叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

〜 Do 〜

オンライン指導も終盤に差し掛かってきました。

僕の大学では、夏休みまでオンライン授業なのですが、慣れていないこともありイマイチやりにくいです。

中学、高校野球でもオンライン指導なんてほとんど聞きません。にも関わらず、TKでは大きな問題もなく毎週オンライン指導がスムーズに行われています。練習ができていない他のチームと比べたら、かなり成長できているに違いありません。

選手の皆さんは、オンライン指導から何を得ていますか?

もちろん、選手のみなさんの練習の成果は、毎回ビデオ越しに感じることができています!
ただ、本当に成果が出てくるのは、これからだと思います。

ネットの記事で、プロ野球選手の写真付きの記事を読みましたので紹介します。

西武ライオンズの4番山川選手と、山川選手に弟子入りした選手の自主トレ中のやり取りです。
写真を載せることができれば、理解してもらえやすいのですが、著作権の問題もあり、文章で書きます。

山川選手「だめ、全然だめ。毎日(打撃のフォームの)動画チェックしてないだろ?」

選手「しているんですけど、わからないです…」

山川選手「野球やめたら?」

野球選手にとって自分自身の動画をチェックして、反復練習することは当たり前なのです!

プロ野球選手でもないTKの選手の皆さんが、毎日動画をチェックする時間は無いかもしれません。
勉強もしなくてはいけないし、もしかしたら他の習い事をしているかもしれません。

少年野球ですから、そこまでする必要はないかもしれません。でもこの先野球を続けていくつもりであれば、ぜひやってほしいと思います。

前回のブログで

「どれだけ考えて野球をしているか?」

と問いかけました。

オンライン指導によってビデオの記録が残っている今だからこそ、動画を徹底的にチェックして自分で分析してほしいのです。

では
「動画をチェックするに当たってなにを意識するのか?」

答えはいくらでもあると思います。その中で僕が大事だと思うことは、

①決めつけないこと
②修正しなくてはいけないことに気付くこと

この2点です。

「僕が」と書きましたが、実は、これ、今回の指導中に会長が言っていたことの受け売りです(笑)

今は選手ではない僕も自分の考えに執着せずに、色々な人の考えを取り入れています。

選手ではなく指導者という立場になったことから、選手の時には理解できなかったことも理解できるようになってきました。

最後の山川選手の言葉は

「わからないなら辞めてしまえ」

という感じの言葉ですが、これはプロだからです。多分、TKの選手の皆さんも大人になれば、愛情だとわかってくるはずです(笑)
TKの選手の皆さんも、今はわからないからと言って辞めないでください!

これが大事。

野球を始めたばかりの小学生の皆さんがすべて完璧にわかるはずがありません。

重要なことは、「分からないことを、わからないままにしないことです。」

わからなければ会長がわかりやすく教えてくれます!僕で良ければ僕にも聞いてくださいね!

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)
いわゆるPDCAサイクルです。難しいかもしれないので、わからない選手の皆さんは、お父さんやお母さんに聞いてください。

野球でも勉強でもなんでも、できるなら今すぐに、これを始めて欲しい。
ちなみに、僕は高校生3年生で気付きました。気付くのが遅かったので、すべてが中途半端なまま大学生になっちゃいました。今になって後悔しています(笑)

会長のブログにも書いてあった通り、早く成長し過ぎてもおごってしまい成長が止まってしまう人がいます。あせらず時間をかけてじっくり成長していけばいい。

ですか、意識を変えることに早過ぎることはないので、理想の自分像を目標に意識して行動しましょう!

意識を変えればなにか違う世界が見えてくると思いますよ。
オンライン指導は終わってしまい、全体練習が始まってしまうと会長やコーチによる個別指導は、なかなかできなくなるでしょう。

プロの選手もやっているように、たまには指導前、指導後の自分のビデオ動画の記録を見てください。

オンライン指導の期間だけで終わるのではなく、この2ヶ月で得た知識、意識、活動をこれからも続けてくれたら嬉しいです。