叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

『練習試合でした。 結果以外に得るものがありました!!』

今日、3A チームは藤ノ森スーパースターズさんと練習試合をさせていただきました。
格上(6 年生)のチームとの試合のため、結果は大きく負けてしまいましたが、その中でも選手たちの成長をいっぱい見ることができました。
TKドラゴンズ      0 0 0 0 2    2
藤ノ森スーパースターズ   2 5 4 1 ×   12
まず、ピッチャーの安定性です。先発の森川、2 番手の鈴木の制球力はかなり向上してきました。 ピッチャーの安定化によって試合は締りますし、守備のリズムも良いサイクルとなります。
ただし、大量得点を取られている理由は、だいたいがエラー、フォアボールをだすと、そのまま 3 塁まで難なく盗塁されてしまい、得点圏でランナーを背負い得点を与えてしまう悪循環です。
では、どうすれば盗塁を阻止するのか?
ポイントはキャッチャーの強肩?だけではないのです。 半分は、ピッチャーのモーションの大きさ、ランナーへのけん制によるスタートの抑制ができているか?あとは、キャッチャーが投げやすい球(球種、コース)を投げているか?です。
そして、あとの半分はキャッチャーの素早い送球ができるか。 ランナーが走ったことを確認した時点での補球及び送球体制の作り方。投げる方向、クイック送球。 いくら強肩でもモーションが大きければその間、ランナーは走っています。 ということで、ピッチャーとキャッチャーの連携によって盗塁は阻止できるのです。
そこで、キャッチャーとして今日、本格的にプレーをしたのが福島です。 まだ、少しの練習しかしていない状態で今日は初めて試合でマスクをかぶりました。 今日は、一人も盗塁を刺すことはできませんでしたが、初めてのキャッチャーの守備としては上出来です。キャッチャーというポジションは、たぶん一番難しく、体力的にキツイポジションです。 そのポジションで今日は孤軍奮闘していました。 いっぱい失敗して、どんどん成長していってほしいですね。
あと、いつも試合に出られない選手が活躍してくれると、ほんとに嬉しいものです。 今まで内野で頑張っていた堀田が今日はセンターで先発。フライを 3 つきっちりとキャッチして大量得点阻止に繋げてくれました。
 少年野球でフライをキャッチできる選手はほんと少ないなか、いやーほんとよく取ってくれました。
それと、12-0 で負けている状態で最終回、『頑張って 1 点でいいからみんなの力で取ろう!!』と 言ったあと、山林のクリーンヒットから 2 点を取ることができました!! 体格も大きくない山林が劣勢の中、素晴らしいセンター前ヒットを打って、そのあとも繋げてくれて得点したことがほんと拍手です。
最後に、この3A チームに口酸っぱく言っている『試合に役立つ声を出せ!』が少しづつ増えてきていることが指導者として嬉しく思います。
長い野球人生の少しの時間を手伝わしていただいてるものとしては、成長を感じれる今日の試合 はとても価値のある試合でした。 と、このブログを書きながら、美味しいお酒を飲ませていただいてます。
来週は天一杯、頑張れ!!