2月1日(土)御所グラウンドにおいて練習を行いました。
プロ野球もこの日からキャンプインということで、いよいよ野球シーズンも近づいてきたなと感じる時期ですよね。

この日の練習は、各選手の能力測定から始まりました。
測定値は学年によっての目安があります。目安と言っても私の指導経験で導き出した数字なので、科学的立証はしていませんのでご了承ください。
TKドラゴンズでは、様々なデータを基にポジションや打順、各選手への指導方針などを決定します。ただ、シーズン途中でも記録を測定しますので、この日の計測で全てが決まるわけではありません。この日、満足のいく記録が出なかった選手も、日々の努力で記録は伸びますし、それを見て指導方針も変えていきます。

まずは遠投。
新6年生、つまり5年生の後半で50m以上が内野手としての合格ライン。55m以上が投手の合格ラインだと考えています。
6年生の後半には、この目安は10m伸びます。
実はこの日の計測でとんでもない記録が出ました。新6年生、吉村です。1本目68.5m、2本目68m。
私、今まで15年間TKで指導をしてきましたが、68.5mの遠投は見たことありません。正確に言うと彼はまだ5年生です。6年生の最終目標をも超えてしまっています。1年後には78mぐらい投げる可能性が出てきました。プロ野球選手でも遠投100m以上で強肩選手なんですよ。6年生後半でもし78m投げることができれば、プロの強肩選手まであと22m・・・
選手間でも感嘆の声が上がっていましたが、そりゃ驚きますよ。私も驚きましたもん。
吉村については今シーズンから投手としても育てていく方針で指導していますが、これはどえらい選手になりそうですなぁ。

他の選手では、今シーズン早くも1勝を挙げている青山空が57m。5年生後半でこの遠投なら投手としても高いレベルです。
立石が51mで3人目の投手としての役割は果たしてくれそうです。
この日入団してくれた新6年生の宮田が59m。これはハイレベルです。早速ピッチング指導に取り掛かりました。

新5年生、つまり4年生後半の目安は、40m以上が内野手の合格ライン。45m以上が投手の合格ラインです。
新5年生では森が53m。安念が52m。桝添が48m。と3名が投手合格ラインを越えてきました。
桝添とあと42mを記録した本地については、そのあとピッチング指導に取り掛かりました。

遠投を見る限り、今シーズン、来シーズンともに投手陣は豊富であると言えます。良い感じですねぇ。

次にベースランニング。
これは守備、走塁に大きな影響を与える能力です。
これも目安はあります。
新6年生でベース1周16秒台、新5年生で17秒台。学年の後半ではこの目安は1秒少なくなります。
新6年生で目安を超えてきたのは立石の16秒22だけ(笑)次に吉村の17秒02。ちなみに昨年度の最速ランナー瀬古は最終的に14秒台でベース1周していましたが、この時期の計測では16秒09でした。それを考えると、立石の記録は上出来だと言えます。

新5年生は全体に速いです。
森の16秒50はレベルの高いタイムです。全チームでも2位のタイムです。レギュラーチームでスタメンを張っているだけのことはありますね。
その他、安念が17秒14、市橋が17秒76、小松が17秒93と合格ラインを超えています。
今シーズンよりも来シーズンの方が足を使った攻撃ができそうだな・・・ということがぼんやりではありますが見えてきます。

最後はセーフティーバント処理能力。
ホームベースから10mのところに置いたボールをサードベースの真横からダッシュで捕りに行って送球し、ファーストが捕球するまでのタイムを計測します。
計測の前に、ボールへの入り方とスローイングは指導し、それを実践してもらいました。
これは内野手としての適性を見ます。足、フィールディング、肩という総合力が見えてきます。
6年生で平均的な左打者がバント又はスイングしてから1塁ベースへ到達するタイムを約5秒0と仮定しています。4秒台で処理すれば、ほとんどのセーフティバントやボテボテの内野ゴロはアウトにできる計算です。
4秒台を出したのは、吉村4秒72。立石4秒86。このへんはさすが。
新入団選手の二人、宮田5秒08、上川5秒15も良いです。
新5年生では安念4秒80、これはすごい。森の5秒21、小松の5秒35、桝添の5秒37も良いです。
他の選手も全体的には良いタイムを出していたと思います。今シーズンも来シーズンも守備力は悪くないということが見えてきます。

レギュラーチーム、Bチームともに、今春あたりまでの目安として、この計測結果を選手起用や選手育成のひとつの材料として活用していくことになります。

その後、レギュラーバッティング、ピッチング指導、ゲームノック、全体ノックで練習終了。
日曜日はBチームの練習試合なので、新5年生投手陣も指導しました。一瞬で良くなりますが、子どもたちはすぐに忘れてくれます(笑)1回の指導では身に付かないので、今後も指導を重ねて行けば試合を作れる投手陣は出来上がりそうです。

余談ですが、練習終了後にBチーム千葉監督から「ピッチング理論を教えてほしい」という申し出がありましたので、この日の午後から喫茶店に場所を移し、約1時間半ピッチング理論をレクチャーしました。右投手と左投手の理論の違いもレクチャーしています。
チーム外秘の理論なので、チーム内指導以外は他言禁止なのですが、千葉監督が将来指導者として野球チームを指導する場合は活用を許可しています(笑)
ちなみに、彼、早くも今年の卒団式を見据えてか、舞台での演技についても聞いてきました・・・おいおい(笑)いろんなスイッチが入っちゃってるようです(笑)TKってなんのチームやねん・・・
一応、手と顔の動きに関する私見は言っておきました・・・って教えるんか~い(笑)
野球にしても演技にしても、興味を持って自ら進んで研究し、楽しく取り組むのが一番です!