2月8日(土)殿田グラウンドにおいてアカスポさんとの練習試合2試合を行いました。
結果は2試合とも最終回2アウトランナーなしから追いつかれての引き分けでした。
2試合とも逃げ切れず分けるという展開で、モヤッとする試合でしたが、シーズン序盤にして各選手の良いところ悪いところが見えて今後のチーム作りにとっては参考になる試合でした。
練習試合 第一試合
TKドラゴンズ 3 0 0 0 2 1 6
アカスポ 1 1 1 0 1 2 6
(投手 青山空―立石―吉村)
先発青山空は3回3失点。自身のエラーで2失点という内容に本人は納得いかなかっただろう。
投球数を60球前後に設定しているため3回66球で予定通り降板。
青山は3回4奪三振ながら4四球と制球に苦しんでいた。内野のエラーの後にカッとなって四球を出す、あるいはボールの判定にカッとなって四球を出すことは、強気な性格の投手としては常について回ること。自分の感情をコントロールすることが投手として大きく成長できるかどうかというところだろう。ただし、強気な性格でないとエースにはなれないのも事実。
左投手のピッチング理論をフォームとして完成させるのは難しいが、球の切れを見る限り間違っていないと感じる。フォーム固めに時間をかけよう。必ず左の一流投手にさせてみせる。
セットアッパーで起用した立石は良いピッチングだった。
ピッチングフォームが良かった。前の試合よりも球速が上がり、切れがあった。
右投手の理想的なフォームに近かった。今後に期待できる。
1点差2アウト3塁で吉村をマウンドに送った。
三振をとって勝ち切ろうと思っての起用。ワイルドピッチには注意せよとバッテリーには言ってあったが、ワイルドピッチで追いつかれた(笑)
三振は奪ったので、どちらも想定通りという・・・
ま、しゃあない。
練習試合 第二試合
アカスポ 0 0 0 0 3 3
TKドラゴンズ 1 0 2 0 0 3
(投手 吉村―宮田)
先発吉村が4回無失点。6四球と一人でランナーを出して苦しんでいたが、球の威力だけでねじ伏せて0を重ねた。
初先発でこの結果は上出来だ。
全くピッチングにはなっていなかったが、今後ピッチングの意味を分かってくればどこまでも伸びて行く。間違いない。
第一試合を含めて4回1/3を71球で予定を少しオーバーして降板。今後はイニング途中の降板も頭に入れ60球前後を守り故障防止に努める。
クローザーとして投入した宮田。ピッチングは良かった。エラーでの失点なので問題ない。
[su_image_carousel source=”media: 4143″ slides_style=”minimal” crop=”3:2″ align=”center” max_width=”600px” link=”lightbox” image_size=”medium_large”] [su_spacer size=”40″]この試合もそうだが、2試合通して打線が湿っている。
上位打線でバットの芯を食う当たりが少ないのが気にかかる。力んでいるのか素振り不足なのか、バットのヘッドスピードが遅い。
今後、打撃強化は最重要課題だろう。
下位打線は弱い。言い換えれば誰にでもチャンスがあるということ。新5年生、新6年生で打撃の良い選手を入れ替わり使いながら春に向けて選手を固めて行く。
2試合とも全体的にエラーが多く、よくこの失点ですんだよという感じだった。特にサードの守備がボロボロでした💦
入団後の初試合ということもあり、宮田、上川ともにガチガチで笑えるほど緊張してたのがよく伝わってきた。
内野手のコンビネーションプレーも新入団選手や初めて守るポジションの選手が多いのでもう少しかかりますなぁ。天一杯はサードで出場する伊藤も含めてサードで大半のエラーを量産。
早く慣れてもらいましょう。
守備で動きが良かったのは、ショート立石とセカンド森。
この二遊間は合格。
2試合目に組んだ打線で1番立石、2番上川がそれぞれ2安打。3番青山空、4番青山航が1安打。この6安打で3点。
上川は実践向きな選手。2番で機能する。2安打しているが立石は力み過ぎ。そないに力まんでも飛ぶのにね。
青山空、吉村ともにクリンナップを打てるのだが、彼らが先発した時にはどうしても打撃は落ちる。それと左投手が出てきたときにこの二人が苦戦する。ここをどうカバーするかが今後の課題だな。
オープン戦の位置づけの練習試合ではあるものの、勝に行く選手起用が試せたのは収穫。
この時期で、勝ちパターンを探れる試合が出来るのは選手のレベルが高いという証拠だろう。
ちなみに私はどんな試合でも負ければ悔しいですよ。引き分けも悔しいです。全試合勝ちに行ってますから。
勝つために練習しますし、研究します。
私の負けず嫌いがもし薄まる時があるならば、その時が監督を辞める時なんでしょうね(笑)