10月27日(日)横大路グラウンドにおいて竹の子リーグ公式戦が行われ、TKドラゴンズが陵ヶ岡・山科連合に7-2で勝った。リーグ戦8勝3敗で全日程を終えリーグ2位が確定した。

竹の子リーグは1年間を通して12チームが総当たりで順位を競う。前節まで7勝3敗の勝ち点21で3位につけていたTKドラゴンズは最終戦で勝ち、勝ち点を24まで伸ばし、すでに全試合を消化している西山少年野球クラブさんの勝ち点24に並び同率2位が確定した。8勝1敗1分で勝ち点25の藤ノ森スーパースターズさんが最終戦を待たず優勝を決めた。TKドラゴンズは前半戦で3勝3敗と出遅れたが、後半戦を5連勝し2位に食い込んだ。

 

竹の子リーグ公式戦

陵ヶ岡・山科連合 1 0 0 0 0 0 1  2

TKドラゴンズ  1 2 0 3 0 1 X  7x

(勝 井出 8勝4敗)

 

1-1の同点で迎えた2回裏、5番樋口が四球で出塁する。初回、同点タイムリーを放った井出の2盗を相手バッテリーに刺されているので、お世辞にも足が速いとは言えない樋口には盗塁のサインは出さず、下位打線のロングヒットを待つことにした。

いきなり6番吉村がズバーッと左中間を破った!勝ち越し2ベースだ!

 

 

吉村の勝負強さは何度も見てきているが、欲しい時にロングヒットを出してくれる。何番を打たせても頼りになる。

先日から、重心を左足に乗せるために右足を少し上げてタイミングを取るよう指導したのだが、この打席ではうまくバットに体重が乗った。まだもう少しフォームの改善が必要だが、バッティングの調子が良いうちはこのままでも構わない。打てているうちは指導しても耳には入らないしね。調子が落ちてくるタイミングで打撃フォーム改造に取り組むつもりだ。

 

3-1と2点リードで3回裏の攻撃。ここで中押しできれば勝ち切れる。

先頭5番樋口が3塁線を破る今シーズン38本目のヒットで出塁した。

 

 

その後1アウト2塁3塁のチャンスで、打席にはこの日久々のスタメン出場を勝ち取った8番内藤。

内藤は初回の守備で深めのレフトフライを難なく捕球し、守備での不安は消えていた。あとはチャンスでガツンと打ってくれればレギュラーをほぼ手中にできる状況。

内藤の第一打席は相手エラーで出塁したが、セカンドフライでアウトカウントを間違え走ってしまいダブルプレーを食らう凡ミスを犯していた。ベンチに帰るともちろん叱られへこんでいた。弱気の虫が顔を出しそうな気配。好プレーとミスが交差する。それでもこの日は内藤フル出場と決めていた。最近の結果と内容を見て当然の起用だった。

 

内藤、ボール二つを見送り0ストライク2ボールからの3球目。

インコースを振り切った!打球はレフト線!大きいが、きわどい・・・フェア!抜けた~!

2点タイムリー3ベースヒット!

 

 

この2点は大きかった。期待に応えよく打ってくれた。

 

この試合、1番から4番のヒットは井出の1本だけ。5番から9番で5本のヒットを連ね得点を重ねた。

上位打線が苦しめば下位打線が打つ。本当に今年のチームは強いと感じる。

 

先発井出はやや苦しんだが、要所を締めて4回1失点で勝利投手。今期8勝目で最多勝争いの単独トップに立った。(2位瀬古7勝、3位大島4勝)

 

5回から2回2/3をリリーフした大島は1失点。安定感のあるピッチングで防御率を3.62とし最高防御率争いのトップに立っている。(2位瀬古4.09、3位井出4.23)

 

 

7回2アウトから3番手で瀬古をマウンドに送った。内野手がマウンドに集まり怪訝そうな顔で私を見つめるので「リハビリ登板です」と言ったら納得して笑っていた。

四球を出したら即交代という条件付きの登板だったが、フォームを修正して臨んだ瀬古はストライクを先行させてサードゴロに打ち取り試合終了。

瀬古はなんとかきぬかけ杯には間に合いそうだ。

 

前日に行った内野のピックオフプレーの練習が功を奏した場面があったので、触れておく。

この試合の1回表、2連打で0アウト13塁といきなりピンチとなった。

1塁ランナーが盗塁を仕掛けてくる。キャッチャー吉村は迷わずセカンドへ送球。それを見た3塁ランナーがスタートした。ショートの樋口がセカンドベース手前で送球をカットし、本塁に送球。タッチアウト。

相手の出鼻をくじくワンプレーだった。

 

このプレー、本当ならセカンドの立石がカットする予定だったのだが、ショート樋口が3塁ランナーを背にして3塁ランナーが見えない状況であってもカットしにいった理由があった。

1塁ランナーがスタートし、吉村がセカンドへ送球したと同時に相手ベンチスタッフから「ゴー!」という大きな声が3塁ランナーに飛んでいる。これにショート樋口が反応しカットに入ったのだ。本来ならセカンド立石が3塁ランナーを見ながらカットしてバックホーム、あるいはスルーして盗塁を刺しにいくという選択をする「相手が不用意に仕掛けてきたら刺すぞ」というプレーなのだ。

「3塁ランナー走ってこいや」と思ってプレーしている野手にとって「ゴー!」の声は楽しすぎる。

プレー中にベンチから出してしまう指示はこういうところにも影響を及ぼす。