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井出熱投!エースは俺だ!・青山空満塁弾!

6月23日(日)今津運動公園において今津少年野球クラブさん、新旭少年野球さんとの練習試合を行いました。

結果は1勝1敗。Bチームは1勝。合計2勝1敗で帰ってきました。スタッフの皆さん、遠い所までお疲れ様でした!

 

この日は今回のきぬかけ杯で対戦する上鳥羽友愛ジュニアさんが今津で合宿をされていまして、上鳥羽さんと試合をしておきたいと思って行ったんですが、まさかの「手の内を見せたくない」という理由で上鳥羽さんとの試合は組まれなかった。

途中で話を聞いてみると、どうやら球速90km以上のピッチャーが育っているようで、それもかなり安定しているとのこと。なので本気できぬかけ杯を獲りに来る!って言うんですよ。

これは合宿で球速90kmを打つ練習をしないとまずいです。今年もきぬかけ杯は簡単には勝たせてもらえそうもないかも。

しかし、こちらも優勝しか考えてませんから。「かかってこいや!」と黒ちゃん(上鳥羽監督)には言っておきました。

 

第一試合 練習試合

今津少年野球クラブ 3 3 1 0 3  10

TKドラゴンズ   0 0 2 1    3

(敗 瀬古 6勝4敗)5回表時間切れ

 

第二試合 練習試合

TKドラゴンズ 2 0 2 0 0 1  5

新旭少年野球  0 0 1 0 0 0  1

(勝 井出 3勝2敗、セーブ 大島 1勝1S、 本塁打 井出1号、吉村2号)

 

第三試合 Bチーム練習試合

TKドラゴンズ 3 0 0 2 7  12

新旭少年野球  2 0 1 0 0  3

(勝 青山空 2勝、 本塁打 青山航1号、青山空1号・2号、吉村3号)*B戦の成績に反映

 

第一試合

瀬古は球が走らずコントロールも不安定だった。

4回7失点71球で降板。結局5回は相手攻撃中に時間切れとなった。

瀬古は合宿で調整するが、この間まで悪くなかった。ベンチから見ていても体が動いていないのは分かるのだが、何が狂ってきているのかもう少し本人にも確認しないと分からない。

 

打線は空回り。

相手投手はコントロールが不安定で、四球連発だろうと思っていたのだが、ボールを全てスイング、ストライクを見逃すというチグハグな打撃。何回言ってもボールを振る。うちの選手はストライクを積極的に打ちにいっていると思っていたんだが、何か違うようだ。「高めは振るな」は今シーズンずっと言っていることだが、それでも振るのは指導方法に何か問題があるのかもしれない。選球眼をみがく練習を合宿でしないといけませんな。

 

第二試合

初回1番金城がセンター前ヒットで出塁し盗塁とパスボールで0アウト3塁のチャンス!金城の1番ええがなと思ったら、飛び出してアウト。

2番吉村も四球で出塁し、盗塁で1アウト2塁。投手のモーションが大きかったので3盗のサインを出したらけん制でアウト。

私のランナー指導ができてないんだろう。合宿で鍛える。

2アウトから3番瀬古が四球で出塁。本当なら0アウト満塁だ。ベンチで私「この回無得点は流れが悪すぎるがな。なんとかしてくれや」とブツブツ言っていたら4番井出が打ってくれた。

ライトオーバーの1号2ランホームラン!これは助かった。ひどい流れをなんとか引き戻した。よく打ってくれた。

 

3回には2番吉村が汚名返上の一発だ!2号2ランをレフトに放った!自分のミスは自分で取り返す!いいねぇ!

この追加点は効いた。

 

井出は初回から気持ちの入ったピッチングを見せる。右足にしっかり体重を乗せてから投球するフォームが身に付いてきた。

3回裏、先頭打者にレフトオーバーを打たれるのだが、レフト三好➡ショート樋口➡サード井上の連携で2塁を回り3塁を狙った走者を刺した。井出を助ける好プレーだった。

4回を終わって61球の井出に交代を告げると「いやです」という顔をしていたが大会前に無理はさせられない。公式戦では70球前後は投げさせる。

井出は4回1失点で3勝目。安定感を伴う気迫あふれるピッチングと冷静に考えたであろう配球を評価。次回からローテーションの頭を任すことにした。TKドラゴンズのエースに昇格。

5回から登板した大島が2回無失点で初セーブ。

3点差の場面で「頼むぞ」と言って送り出した大島。その投球からは気迫が伝わってきた。第一試合で見逃し三振を喫したあとベンチに下げた。第二試合はベンチスタートで出番をずっと待っていた。その悔しさをマウンドで晴らしてみせた。頼れるクローザーに成長してきた。

 

最終回にもセンター瀬古➡ショート樋口➡井上の連携で2塁を回った走者を3塁で刺すプレーがあった。

二度の連携で、ショートの樋口が外野手に大きな声でボールを要求し、ダイレクトで3塁へストライク送球をして刺している。樋口のショートは良い。

 

3回から代走で出場した三好は試合終了までフィールドに残した。1盗塁とレフトフライを2本危なげなく捕球。連携でも良い送球をしている。フィールドに出て行くときの「やったるわい」という顔つきが良い。

前回から3塁ランナーコーチを務める青木。朝から「ランコーのやりかた忘れてへんか?」と聞くと、当たり前やろ!という顔で「忘れてません」と答えていた。頼もしい。

 

第三試合

初回、先頭1番成合がレフト前ヒットで出塁。

2番青山航が7球目をたたきセンターへの先制1号2ランだ!

続く3番青山空。左中間に1号ソロ!青山ブラザーズの2発で試合開始直後に3点を先制した。

 

先発青山空の立ち上がり、振り逃げとフィルダースチョイスにヒットを絡められ2失点。

3回にはエラーがらみで同点とされるが、全体的には安定感のあるピッチングをしてくれた。

 

4回表、2アウトから青山航の3ベースなどで2点を勝ち越し。

5回表、満塁のチャンスで青山空。センターオーバー!2本目~!2号満塁ホームラ~ン!

5番吉村も続く。ライトオーバー!3号ダメ押し2ラ~ン!吉村はレギュラー・B合わせて10試合の出場で5本の本塁打。すごい。

 

青山空は4回3失点でB戦では負けなしの2勝目。

最終回に登板した立石が三人で抑え試合を締めくくった。

 

私、この日は午前中の2試合が終わったところで帰らせていただきました。

土曜日もFを指導しに行ってまして、ちょっと疲れが・・・

ですので、この試合の上記以外のポイントを樋口監督に聞きました。

私:「樋口監督2勝目おめでとうございます。ポイントになったプレーを教えて

樋口監督:「ありがとうございます!そうですねぇ、3回に同点にされて相手に流れが行きかけたんですが、ファーストの青山航がファウルフライをダイビングキャッチしてくれたこと、ピッチャー横のフライを立石がこれまたダイビングキャッチしてくれたことで相手に流れを渡さず、次の攻撃での勝ち越しにつながったと思います。大きいプレーでした!」

積極的なプレーが流れを決めたようです。素晴らしい。

 

さて、来週は合宿です。

体調をくずさないようにしておいてくださいね。

きぬかけ杯優勝、天一杯優勝を目指して頑張りましょう!