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桝添、市橋の機動力

2月8日(土)、Bチームは御所グラウンドにて練習を行いました。

この日はレギュラーのAチーム、ファームチーム共に練習試合を行うため、Bチーム10人だけでのグラウンド練習となりました。

いつもより参加人数が少ない分、先日の練習試合の課題でもあった走塁練習を密度濃く行うことが出来ました。

それでは、Bチームの練習の中身に入ります。

前述にあるように先日の練習試合の課題は、野球の知識が伴っていないための走塁ミスです。
安打や四死球で出塁してチャンスを作っても、一つの走塁ミスで得点をムダにする所か相手に流れを渡してしまうケースが多々ありました。

走塁は、カウントや点差、相手の守備位置など様々な状況下において変化します。これが走塁の肝であり、走塁を難しいと感じる理由です。

走塁練習を始める前に、「なぜリードが必要なのか」「なぜハーフウェイのポジションが重要なのか」などを選手達に答えてもらい、説明した上で、基本的なリードの仕方や二次リード、ハーフウェイの練習を行いました。

今回の走塁練習で特別良かった二人の選手を紹介します。

[今週のピックアップ選手] ☆桝添

桝添は一塁時のリードがとにかく大きいです。ただただ大きいのではなく、自身が帰塁出来る距離で最大限のリードをしています。それに伴い、盗塁のスタートも良いので、Bチーム監督としては迷いなく盗塁のサインが出せます。

リードの距離を大きくとることで、相手投手に無言のプレッシャーを与えることはもちろん、結果として牽制の悪送球や四死球に繋がることがあります。

☆市橋

市橋は打球判断が良く、常に次の塁を狙う姿勢があります。ハーフウェイや三塁時のスタートは打球判断がとても重要であり、得点に直結します。

野手の守備位置や野手の捕球姿勢などを素早く確認し、これならスタートが切れると迅速に判断することが大切です。市橋はこの判断が他の選手と比較しても早く、積極的な走塁姿勢が見られます。

Bチームの選手達には、自信がない中途半端な走塁が目立ちます。
ただ、これは走塁の反復練習や試合などの経験で簡単に解消出来ます。

「機動力破壊」で有名な健大高崎高校の青柳監督は、走塁は、迷いは捨て去り、勇気を伴った割り切りと決断が必要だとしています。

Bチームは、失敗を恐れず、勇気を伴った走塁をするためにも、まずはひたすら練習を反復し、野球知識を身に付けることが重要です。

では、来週も頑張りましょう。