叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

守備の目的とは

4月20日(土)ファームチームは今出川グラウンドで練習を行いました。

この日も、体験入団の選手を含めて21人での練習となりました。

この人数において、効率的かつ全ての選手に千葉監督の目が届くよう、先週の練習から選手を2チームに分けて、守備(ノック)と打撃(ロングティー)を約30分ずつ交互に行い、監督とコーチ陣がローテーションして指導していくという方式を導入しています。

この日はレギュラーチームの練習が午後からということもあり、田中会長もファームチームの練習に来て指導するとともに、各選手のレベルなどを確認しました。

その中で、守備練習をしているとき、突然会長から集合がかかって選手たちへ質問!

「バッターが打ってから4秒で一塁に到達するとして、定位置で丁寧に捕球して一塁に送球して5秒かかるのと、(多少ボールをこぼしてでも)前に突っ込んで一塁に送球して3秒かかるのではどちらがいい?」
こう聞くと選手全員「前に突っ込んで!」と答えるのですが、これがなかなかできていないのです。

もちろんファームチームなので、レベル差はあるのですが、止まって捕球ができる選手は、次の練習では「バッターを一塁でアウトにするにはどうすればよいか」を心がけて取り組んでほしいです。

では実際に捕球→送球→一塁手がボールをキャッチまで、どれくらいかかっているのか測ってみました。

5秒後半が多い中、5秒前半や4秒代が出ると「おお〜」という歓声が!
このようなゲーム的な要素を練習に組み込むと、とたんに選手たちの笑顔と集中力が増します。今後、このような練習も取り入れていければと思います。

最後はスライディング。先週の試合でできている選手が少なかったので、どのあたりから滑り込むのがよいかなど、基本的な部分から練習しました。ときどきベースに届かない選手がいましたが…とてもカッコ悪い(笑)ので頑張って練習しましょう!

さて、暑い日が増えてきました。Tkドラゴンズには父母の負担の点から、いわゆる「お茶当番」がありません。選手たちには伝えましたが、練習には必ずお茶など水分補給ができるものを持参してください。また、途中で飲み干してしまった選手もいたので、ご自宅で水分が足りているか確認していただき、足りていない場合は水筒を2本持ってくるなど、必要に応じて対策をお願いします。

また、最近の団員の急増に伴い、無理のない範囲で練習のお手伝い(インフィールドサポーター)をしていただけたらと思っております。また練習前にもお声掛けさせていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。