叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

「TKドラゴンズというチーム」

統括マネージャーの宮﨑です。

今週のメジャーブログは私が担当させていただきます。

5月22日(日)はみどりが丘で知事旗杯が行われました。

結果は竹田イーグルスさんに5-6でサヨナラ負けをし、残念ながら初戦敗退となりました。

これで竹の子リーグを除く年間の公式戦の半分が終了したことになります。

新チームが発足し、あっという間に駆け抜けた5ヶ月でした。

上手くいかなかったこともたくさんありましたが、それ以上に今後に期待のできるチームになってきていると思います。

前半の経験を活かして、後半戦も頑張って行きましょう!

 

 

さて、話は少し変わりますが、

この日、TKドラゴンズに在籍していることを喜ばしく、また誇らしく感じる出来事がありました。

試合終了後、私たちの試合の主審をされていた方から声をかけられました。

 

審判 「TKさんは良いチームですね。」

 

私  ???

「ありがとうございます。」

(いま負けたとこなのに?)

 

審判 「TKさんはクラブチームですし試合には全員出場させることになっているのですか?」

 

私  「そんなことないですよ。ただ、レギュラーでも結果が出なければ交代となりますし、控えの選手もチャンスを与えられるようになっています。今日はたまたまそういう試合展開になって全員が出場しただけです。」

 

審判 「そういえばTKさんはバントしませんよね」

 

私  「はい。選手には打つことに集中してもらうにしています。打てなければければレギュラーになれませんし、打てる努力をするように導くのが狙いです。」

 

審判 「試合中、ベンチからほとんど指示をだされませんよね」

 

私  「はい。基本的に試合中、ベンチからの細かい指示はしないようにしています。

ベンチから指示をして選手に意識させることは簡単なのですが、そうするとどうしても指示が無いと動けない選手になってしまうと考えています。試合中は選手が自分の判断でプレーしてもらうようにしています。

その為、練習では実践に基づいた判断や知識を増やすことに注力しています。」

 

審判 「そういう理由だったのですね。いつも試合の中の重要な場面でしか声かけやタイムをとらないなと思っていました。」

 

審判 「勝つことだけにこだわっているチームもたくさんある中、TKさんの考えはとても良いことだと思いますので、これからも頑張ってください。」

 

私  「ありがとうございます。」

 

時間にしてほんの2、3分の会話でしたが、TKの目指している野球がちゃんと第三者にも感じ取ってもらえていることを実感できた出来事でした。

TKの目指している
「将来に役立つ野球」
「ひとりひとりが輝く野球」
これらを選手たちが自らの力で実現できるよう、これからも全力でサポートしていきたいと思います。