楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

寒波でもホットな練習

2月9日(土)御所グラウンドにおいて、練習を行いました。

 

東京は雪が降っただけでニュースになるんですねぇ。過保護な街ですこと。

京都もめったに雪は積もりませんが、この日は寒かったです。

でも、子どもたちは比較的寒さには強いようでして、ユニフォームだけで動き回っていました。

私はというと、ユニフォームのズボンの下にタイツを履いて、上着の上にはウインドブレーカーを着てグランドコートをその上から着込んで、ポケットには携帯カイロ、手には軍手(笑)、、、まぁこれぐらい防寒しませんと、体が冷え切ってしまいます。

この日の1軍は、内野の前進守備の考え方について。

先週、ノーゲームになった試合で、二度ほど「内野前進」の指示がキャッチャーから出ているんですが、前に出過ぎていたので、前進守備の考え方から指導をしました。

少年野球では0アウトか1アウトで3塁にランナーがいる場合、ショートとセカンドがほぼピッチャーの真横に守り、バックホームに備えるという光景をよく見かけます。

そう決めておけば楽なのかもしれませんが、これは何も考えずその位置に守っているにすぎず、考える野球とは言えないんですよね~。

TKドラゴンズでは、前進守備のポジショニングは各選手の判断に任せることにしています。

打順やバッターの体つき、スイングによって打球の強さは違います。自分の肩、打者の打球、ランナーの足を総合してポジショニングを考えてもらいます。初めはキョロキョロしながらポジショニングを探るという動きが見られますが、シーズン中盤になると、常に周りの状況を考えてポジショニングを決めることが出来るようになります。

 

この先、順に指導していくんですが、内野の守備は大きく分けて4つのポジショニングがあります。その全てにおいて状況を見て自分の立ち位置を決める必要がありますので、まず前進守備の基本である「ゴロを捕球できれば3塁ランナーのホームインは防げ、尚且つ可能な限り深く守ってヒットゾーンを減らせる位置」という考え方を理解してもらう必要があるのです。得点差によっては、ベンチからの指示で前進守備を敷かないケースもあるんですが、なぜ前進守備を敷かないのかを理解していないとベンチの考えと選手の動きが一致しなくなります。野手は、常にポジショニングを理解する必要があるわけです。

2軍の選手には、樋口2軍監督にフライ捕球の基本練習をしてもらいました。

ボールが怖いという選手がチラホラいるんで、その対応です。まだ、怖さがぬぐえない選手、正面は捕れるが横の動きは難しい選手、、、いろいろいます。捕球が出来なければキャッチボールも出来ませんし、守備につくこともできないんで、これは頑張ってもらいましょう。ただ、1間ぐらいで成果は上がっていたようです。樋口2軍監督には地味な練習をコツコツやってもらえるんで助かります。

練習途中、特守(特別守備練習という名のノック)を受けたのが、井上と内藤。

二人で約10分間、いつもとは違い少しハードなノックを受けてもらいました。プロ野球のキャンプでもよく見かけますよね。

技術と言うよりも、ボールへの反応や心肺能力を高める練習です。この時期は暑くないので体への負担も少ないんです。

毎回、違う選手に特守を行う予定です。

 

多くの体験者にも来てもらっていますが、3月までに何名かの入団が決まっています。

戦力が整うと同時に、チームの体制も整いつつあります。

3月頃にはある程度発表ができると思いますが、以前少し触れたように、今シーズンから組織の体制を大きく変えることになりました。

団員が50名に達する可能性が出てきており、その対応を進めています。

 

一つ紹介しておきますと、新設部として「危機管理部」を立ち上げました。もうすでに毎週配信しているこのブログの校閲などもしてもらっているのです。正確に言うと2名のダブルチェック体制です。誤字脱字はもちろんですが、表現方法や内容の吟味を行っていただいています。結構、変更や修正を指摘されます💦

先週はまるごとボツになった「会長のひとり言」もございまして、、、それはそれは厳しいのでございます(笑)

しかし、それがあるからこそ安心してこのブログを配信できているのです。

 

危機管理部では、ブログの校閲同様に重要な役割として、選手達の健康管理や怪我などの応急措置、チームのコンプライアンスの強化を進めていきます。

TKドラゴンズでは、子どもたちの自主性を育てる指導方針を大きな柱としていますが、指導方針以外でも親子ともども安心して入団していただけるチーム、入団したあとも安心なチーム体制作りを目指しています。

 

危機管理本部の他に、8つ前後の部が誕生する予定です。

組織作りを進めている理由の一つとして、スタッフの皆さんが無理なく、一部の人に偏ることなく、やりがいや楽しさを感じていただきながら、チームのサポートをしてもらえるような体制を作りたいという思いがあります。子ども同様、大人のスタッフだって、やらされるお手伝いはつまんないです。得意分野を生かして楽しくサポートしていただくことが一番だと考えています。

3月には途中経過として、ある程度の発表をする予定です。これも無理なく進めていきますので、遅れることもありますがご了承ください。

 

さて、来週土曜日は練習試合が入っています。

もう少し気温が高い中での試合になることを祈っています。