楽しいチームで野球を好きになってほしい!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

〜大局観〜

オンライン指導が終わりました!

長かったと言えば長かったですが、終わってしまうとあっという間!
選手のみなさんは期間中、成長した実感を得ることができたでしょうか?

普段と比べたら圧倒的に少ない練習量で成長を感じることができていれば、オンライン指導は大成功です!

いよいよグラウンドで野球ができる!
そんな喜びに満ち溢れていることでしょう。

グラウンドで練習が始まった瞬間から競争は始まりますよ。

今までは競争相手が見えずに、自分自身を見つめ直しながら自分と戦ってきたと思います。

野球はチームメイト含め、対戦相手など他者と戦うチームスポーツです。これから通常練習に戻ると、そういった他者とも戦っていかなくてはいけません。人それぞれかもしれませんが、きっとしんどい思いもたくさんするでしょう。

これを跳ね返すぐらい、1人で練習する時間のなかで自信をつけることができたと信じています。
その自信をグラウンドで思う存分発揮してくださいね!

今回は、仲間と他者と、など、周りを意識するようなことを言っていますが

「野球て本当にチームスポーツなのか?」

僕は今まで疑い続けながら野球をしていましたし、今でもそう思っています。

「野球は、個人スポーツなのではないのか?」

野球には9つのポジションがありますね。この9つの点が繋がって線になることで、やっとチームプレーになるのです。もちろん、1プレーで全員が関わることはありません。捕球する、投げる以外にもカバーリングなど野球にはプレーに直接関わらない人もいます。

このままだと完全にチームプレーですね野球は。
ではなぜ僕は「個人スポーツではないのか?」と言ったのか。

僕は、最初からチームプレーをしようとする意識がなくて良いと思っているからです。

もちろん周りへの声掛け、叱咤激励は必要です。しかし自分に直接関わるプレーは自分のために、自分がミスしないように、というプレッシャーを自分にかけながら追い込み、まずは自分が上手くなることを意識する。これを全員が意識すればチームのレベルは勝手に上がります!
結果的にチームとして集団になってれば良いと思うからです。

久しぶりに動くボールを見てスピード感についていけない選手が多いでしょう。その中で、周りもそうだから自分も良いか。とはならないでください。

あいつより先に感覚を取り戻してやる!
そんな気持ちを1人1人が持って数ヶ月前の野球をしていた自分にもどっていきましょう!

「大局観」

将棋の棋士である羽生善治九段がよく使う言葉です。
目先のことばかり考えず、今どう動けば自分は上手くなるのか。結果としてチームが良くなるのか。

野球に対して大きな枠組みで考えられる。

つまり野球に対して大局観をもち取り組む。

堅苦しいことを言いましたが、まずは、6日の練習では存分に野球が出来ることの喜びを味わってください!