8月25日(日)上鳥羽グランドにおいて竹の子リーグの公式戦が行われ、TKドラゴンズが大宅アトムズさんに14-5で勝たせていただきました。
シーズンも残り4ヶ月。強力打線に磨きがかかってきましたよ。
竹の子リーグ公式戦
TKドラゴンズ 5 6 0 0 3 14
大宅アトムズ 3 2 0 0 0 5
(勝 井出 5勝4敗、 本塁打 金城5号)
先週と昨日の練習では、バッティング指導に練習時間の大半を費やした。
まだ全員に指導しきれていないが、試合に出場する可能性の高い選手には優先的に指導を行った。
ここしばらくバッテリー指導と守備強化に取り組み防御率3点台を目標にしてきたのだが、23試合を消化してチーム防御率5.12という結果を受け、6点以上たたき出す打線を作り出す方針に切り替えた。
効果はすぐに出た。
もともと打線は良いのだが、今後はより一層磨きをかけていく。
初回の攻撃は凄まじかった。
1番青山空が痛烈にライト前ヒット。2番樋口はバットの先だったがライト前に落とし、0アウト2塁3塁となった後、3番金城の当たりは強烈だった。打った瞬間フェンスに到達するレフト線2ベースとなり2点を先制。4番井出も痛烈にセンター前にはじき返し試合開始わずか8球で4連打し3点を奪った。
その後も6番瀬古のショートゴロの間に1点、8番立石のレフトオーバーの2ベースで初回5点を先制した。
2回もマシンガン打線は止まらない。
1番青山空2ベース、2番樋口3ベース、4番井出2ベース、8番立石2ベース、9番大島センター前。6点を奪う。
圧巻は5回。
三度1番青山、2番樋口の連続ヒットで0アウト2塁3塁のチャンスを作り、打席には3番金城。
2球目を捉えた打球は大きな放物線を描きレフトのフェンスを越えて行った。金城、復活の5号ダメ押し3ランだ!
金城は先週のバッティング指導でかなり良くなっており、昨日の練習ではエグイ当たりを連発していた。確実に打ってくれるだろうと自信を持って3番に起用したのだが、見事に期待通りのバッティングを見せてくれた。
甦ったTK屈指のスラッガーは、自信みなぎる満足げな表情でダイアモンドを一周していた。
先発瀬古は、1回3失点。もっと良い球を投げられるはずなのだが・・・じっくり行くしかない。
2回から3イニングを2失点でロングリリーフした井出が勝利投手となり5勝目。
井出は3回4回を三者凡退に抑え、ピッチングのコツをつかんでくれたように見えた。ピッチングとは「全力で投げれば良いというものではない」とうことを忘れないでほしい。
最終回には、点差はあったが井出が59球を投じていたためクローザー大島を投入。0で抑え試合を締めくくった。
しかし、よく打った。
大宅アトムズさんは例年強いチーム。この試合、エースが投げていたかどうかは分からないが、そんなに簡単に大量得点ができる投手ではなかった。
この日は打撃中心のオーダーを組んだのだが、14安打14得点は見事。まさにマシンガン打線。
1番青山空、2番樋口がそれぞれ3安打したが、これが効いている。
戦術も少し変えている。今まで受けて立つ後攻を選び終盤に競り勝つ試合運びをしてきたのだが、この日からじゃんけんで勝てば先攻を取るようキャプテンの樋口に指示を出した。先取点を取って、その後も取れるだけとって逃げ切るスタイルにした。
次回の練習は、控え選手のバッティング指導も行います。