楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

会長&スミりえの『なんちゅうチームやねん』

今回のブログはスミザース母(りえさん)と私が書かせていただきます。

勝手にタイトルは付けましたが、こんな変なチームあるんか?というところをスミりえさん(これも勝手に端折ってみました 笑)に書いてもらおうという企画です。

スミりえさんは野球のメッカ大阪出身なんです。ゴリゴリの大阪人にはTKドラゴンズの野球がどう映っているんでしょうか。楽しみでもあり怖くもあり・・・(笑)

まずは私から・・・

7月8日(土)一乗寺グラウンドにて練習を行いました。

先週雨で練習が中止になったんで2週間ぶりに選手達や保護者の皆さんやスタッフの顔を見させてもらいました。

もはや会えばホッとする仲間になってますわ。

そうなんですよねぇ、2週間空くと野球の勘が戻るまで少し時間がかかります。

良いの良いの。1時間くらいで戻るんだから。

とは言え、みんな随分と上手くなってきましたよ。野球になってきてますわ。

日曜日とか集まって自主練をしてるようです(笑)ジャンジャン自由にやってください(笑)プライベートなら好きに指導してもらっても大丈夫。野球に触れる時間が増えれば増えるほど子ども達は上手くなっていきます。

どおりで最近勝手に上手くなってると思ってたんですよね💦

ノーミスノックの後のランダウンプレーでは交代で全員に守備についてもらいました。

試合では自分のポジションがありますが、どのポジションであってもランダウンプレーは良い練習になります。

ランナーの動きに反応して素早く正確に送球する。見て考えて反応しないといけないんで、これができればどこでも守れますから。

フリーバッティング中にピッチング指導をしました。

この日は圭汰と弦希と蒼真。

まず圭汰。かなりピッチャーらしくなってきています。

試合で投げる姿が楽しみです。

弦希はこの間指導したんで、復習と次のステップです。力のある球が増えてきています。

蒼真(そうま)は久しぶりの指導でした。

キャッチボールで良い球を投げていたんで、指導してみたくなったんです。

もっと勢いのある球を投げさせようとフォームをいじってみたんですが本人はしっくりこないようで「初めのフォームで投げて良いですか」と言ってきました。もちろんOK。もう一度初めのフォームで投げてもらいました。確かに初めの方が良い(笑)あっさり元に戻しました(笑)

ピッチングフォームはある程度ポイントがあって私それは共通で指導するんです。あとは選手の個性を生かす感じです。

ただ、共通の指導も合わなければ無理に従う必要はありません。選手が納得してプレーするのが一番いいんです。

ちゃんと自分の意志を伝えてくれる選手達が多いので私としては助かります。

まあ、野球に関係ない聞いてもいない意志を伝えてくる選手が大半なんですが(笑)なんちゅうチームやねん(笑)

蒼真にはこのまま引き続きピッチング指導を行います。

紅白戦の途中で河塁(はる)が「今の僕のピッチングどうでした?」って聞いてきてくれました。

「ごめん!見てなかった!次、指導するしな」

ホントすんません!見てなかったんです💦保護者の皆さんとしゃべってました💦ごめん!

次回の練習では河塁にピッチング指導しますので、待っていてくださいね!

河塁はいつでもピッチャー行ける感じなんで楽しみです。

河塁に限らず多くの選手にピッチング指導しますので待っていてください!

私、来週は家族旅行でお休みさせていただきます!

監督がお休みて!なんちゅうチームやねん(笑)

さて、私はこの辺にして・・・

スミりえさんにバトンタッチします。

5年の娘と6年の息子が6月から入団させていただいたスミザース(母)です。

入団から、まだ1ヶ月ほどしか経っていないことに、ちょうど今日気づいて驚きました。

子どもたちも、両親もすっかりTKドラゴンズの一員になり、野球なしの生活がもう考えられなくなってしまっているからです。

基本的に、土曜日だけのチーム練習なので、野球に時間を縛られるという感覚は全くないのですが、子どもたちはほとんど毎日キャッチボールや素振りをしているし、食卓は野球の話題が中心になっています。

これまでにも色々とスポーツや習い事をしてきましたが、子どもたちが自ら「上手くなりたい」と意欲を見せ、監督やコーチからの指導を思い出しながら自主練習をしたり、YouTubeで研究したりする姿を見るのは野球が初めてです。

子どものモチベーションの源はやはり、週に一回の練習です。

練習では、「面白い」「めちゃくちゃや」「なんやそれ」「笑える」そんな言葉を子どもも親も連発してしまうような場面がいっぱいです。

チームメンバーは学年違えど皆友達、上下関係なんて全く無く、監督やコーチにも常に無礼講状態。(←すみません)毎週子どもたちは会長をイジるのを楽しみにしているくらいです。(笑)
でも、この環境が子どもたち一人一人に主体的に考える場面を与えてくれています。誰もボスはいない。

自分が何のために何をすべきなのか、直感的にでも子どもたちは見つけなければなりません。

バッターボックスに立つ意味や、打った後どうするのか。打球を取った後どこに投げるのか。

全部みんなチンプンカンプン状態でグランドに立っているように見える時もあります。普段、プロ野球しか見る機会がないので、みんなのプレーが本当に突拍子もなくて、面白くて、かわいいです。

でも失敗を克服しながら、経験の中で少しずつ成長していて、感動もあります。

前回の練習で出来なかったことができるようになる度、大喜びしたり、変な踊りをしたり、変な歌を歌ったり。

子どもたちも、「〇〇、上手くなってるやん!」「おー、すごい!」「いける、いける!」などとお互いに喜び合い、励まし合い、無意識に互いの成長を認め合っています。

一人だけが上手くてもどうしようもない野球というスポーツだから、助け合いの精神が自然に養われているのですね。

指導者の方々が過度に子どもたちや大人との関わり合いに介入することなく、勝利至上主義や技術指導だけに傾倒するもことなく、スーパーバイザーとして見守る環境が、子どもたちに自由な発想を与えてくれています。

練習中の的確な技術指導やコミュニケーションを通して、子どもたちは考える力やモチベーション、向上心を養いながら野球を学んでいます。
私ごとですが、自身も20年以上英語を教えています。教師が必死に教えても結局学生のモチベーションと自主的な学習がなければ英語は身につきません。

一時の知識を与えることは授業でできるかも知れませんが、それを一生のものにするために指導者側ができることは、学習者のモチベーションと考える力を引き出し、自発的な練習や訓練を促すことだけだと考えています。

野球も一緒なのだ、と子どもたちを見ていて感じます。グランドにいる時だけ「野球を教えてもらう」「言われたことをする」のでは、知識の定着や、日々の反復練習による技術の習得は達成できません。自分の意思でやりたい、楽しい、もっとやりたい、となる方がそりゃ〜上手くなりますよね。

この調子で頑張り過ぎず楽しみながら、頑張って欲しいです!!(心配しなくても頑張り過ぎないメンバーですけど(笑))
息子がある練習の帰り道に「ママ、TKドラゴンズを選んでくれてありがとう」と言いました。

本当に楽しいことがやっと見つかったそうです。親としては何より嬉しいことです!1ヶ月程でこんなに成長した子どもたちが、この先どう成長してくれるのかますます楽しみです。来週も笑わせてもらえるのを楽しみにしています!