームは、選手一人一人が保護者の皆さんの前に立って大きな声で自己紹介。

みんな大きな声で自己紹介していましたねぇ(笑)

先頭を切って自己紹介したのは金城。この選手は「やれ」と言えばなんでもやってくれるんで、こういう時にはものすごく頼りになります。

井上の「6年生、身長135cm井上です!」には全員爆笑しました(笑)

最後はキャプテン樋口が自己紹介と挨拶をしてくれました。「俺勝ったのに~」という顔をしていましたが、キャプテンの責任を果たしてくれました。

これも練習の一環でして・・・野球ではプレー中に大きな声で指示を出すとういうことが大事なんです。積極性を持って、恥ずかしさを払しょくしないと良いプレーはできないんです。

 

12。練習終了。

いよいよBBQです。

それぞれにBBQ会場に向かいました。

BBQ会場では、イベントグループのリーダー金城コーチが朝から焼肉を焼き始めてくれていました。

お母さん方にも手伝っていただき、焼肉、フランクフルト、焼きそば、から揚げが準備万端!いつでも食べられる用意をしてもらっていました!素晴らしい!

桝添MGの進行でBBQ大会の開催です!

いや~、95名というのはすごいですねぇ(笑)

食材をどれぐらい用意したらいいのか、スタッフはかなり悩んでました(笑)

若干余ったらしいですが、足らないよりは良かったです。

ご家族で来ていただいているところもありました。弟さんや妹さんも一緒に楽しんでいただけでしょうか?

TKドラゴンズのBBQ大会は、選手一人で参加しても家族全員で参加しても参加費は同じです。

合宿についてもほぼ同じシステムです。

これは過去のブログで何度も触れていますが、保護者の皆さんはお手伝いに来ていただいているという基本的な考えがあるためなのです。

これだけの人数になりますと、スタッフだけでは絶対無理です~💦

お父さんにもお母さんにも来ていただきたいので、ご夫婦で来ていただくなら兄弟もつれてきていただくしかないので「家族全員で来ていただければありがたい」ということなんです。

それと、家族だけでのBBQではないので、いろんな規制や自由にできないことも多いです。その上に一人ずつ参加費を取られると「それだけ払うんなら家族だけで行った方が良い」ということになりますしねぇ。

今回の参加費は一家族2000円。少し足の出る分は団費から補填させていただきます。

私は、まずレギュラーチームのお父さん方の集まるテーブルで食事しながらいろいろお話をさせていただきました。

ここは試合や練習でよく見る顔が揃っています。でもあらためて「TKドラゴンズに入団して良かった」という話を聞くと嬉しいもんです。

他のチームで怒られまくって野球を嫌いになりそうになっていたお子さんがTKで楽しく野球をしているという話が多かったです。

怒っても野球は上手くならないんですがねぇ。

投球数の制限につても少し話が出ました。私は、小学生はまだ骨が成長する時期ですし、投げ過ぎは骨の成長に悪い影響を及ぼすと考えています。試合では最大でも70球前後しか投げさせませんし、登板間隔中6日を守っています。

普段の家での投球数の質問もありました。試合後、試合前日はノースロー、試合後二日目から前々日までの5日間で100球までと答えています。投げる感覚を忘れないための投球は必要ですが、今の時期に投げ込む必要はないということです。投球に必要な筋肉はある程度はついていますし、小学生のうちからそれ以上付ける必要はないと考えています。

投球練習以外で必要最小限の筋肉を付けてもらう指示は、各投手に出していますので、それで十分でしょう。練習や試合のある日はトレーニングはしないように言っています。週一回か二回は休ませる必要があるんで。それぐらいのトレーニングとピッチング指導でこの4ヶ月で目に見えて球速は上がり、コントロールもついてきている投手陣をご覧いただければ、納得してもらえると思います。

筋肉は消耗しませんが同じ個所に毎日負荷をかけすぎると、疲労が蓄積し断裂します。適度な量を超えるとマイナスになるんです。

骨は消耗品だと思ってください。特に小学生は骨がまだ柔らかいので、投げ過ぎは危険です。

肩や肘は投手にとっての命です。もちろん野手にとっても肩や肘の故障は選手生命にかかわります。将来優秀な投手や野手に育てるためには小学生の時の無理は禁物です。

 

次にFチームのお父さん方のテーブルに移動してお話をさせていただきました。

低学年のうちは楽しく野球をさせたいというのが皆さんの思いのようでした。私もそう思います。年齢によって野球の楽しさは変わってきますし、心の成長に合わせて指導も変えなければいけないと思っています。そもそも低学年のうちから「勝つ野球」ってどんな野球なんでしょうかね?

TKではバントはしません。という話題も出ました。

過去のブログにも書いていますが、小学生のバントは打撃の向上を妨げます。打ってなんぼです。

しかし、最近は少年野球でも少し戦略は変わってきましたね。とは言え一番古臭い野球を引きずっているのも少年野球ですが。上から順々に最新の野球が下りてくると考えれば、少年野球は常に最新の野球から20年程遅れてしまう感覚は持っています。

TKドラゴンズは、選手達にはできる限り最新の野球に触れさせようと思っています。戦略も理論も何もかもです。

この日、来ていただいていた保護者OB会長の栄木さんのコメントですが(今年から中学の硬式野球に進んだ陽天のお父さんです)「中学でも守備の理論の古いチームが多いので、そういうチームは入団を避けました」とのことです(笑)

最近レギュラーチームではTKスペシャルもほとんど封印しています。エンドランですね。盗塁数も減りました。

理由は明白なんです。

昔とは得点パターンが違うんです。昔の少年野球では、出塁したランナーを走らせてかき回して1点を取るという野球が主流なんですね。もっとひどいのは、四球やエラーを誘うという野球。

しかし、この野球では最終的には勝てません。弱いチームには勝てますが、上位チームにはなすすべもなく敗れてしまいます。

0アウト1塁から送りバントでランナーを2塁に進めて相手に1アウトを与えるよりも、あるいはアウトになるリスクを背負って盗塁させるよりも、あるいは空振り盗塁アウトというリスクを背負ってエンドランをかけるよりも、三人にフリーに打たせる方が得点する確率が高いというデータが出てしまっているんです。

打者の長打が期待できるようになったのが大きな要因です。

TKドラゴンズでも、2アウトから1発という得点パターンが結構あります。

最後のテーブルはお母さん方のテーブルでした。

ここでは一人一人のお子さんについて、いろいろ印象などをお話しさせていただきました。

参観日の面談(笑)

私の横についていた立石MG、桝添MGも私が変なことを言わないように目を光らせていました💦

こんな話もしました。

愛情が強いと、お子さんに対して家での自主練習の強制をしてしまったり、試合のダメ出しをしてしまったりという現象が起こります。

これは残念ながらお子さんの足を引っ張ることになるんです。良かれと思って言ってしまうんですけどねぇ。

野球はスポーツの中でも非常に複雑な知識と多くのアクションが存在するため、非常に難しい競技だと言えます。

家でできるのは素振りやバッティングセンターに行くこと、キャッチボールくらいでしょうか。

自主練習は重要なんです。しかし、自発的な自主練習でないと身に付かないのも事実です。

「振りなさい」と言われてする素振りは、ピッチャーの姿も球筋も描かずただ振っているだけなのであまり役に立たないんですよねぇ。

「振らなければ」「振りたい」と思って自発的な素振りをしている時は、相手投手やボールが頭の中に描けているので、振った分だけ身に付きます。

お子さんが手伝ってほしいとかバッティングセンターに連れて行ってほしいとか言ったときは、可能な限り手伝っていただき、あとは知らん顔をしているのが一番いいと思います。

試合後のダメ出しを言い出すときりがないので言わない方が良いです。何故かというと、野球は失敗のスポーツですから。

3割打者は一流選手です。でも7割の失敗を伴います。いちいちダメ出しされていたら野球なんてやってられないですよ。

私の経験上、タイミングピッタリでバットの芯を食ってフルスイングできる打席は数試合に1回程度です。それ以外はヒットになっていても何らかのミスやブレがあります。

このブログの前半でも言っているように、私の打席で、球筋を見極めた瞬間に40度くらいの角度でライトフェンスを越えるホームランを打つつもりのスイングをしても、結果は差し込まれてライナーで右中間のホームランになっています。これ、完全にミスってるんですよ。ただ、差し込まれた瞬間に振り切ることはあきらめて右腕のリードを押し付け凡打になることは防いでいます。

私の自論ですが「優秀な打者というのはどんな投手であっても3打席に1度はヒットを打てる努力を試合前や試合中も惜しまずできる選手である」と思っています。

 

多くの皆さんとお話しできる機会を与えていただきました。

今回はさらっとしたお話だけにとどまりましたが、練習を見に来ていただきた時でもいろいろお話しできれば良いと思っています。

子どもたちのお腹も膨れたところで、桝添MGが進行する全員が参加してのゲーム大会もありました。

TKのブログから何問か出題がありましたねぇ。

最後はじゃんけん大会になりましたが(笑)

見事1回目のチャンピオンに輝いたのは下村母!

TKドラゴンズのキーホルダーとお菓子をゲット!

最後のジャンケン大会では、優勝者にはもう一つ大きな副賞?があると伝えられました。

「最初はグー!ジャンケンポーン!」

最後まで勝ち続けたのは・・・「あれ、この子どこの子?」

吉村さんちの弟君でした。

彼にはTKドラゴンズのキーホルダーとお菓子、それに副賞は・・・天一杯夏季大会の抽選会に行って抽選をしてもらうこと!

吉村さん、よろしくお願いいたします。

なにしろ最近の抽選結果が異様に強いチームと当たるもんで、なんとかならんかという・・・(笑)

 

最後は立石MGから各グループのスタッフ紹介があり、その後、一本締めでお開きとなりました。

書ききれないことが多くて申し訳ありませんが、なんとか無事にBBQ大会を終えることができました。

イベントグループリーダー金城さん、立石、桝添MG、スタッフの皆さん、保護者の皆さんお疲れ様でした。

とても充実したBBQ大会になりました。

子どもたちもたくさん食べてたくさん遊んでいましたし、保護者の皆さんともいろいろお話が出来ました。

ありがとうございました!

今後もいろいろとご協力いただきますようお願い申し上げます。