叱らないから上達する!ひとり一人が輝く少年野球チーム!

「初勝利!」

コーチの藤本です。初ブログとなりますが、読んで頂ければと思います。

9月26日 (土) 小畑川グラウンドにて京都ルーキーズさんと練習試合をさせていただき、25対4で今シーズン初勝利を収めることができました。

練習試合とはいえ、春のきぬかけ杯で苦杯を嘗めていた相手さんだったので、個人的にもどこまでやれるのか楽しみに観させてもらいましたが、選手のみんながよくやってくれたと思います。

TKドラゴンズ  0  0  2  12  11   25

京都ルーキーズ  2  0  0    1    1     4

この日の先発投手は鈴木。

最近投手としてぐっと成長していました。現段階では球速もコントロールも言うことなしだと感じます。

初回、危なげなくツーアウトを取りましたが3番バッターに二塁打を許してから守備のミスも重なり2点を失いました。ただそれ以降は立ち直り2.3回は粘り強く投げてくれました。

この日は時間制限なく5イニングをやりきるという事だったので5〜6点の失点は覚悟していたのですが、十分すぎるほどまとめてくれたと思います。

ナイスピッチングでした。

打つ方は2点ビハインドの3回、それまで打ちあぐねていた投手の交代を皮切りに打線が繋がり同点に成功します。

勿論もらったチャンスも多かったのですが、ここ一番でタイムリーが出るなど、いい集中力を発揮してくれたと思います。

先発の鈴木は3回を投げ終えて球数が40球に迫っていました。

交代のタイミングではありましたが、相手の先頭打者が前打席二塁打を打たれている3番バッターからということもあり(このバッターが凄くいいバッターでした)、打者1人だけ勝負させることにしました。

結果は打ち取った当たりでしたがショートのエラーとなり、ここで2番手小倉にスイッチしました。

小倉は3年生ながらメジャーチームで練習しています。投手としてどれだけやれるのかは未知数でしたが、選手達からの信頼が厚かったこともあり、ショートリリーフを任せました。

多少バタバタはしていましたが、落ち着いて枠内に淡々と投げ込んでくれました。大差がついている展開でこのピッチングができる投手はありがたいです。失点こそしましたが、いいテンポのまま最終回の攻撃に繋げることができました。

 

締めは森川に任せました。

身体能力が高くいいボールを投げる選手です。回の途中からの登板でしたが、危なげなく締め括ってくれました。

これまで投手としての練習はあまりしてきませんでしたが大きな可能性を感じました。牟田監督にしっかり報告しておきますね。(笑)

 

守備面では急遽捕手に回った千間がよく頑張ってくれました。

本来は遊撃手。この日は登板もする予定でしたが、欠席選手の影響でフルイニングマスクを被ってもらいました。

2Aチームのキャプテンも務めており大変な中だったとは思いますがよくやってくれました。しっかり声も出ています。この日はホームランも打つなど打撃面でも引っ張ってくれました。

これからの課題としてはやはり走塁への意識になってきます。正直、走塁に関しては経験も必要ですし、「野球勘」も必要になってきます。

現時点ではそこまで追求する必要はないのかもしれませんが、試合をするにおいて、また上のレベルでプレーするにおいて、最低限野球を知るということは必須です。

考えて野球ができるようになれば楽しみ方が何十倍、何百倍にもなってくるので、選手のみんなは野球の勉強もしておいてくださいね。(笑)

これからの練習でも走塁指導については織り交ぜていこうと思います。

この日はベンチ入りのメンバー全員が出場することができました。ですが、これからもっと僅差の試合になってくると全員出してあげることも難しくなるかもしれません。

その時に「出たい!」ではなく、黙っててもポジションを任せられる選手になれるように日々の練習から意識を高く持っていてくださいね。しっかりレギュラーを争ってください。

これからが楽しみになる一日でした。

最後になりますが審判・スコア・試合準備等運営にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。