楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

ふくろう杯の参加チーム決定! 夏の快進撃に向かって合宿だ~!

6月8日(土)勧修寺グラウンドにて練習を行いました。
合宿直前の練習でした。
まず、合宿の翌週6月22日(土)にTKドラゴンズ主催で福山哲郎顧問の冠大会「第一回ふくろう杯」の参加チームが確定しました~!
京都のそこそこ大きな大会の開会式がかぶるという事態にちょっと慌てましたが、最初の予定とは違う2チームにご参加いただくことになりました。急なお誘いにも関わらず予定を調整していただき本当に感謝申し上げます。
3チームの総当たり戦で行うふくろう杯の参加チームは
少年野球クラブ麒麟児さん!
新町アニマル・室町少年野球クラブ合同さん!
TKドラゴンズ!
です!
新町・室町合同さんは、どちらも以前から仲良くさせていただいているチームなんでかなり無理を言いました。ありがとうございました!
年々参加チームを増やすつもりなんですが次回から他の大会の予定も踏まえてふくろう杯を企画した方が良いということが分かりました(笑)全く考えてなかった(笑)日々勉強ですわ。
さてこの日も、先週の試合で気になったところから始めました。
二つありました。
1塁ベースを踏みそこなって踏み直すというのが二度。
ピッチャーフライを落としちゃったのが二度。
ベースの踏みそこないは喜びすぎが原因。「やったー!抜けた抜けた!やったやった~!あ、ベース踏み忘れた!」ということなんで「外野を抜けても一瞬喜んであとは前を向いて走れ」と言っておきました(笑)練習のしようがないわ。
ピッチャーフライが捕れないのは、よく分かりません。
とりあえず「無言で捕りに行くな、声出して捕りに行け」と言っておきましたがそれぞれの守備範囲を頭に入れる方が先でしょうねぇ。守備範囲のことについては合宿でやりましょう。
4人の投手陣に投げてもらい私が打席に立って球を見るということもしてみました。
球速以外でも球が見にくいなどの理由で恐怖を感じるピッチャーは打ちにくいものです。逆に見やすいと打ちやすい。それを少し確認しました。各投手の特徴がよく分かったんでこれも合宿でやりましょう。
ピッチャーフライの延長で内野フライもやっておいたんです。
この日は晴天。太陽がギラギラしています。
内野フライを捕ろうと顔を上げるとまぶしい太陽と重なります。
「まぶしいから捕れない」というジェスチャーをした選手がいました。
この選手が悪いわけではないんです。これは誰にでも起こりうることです。
このプレーについてそのあとミーティングをしています。
私は、同じ大学で初めはそんなに優れているとは思わなかった選手がグングン上手くなってプロになっていく姿も見てきましたし、能力の高い選手が消えていく姿も見てきました。
その経験から私はみんなに以下のようなことを伝えました。
「上に行く選手と行けない選手の違いは、能力の高い低いではなく、ものの考え方、思考回路なんや。例えば、太陽がまぶしくて捕れないと思った瞬間、あきらめてまぶしいジェスチャーをする選手とまぶしいが何とかしようともがく選手がいたとする。上に行く選手はもがく選手や」
大人になると実感を伴って理解できる話でも、経験の少ない子ども達には頭では理解できても実感が伴わないので微妙だなぁとは感じたんですが、気付いた時に言っておこうと思いました。
守備でも走塁でもバッティングでもそうなんですが、ミスをどう思うかでその選手の将来が開けるかどうかがある程度決まるように私は感じています。
この話は難しいのでミーティングでは言ってないんですが、上に行く選手は物事の捉え方をどのベクトルで見ているかということなんです。
例えばまぶしくてフライが捕れなかった場合・・・
考え方のベクトルが自分以外に向いている選手は、太陽が悪い、まぶしいから捕れなくても仕方ない、といった風に自分以外の何かの責任で自分は捕れなかったという思考回路です。
考え方のベクトルが自分に向いている選手は、太陽がまぶしくても捕る方法はないだろうか、太陽の位置を確認できていない自分が悪いのかもしれない、次は必ず捕りたい、といった風に今回はまぶしくて捕れなかったけど自分の努力で捕れるようになるかもしれないという思考回路です。
もう一つ。例えば内野ゴロを内野安打にしてチームメイトに「アウトにしてよ」と言われた場合・・・
ランナーの足が速い、文句を言われてやる気がなくなる。この選手のベクトルは自分以外に向いています。
もっとスピーディーに処理できたかもしれない、どうしたらもっと早く処理できるんだろう、文句を言われて気分は悪いが次はナイスプレーと言わせるようなプレーをしたい。この選手のベクトルは自分に向いています。
二つの例では不十分かもしれませんが、ひとつの失敗に対して自分の実力を上げれば克服できるという思考回路を持った選手がプロの道へと進んでいきました。
私はというと、自分以外にベクトルが向いていたのは言うまでもありません(笑)
おそらく他のスポーツでも同じなんじゃないでしょうか。
私、50歳を過ぎてやっとわかってきたことなんで、あんまり偉そうに言えないんですけど、スポーツだけではなくどんな立場でも同じような気がするんです。周りの人の考え方や自分が置かれた環境を変えることはたやすいことではありませんが、自分は自分自身の意志で自分を変えることができます。自分が変われば周りの人や置かれる環境が変わるんだと。それが分かってから随分うまくことが進みだしましたから、合ってるんじゃないかな。
あ~、でも難しい(笑)子ども達への伝え方ももっといい方法を考えないといけないなと思ったこの日の復習でした。
この日、福山顧問が来られました。
今、国会で忙しいんですよ。そんなときにも顔を出していただいてありがとうございます。
私「追い風ですね」
顧問「はい」
私「〇〇になってくださいね」
顧問「少なくとも〇〇にはなります」
楽しみです!
さあ!
来週は合宿だ~!
ふくろう杯の優勝と夏の快進撃に向かってラストスパートです(笑)