5月6日(月)横大路グランドにおいて、竹の子リーグ公式戦2試合が行われました。
結果は、猛打爆発で連勝。2試合で27安打6ホーマー29得点。主力選手は打率、打点、本塁打を荒稼ぎするGW最終日となりました。
第一試合(竹の子リーグ)
OYZパンサーズ 0 0 4 0 4
TKドラゴンズ 4 5 4 2 15
(勝投手 瀬古5勝3敗、 本塁打 金城4号、瀬古3号、大島2号、内藤1号)
4本塁打15安打15得点。打ちまくった。
初回、2番立石のレフトへの3ベースヒットのあと四球と死球で1アウト満塁。5番金城が初球インコース低めを上手く腕をたたんで振りぬくとレフトの左を抜ける4号先制満塁ホームラン!
2回裏、1アウト3塁から3番瀬古がセンターオーバーの3号2ラン!
その後2アウトランナーなしから6番大島がレフトオーバーの2号ソロ!
4回裏、0アウト3塁で4回表からセカンドの守備に入っていた内藤が1号2ラン!
4回裏攻撃中にタイムアップとなり試合終了。
瀬古が5勝目。4回表には青山が登板し無失点。
金城の先制満塁弾は効いた。
この日の金城のヒットは、この1本だけだったがクリンナップの仕事は十分果たしている。
金城が5番に定着してくれるとチームとしては理想的な打線が作れる。ただ、今までの14試合を見てみると、球の遅い投手からはロングヒットを連発するのだが、一定の球速を超えると全くバットに当たらない。こうなると強いチームとの対戦では打てない。これではクリンナップとしてはつらいのだ。
速い球になると途端に体が前に流れてしまうのだが、これは技術的なことと精神的なことが重なってこんがらがっている感じだろう。
本来は、何も考えずに思いっきりよくスイングできるのが彼の魅力である。
金城はお世辞にも器用な選手とは言えないが、圧倒的なパワーがある。このパワーを生かせるよう、これからじっくりスイングの修正をする必要があるだろう。
もちろん、6番の大島にしても、下位打線の井上、青山、吉村にしても一発があり十分5番を打てる力はある。他のチームならクリンナップを任されいてもおかしくない選手達なのだが、なにしろTKの上位打線が半端ないくらいの強力打線なので、下位打線に回っているというだけなのだ。
しばらくは金城と打撃の上がってきた大島が5番を争うことになりそうだ。
第二試合(竹の子リーグ)
TKドラゴンズ 3 4 6 1 14
小金塚ファイヤーズ 4 0 0 0 4
(勝投手 井出2勝1敗、 本塁打 吉村1号、樋口3号)
2本塁打12安打14得点。
相手投手は悪いとは思わなかったが、よく打った。
2回表、逆転された直後、1アウトランナー無しから8番吉村がセンター左を抜ける同点1号ソロを放った!
この一発は良いところで出た。
4回表、1アウトランナー無しから1番樋口がこの日5本目のヒットとなる3号ソロ!
井出が2勝目。4回裏は大島が三者凡退で退けた。
この日からスタメン起用した吉村が1本塁打を含め攻守で結果を出した。
TK野球をもっと理解してくるとヒットも本塁打ももっと打てるようになるだろう。
最近の練習や前回の試合を見て、しばらくレギュラーで使おうと思っていた。
1試合目は2打席凡退しているが、いずれもファーストストライクを見逃している。他のスタメン選手はほとんどがファーストストライクを打ちに行っている。こういう差がヒット数として現れるのだ。吉村に限らず、代打で出場した選手はやはりファーストストライクを見逃す傾向がある。打てる球を見逃して追い込まれた結果、ボール球を振らされて三振というケースが多い。もちろん、レギュラー選手は、ファーストストライクの見逃しや、特に見逃し三振については思いっきり叱られるか即交代させられるかのどちらかなので、必死になって振りに行っているのだが(笑)
吉村は基本的には積極的なプレーができているので、積極的な打撃はすぐにできるだろう。
この日、井出と吉村を捕手で使ってみた。
ほとんど練習していないが、試合前に球種やコースのサインとけん制のサイン、インサイドワークなどを樋口から伝授させ、ぶっつけ本番でやってみたのだが、二人ともさまになっていた。
井出にしても吉村にしても、体が大きく肩も強いので捕手としては問題ない。声も出ていたしね。なにしろ捕手が樋口だけでは何かあった時に大変なのだ。これでは樋口は何があっても休めないことになる。樋口の場合、フィールディングが良いので本来はショートで使いたいのだが、チーム事情で捕手をさせているという状況だった。
これで、今後は余裕ができる。
井出は、投手とショートと捕手、樋口は、捕手とショート、吉村は、レフトと捕手と投手。こんな感じで練習していこうと思う。この3人はどのポジションでもこなせる。
樋口は、この日も走塁と守備で叱られたが(笑)よくやっている。
1日に5安打はすごい。
どんどん野球の知識を吸収して良い選手に育ってほしい。
全体的に積極的なバッティングが浸透してきており、打撃が活発になってきた。
1番から9番までどこからでもホームランが飛び出す打線は、相手チームにとっては脅威的だろう。チーム本塁打16本は、2017年に記録した年間最多チーム本塁打記録にすでに並んでいる。
投手陣もあと数週間でかなり仕上がってくるだろう。
各投手がトレーニングを積んで球速が上がる夏が楽しみだ。
今シーズンは、瀬古・井出のスターターと青山・大島のセットアッパーというかなり豪華な投手陣を擁して戦っているが、これに吉村が加われば、TK史上最高に潤沢な投手陣となるだろう。
最後に、この日3安打以上の選手を挙げておく。
今後、夏までは個人成績には触れないつもりだが、今回だけは触れておく。(まだまだシーズンは長いので、この時期にあまり気にする必要はないのですが、打率など荒稼ぎの1日だったので)
樋口・・・5安打(1本塁打)3打点。
打率4割5分2厘で首位打者に肉薄の打率2位。安打数19、盗塁数18はチームトップ。
立石・・・4安打1打点。
打率4割3分5厘で打率3位に躍り出た。出塁率6割6厘はチームトップ。強打の2番打者に成長。
瀬古・・・3安打(1本塁打)、6打点。
打率4割6分4厘で首位打者をキープ。打点17で金城と並び打点王争いでもトップに立つ。5勝3敗、防御率3.12
井出・・・3安打5打点。
規定打席に1打席足りないが次の試合で確実に規定打席に到達する。打率4割5分は規定打席に到達すれば2位の樋口に2厘差に迫る3位。首位打者争いは大混戦。2勝1敗、防御率5.92
青山空・・・3安打。
打率3割7分5厘で打率4位。体重が増えればロングヒットも量産できるしピッチングにも好影響となる。食べるのも練習だと思って食べてほしい。
井上・・・3安打2打点。
打率3割。今シーズン初めは守備の人で打撃は低空飛行だったが、ここ最近のヒット量産でついに打率を3割に乗せた。
さて、今週は練習です。
少し、内野のテクニカルな指導をする予定です。