11月8日(日)、3Aチームは上鳥羽グラウンドにて竹の子リーグ公式新人戦の決勝トーナメント初戦に臨み、OYZパンサーズさんに20対1で見事勝利を収めました。
いよいよ決勝トーナメントがスタートし、選手達は緊張していると思っていましたが、この日の集合時から選手達はいつも通りの明るく元気なスタイル。
緊張していたのは私だけでした(笑)
おそらく次の試合が正念場となりますが、選手達が予選リーグから積み上げてきた自信はどのチームにも負けていないと思います。
その自信を余すことなくぶつけ、次の試合も勝利を掴み取りましょう!
それでは、この日の試合の中身に入ります。
TKドラゴンズ 1 7 4 8 20
OYZパンサーズ 1 0 0 0 1
先発は杢谷。
35球という制限の中で、難しい初回をよく投げ切ってくれました。
途中クリンナップに対し四球で歩かせる場面もありましたが、その後の打者を三振で切り抜け、最少失点でマウンドを降りました。
2番手の森も同様に35球の制限がありましたが、2回、3回と投げ無安打無失点。
3回に野手のエラーと四球でランナーを背負いますが、これも杢谷と同様に、次の打者を三振に仕留め苦境を乗り切りました。
杢谷、森はピンチをピンチと感じさせない投球をしてくれます。
ランナーを背負ってもギアを上げ、耐えしのぐピッチングで野手全体を鼓舞し、守りの集中力を高めます。本当に頼もしい二枚看板です。
最終回にはさらに頼もしい投手が登場してくれました。それは今大会初登板の4年生鈴木です。
とにかく球威のある火の吹くようなストレートと豪胆なメンタルで3者連続三振。最終回を見事パーフェクトに抑えました。
鈴木の登場でさらに試合が作りやすくなりました。先発、中継ぎ、抑えとどの場面でも十二分の活躍をしてくれると思います。これから会長直伝のピッチング指導を経て、さらに良い投手に成長してくれると思います。
攻撃面では、スタメン全員出塁で13安打、大量20得点。
予選リーグを通し、緩いボールにも慣れ、自分の打ちたいポイントでボールをインパクトできる選手が増えてきました。
同点に追いつかれ迎えた2回表の攻撃。
増田、小松が四球で出塁し、何としてでも1点が欲しい場面で、この日8番セカンドで先発出場の千間が初球の甘いボールを見逃さず、走者一掃のタイムリースリーベースヒット!よく打ってくれました。
千間のムチのようにしなやかで強いスイングから生まれたタイムリースリーベースが結果的にこの試合の決勝点となりました。
ここからTKの打線は面白いように繋がり、4回には永易の公式戦初安打を含めた8人連続出塁を記録し、8得点。勝負を決定付けました。
今大会、予選リーグを含め、3試合で合計60得点。普通では考えられない数字です。相手のミスによる得点もありますが、そのミスももともとは自分達で掴み取ったチャンスから生まれました。
この3A自慢の爆発的な攻撃力を次の試合でも発揮できるよう期待しています。
この日の試合の課題としては、3塁ランナーの走塁技術が挙げられます。
一番ホームベースに近い3塁ランナーは、内野ゴロや外野フライなど打者がヒットを打たずとも大事な1点をもぎ取ることができ、3塁ランナーのワンプレーで試合の勝敗が大きく左右することもあります。
カウント、守備位置、野手の捕球体勢、投球の軌道など様々な状況から予測・判断し、いかに勇気のあるスタートが切れるかが重要となります。この修正点を見直し、得点できるプレーの幅をさらに広げます。
では、来週も全身全霊で頑張りましょう!