9月21日(月)、3Aチームは横大路第3グラウンドにて竹の子リーグ公式新人戦の初戦に臨み、小野エースクラブさんに0対29で見事勝利を飾りました。
この4週間、3Aはメジャーチームとの合同練習において技術的にも精神的にも鍛えられました。その成果が見事この試合での成功体験に結び付き、自信に繋がった選手も多数いました。
この結果が失敗を恐れず、勇気を伴ったこれからのプレーに直結すると思います。
それでは、試合の中身に入ります。
小野エースクラブ 0 0 0 0 0
TKドラゴンズ 8 2 15 4 29
(本塁打 白崎)
先発は杢谷。
田中会長のピッチング指導により、投球動作が著しく成長し、終始、相手打者を圧倒していました。
初回、先頭打者にレフト前へ運ばれるものの、落ち着いた投球で無失点。
その後、2回、3回と続投しましたが、計6個の三振を奪い、文句無しの完璧な投球でリリーフの森へとバトンタッチしました。
バトンを受け取った森は、先頭打者を四球で歩かせたものの、その後の打者を三者凡退に抑え無失点。
両看板の完璧な完封リレーにより、TKの攻撃を加速させました。
結果としてこの日最大のピンチであった初回は、三塁手として出場した小松の俊敏なバント処理などで守備のリズムを崩すことなく無失点に抑えましたが、この小松のプレーはメジャーとの合同練習で行ったシートノック、ゲームノックで培ったものです。
また、杢谷・森のバッテリー、遊撃手の桝添でこの日の試合で盗塁を刺しましたが、このプレーも同様に合同練習で桝添に対し厳しく指導された捕球、タッチの練習の成果です。
こうした合同練習の成果が随所に見られたことは必ず選手達の大きな自信になり、さらに野球が楽しくなると思います。
攻撃面でも20安打、大量29得点。
ファーストストライクを悠々と見逃し、自信のないスイングをしてベンチに戻ってくる選手は一人もおらず、各選手が各打席で一番のパフォーマンスをしようと奮起していました。
特に3回の攻撃は、この日2Aチームから招集された鈴木のレフト前への安打を皮切りに打者3巡の猛攻撃。2アウトを奪われても、小松、白崎の長打、本塁打で攻撃の勢いを落とすことなく打線が繋がりました。
普段の練習でコーチ陣が投げる球よりスピードが緩く、なかなかアジャストする事が難しい中で、1打席目で相手投手の球筋を理解し、外野を越える打球を打てたことは、右利きの右打者であれば、ボールを右手で掴み、押し込む感覚が備わってきた証拠です。
ただ、質の高い走塁を実現するためのランナーコーチの役割を把握出来ている選手が少なく、何度か得点シーンを失いました。
レベルの高い試合になると、相手との走塁技術、ランナーコーチの野球理解度の差が命取りになります。こういった修正点を次の練習で見直します。
今回の試合では、合同練習での成果が如実に表れた選手が少なからずいました。
合同練習の意義は3Aにとって一番身近な手本となるメジャーの野球を観察、吸収することでもあり、それが実戦に繋がります。
来週もこの調子で頑張りましょう!