叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

走塁&紅白戦

10月13日(土)御所グラウンドにおいて練習を行いました。

急に秋です。まぁ先週が真夏並みに暑かったので、より一層肌寒さを感じます。

この日は、レギュラーチームが御所で、B・Fチームが聾学校でそれぞれ練習だったんですが、体験者が2ヶ所で9名来てくれていまして大賑わいとなりました。

昨年もこの時期の体験が多く、入団即レギュラーという選手もいましたねぇ。この時期は何かの節目なんでしょうか?よく分かりませんが、何かあるようです。

 

体験に来てくれる子も様々です。今から野球を始めたい子、土日祝べったり野球ではしんどいと感じている家庭、在籍しているチームの方針に疑問を持っている保護者・・・など。今はまだ少年野球と言えば地元のチームに入る子がほとんどで、チームを選ぼうにも選択肢がほとんどないというのが現実です。TKドラゴンズが地域の枠を超え、本格的に広範囲から団員を募集しだして約3年が経ちます。形だけの漠然とした青少年育成という指導方針を掲げるのではなく、野球に対する指導の考えを明確に示すことで、チーム選びの選択肢の一つになることを目標にしています。

ブログを読んで体験に来られる方も多く、実際に練習を見ていただき、方針にブレがないことを実感していただければ幸いです。特にレギュラーチームの練習では、高度な知識や技術を指導した上で、選手たちが自分の意志で野球に取り組む姿、生き生きと野球をしている姿を感じていただきやすいため、3年生以上の子には一度はレギュラーチームの練習に参加してもらい、高学年になった時の姿を想像できるような体験をしてもらっています。

現在レギュラーチームではシーズン終盤に向け、選手間の競争や個人のレベルアップ指導が佳境に入ってきています。ぜひまた見に来てください。

 

さて、この日の練習の前半は先週の修正に費やしました。タッチアップや塁が詰まっているケースの走塁です。紅白戦でも気になるプレーは何度かやり直し、どういった考え方でプレーするかを指導しています。

野球は本当に複雑です。その一つ一つを具体的に練習することは不可能でしょうねぇ。それをやろうとすれば莫大な時間が必要になりますし、時間がかかる割には技術的に進歩しません。根本的な考えを指導し、それを選手が理解して応用することで選手たちは伸びていきます。

 

紅白戦では各選手、課題を持ちながら試合をしていたのが見えます。ピッチングにしてもバッティングにしても。

レギュラーチームの紅白戦はたまにしますが、ほとんど選手任せで試合をします。当たり前のように見えますが、多くのチームでは選手たちに任せて紅白戦をした場合、グダグダのダラダラになります。やらされる野球に慣れてしまうと「自分たちでやれ」と言われても何をどうしていいか分からなくなるんですなぁ。私はたまに行う紅白戦で選手たちが「自分で野球をやっている度」を確認したりしています。

この日のチーム分けは、なんとなくレギュラーと準レギュラーという分け方をしていますが、ほとんど差がでません。レギュラーと準レギュラーの実力が拮抗している証でもあります。

この試合で、初回ピッチャー渡辺が調子悪そうだったんで確認すると「肩が少し痛い」・・・先週初めて完投した疲れが出てるかも・・・急遽降板させましたが、十分ケアしておいてください。

 

 

来週は、竹の子リーグのトーナメントが入りそうです。

がんばりましょう!