楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

成長

メジャーチームサブマネージャーの舟瀬です。
7月の週末は天気に恵まれることが多くなり、どんどん試合をしております。
試合が増えると試合に出る選手、出られない選手がどうしても出てきます。
今回のブログはそこに焦点をあてて書きたいと思います。

まず身体について、野球には階級がなく無差別級のスポーツです。
当たり前と思うかもしれませんが、体格差は小学生にはとても大きなものとなります。
子供の体格や筋力、成長スピードはそれぞれ違い、これは自分だけの力ではどうすることもできません。

次に運動神経について、運動神経が良いと言われる子供は自然とうまく身体が使えます。これは自分のイメージやどうすれば上手く出来るかが本能的に分かり、身体の動きを合わすことが出来る能力です。
私の考えは、運動神経が良いはあっても、悪いはないということです。最初はうまく身体が使えなくてもトレーニングすれば必ずうまく使えるようになります。なので子供たちに運動神経が悪い、出来ない、と言った言葉は絶対使いません。
その子に合う伝え方や方法が必ずあります。
全員に同じ教えをするのではなく、子供一人一人を見て理解し、考えて伝えることが大切であり、TKドラゴンズの追い求めている姿です。

試合になると少年野球はバッティングで遠くに飛ばす、速いボールを投げる、速く走ることができるなど、得意なことが多ければ試合に出ることが出来ます。そして試合で結果が出れば嬉しいことです。
子供たちには試合に出て活躍することを目指して欲しいです。ただ試合に出て活躍することが大切なことだとは思いません。
どうしても成長のタイミングや身体をうまく使えるようになるタイミングには個人差があり、試合に出られないこともあります。
私自身、学生時代は身体も人一倍小さく、試合も出られないことが多く、悔しい思いを散々しました。
試合に出られないとレギュラーから雑用扱いを受けてるように感じることもありました。
なので試合に出られない子供たちの気持ちは痛いほどわかります。
TKドラゴンズの子供たちは試合に出られなくてもベンチで一生懸命声を出し、ランナーコーチやバット引き、ボール拾いなど率先して行うようになって欲しいです。悔しい気持ちをぐっとこらえて自分ができることをする、そして家に帰って練習する。そういった経験は野球だけでなく将来大人になったときに必ずいきてきます。間違いなく自分を成長させてくれます。
そしてこの悔しさをバネにコツコツと練習を続けていると、突然成長期を迎えることがあります。
よく覚醒という言葉を聞きますが、覚醒はコツコツと続けた人間にしか起きないと思います。

私は試合中スコアを書くことが多く、ベンチでは出来る限り野球の内容を子供たちに伝えようと心がけています。

状況の共有、声や指示の出し方、カバーリング、走塁、状況判断などなど。
最近ではピッチャーやバッターを盛り上げる声出しだけでなく、状況に応じた声出しも増えてきました。これが出来ればいざ自分が試合に出た時にあたふたせず、落ち着いたプレーが出来るようになります。とても大切なプレーの一つです!
そして試合に出ているメンバーにも試合に出られることが当たり前ではないことや、試合に出たらグランドで出来ることを精一杯やるのは当たり前ということを伝えていきたいと思います。
チームには試合に出たくても出られないメンバーもいます。試合に出ているメンバー、ベンチメンバーと共に声を出し盛り上がり、協力できるチームになるともっと楽しい野球になります。
もちろん練習から盛り上がる必要があるため、少しでも盛り上がる練習や空気を作っていきます!

では土日の試合を振り返りましょう。
土曜日は上鳥羽友愛ジュニア様と練習試合でした。

結果は3対4(試合は5回まで)
惜しくも最終回に逆転負け
この試合特に良かったことは内野守備です。
アウト15個の内、内野ゴロで6個アウトをとりました。
取って投げることは相当レベルアップしてます。
コツコツ繰り返している基礎練習の成果です!
次の課題は状況判断、一球毎の集中力ですね。
これが出来ればナイスプレーも増え、自分たちで流れを呼び込むことができます。
ただ自分で相当高い意識を持って取り組まないと身につきません。小学生では難しいかもしれません。。。がTKドラゴンズの子供たちならやってくれるでしょう!

日曜日は麒麟児様と竹の子リーグでした。
結果は8対7(試合は2回まで)

両チーム乱打戦で2回で時間制限となりましたが、最後はサヨナラヒットで勝利!
この試合の良かったところは攻撃です。
とにかくよく声が出て、勢いよく逆転できました。1回2点を先制されるも逆転、2回5点取られ再度逆転されるも、再度逆転しサヨナラ!
みんなで作ったチャンスを良くものにしましたね!

最後に今回のブログで何回も書いた「コツコツと続ける」は瀧本監督の方針で、新チーム発足からずっと続けていることです。おそらく瀧本監督もコツコツタイプなんでしょうね!笑
このチームもあとわずか、コツコツの成果を出す時がやってきます!そう思うとワクワクが止まりませんね!